数字に強い社長になるポッドキャスト

第629回 Excelの表はシンプルがベスト


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この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、小野眸さんをお訪ねし、小野さんのご著書、「その作業、もっと効率よくできます!Excel時短仕事術」の内容についてお伺いしていきます。
今回は、見やすい表の作り方についてお伺いします。
小野さんによれば、Excelの表は、なるべくシンプルなものにすることが望ましいということです。
よく、罫線の太さを変えたり、セルに色を付けたり、文字を白抜きにしたりする方がいますが、そのような加工は避けて、最低限の罫線を使うことが望ましいそうです。
その理由は、複雑な表は、他の方がそれを加工する必要がある場合、作業負担が増えてしまうからだそうです。
つぎに、Excelの表の短所に、ファイルが属人化しやすいという面があるそうです。
というのは、表の中の関数や計算式などが複雑であると、どのように作ったのかということが、作った人しかわからなくなってしまうからだそうです。
このようなことを防ぐためには、数式の概要、作成手順、修正方法などを、別のシートにメモとして残しておくとよいそうです。
また、表は、単に数字が入っているだけなので、それを視覚的に理解できるようにするために、グラフを活用するとよいということです。
加えて、表の中にいろいろな項目を盛り込み過ぎると、見る側は頭に入りにくくなるので、表示する項目を絞る工夫も必要ということです。
さらに、文字の大きさやフォントを統一することも、見やすさにつながるそうです。
そのフォントについては、かつては、MSゴシックが標準でしたが、現在は游ゴシックが標準なので、細心のものを使うと、見る人によい印象を持ってもらえるようになるそうです。
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数字に強い社長になるポッドキャストBy 数字に強い社長になるポッドキャスト作成委員会