数字に強い社長になるポッドキャスト

第659回 どん底からの復活を目指して


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この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、山梨県の土着スーパーの元社長の小林久さんをゲストにお招きし、小林さんのご著書、「続・こうして店は潰れた」の内容にもとづき、小林さんのスーパーマーケット経営者としてのご経験をお伺いして行きます。
今回は、やまとが破産したあと、小林さんはどうなったのかということについてお伺いします。
小林さんによれば、かつて、「やまとは韮崎市のライフライン」と言われていたにもかかわらず、やまとが破産したあとは、ライフラインの水道が韮崎市によって止められてしまったそうです。
やまとの融資の連帯保証人であった小林さんの財産である家も売却され、弁済にあてられたそうです。
リース車も、リース会社に返さなければならなくなったそうです。
そして、小林さんは、周囲から犯罪者のように見られることもあり、精神的に追い込まれていき、破産後に自ら命を絶った人の気持ちも理解できるくらいになったそうです。
そして、小林さん自身は、正直に仕事に取組んできた結果、破産してしまったことにやり切れない気持ちにもなったそうです。
しかし、このままでは、会社を倒産させて終わってしまっただけのことになってしまうし、小林さん自身も、倒産後に小林さんを支援してくれた人たちも、甲斐がないと感じることになるので、まだどのようなことをするかは決まっていないそうですが、再び、ビジネスを起こしたいと考えているそうです。
最後に、小林さんから、どん底の状況に陥ったときでも、状況を回復するために、何らかの活動をすることが大切だということをお伝えしたいそうです。
そして、恥ずかしいことと感じることがあるかもしれなけれど、助けが必要なときは助けを求めるし、いまは、それが許される時代だということです。
そして、精一杯がんばったという姿勢こそ大切だということだそうです。
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数字に強い社長になるポッドキャストBy 数字に強い社長になるポッドキャスト作成委員会