数字に強い社長になるポッドキャスト

第669回 フリーランスと副業の違い


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この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、税理士の脇田弥耀先生をゲストにお招きし、脇田先生の新刊、「何も知らなくても大丈夫!フリーランスの税金と経費と確定申告」に基づき、確定申告に関するノウハウをお伺いします。
今回は、フリーランスと副業の違いについてお伺いします。
脇田先生によれば、フリーランスも、副業(会社に勤務しながら事業を営んでいる方)も、確定申告をしなければならないという点では共通しているそうです。
ただし、フリーランスは、社会保険は自ら納めなければならないのに対し、副業の方は、社会保険の納付は勤務先の会社が、保険料の半分を負担して支払ってくれるという違いがあります。
その一方で、事業を行っている方は、会社だけで働いている人と比較して、経費として認められる支出の対象が広いということです。
例えば、フリーランスが交流会に参加したときの食事代は、事業のために行われた支出なので、経費として認められるそうです。
また、事業活動のために購入した衣類は、経費として認められるそうです。
ただし、あまり事業と関係がない飲食代などは経費にはならないので、家族などとの飲食代を経費にし含めないように注意して欲しいということです。
逆に、フリーランスが会社員と比較してデメリットと言えることとして、所得税や社会保険料の納付を自ら行わなければならないこと、病気などで働けなくなったときに、他のひとに代わってもらえず、また、仕事をしていない間の所得がなくなること、将来受け取る年金も、国民年金だけではあまり十分とは言えないこと、退職金も自ら準備しておく必要があることなどが挙げられるそうです。
しかし、フリーランスとして働くことは、金銭的な面だけで判断することは妥当でななく、やりがいを持って働く機会を得ることになるので、広い視点で判断するとよいということです。
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数字に強い社長になるポッドキャストBy 数字に強い社長になるポッドキャスト作成委員会