この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生をゲストにお招きし、神谷先生の新刊、「図解でわかるスマート工場のつくり方」に基づき、中小企業の情報化武装についてお伺いしていきます。
今回は、デジタルツインについてお伺いします。
神谷先生によれば、製造業では人材不足を感じている会社が多いそうです。
その原因は、データのシームレスな連携を実現するためのリテラシーを持った人材がいないと感じていることによるそうです。
また、それは、製造業の情報化武装での課題にもなっているということだそうです。
特に、外部DXと内部DXの連携がポイントになっているそうです。
そして、それを実現させるためには、人材と同時に、デジタルツインの活用が欠かせないそうです。
デジタルツインとは、「リアルな現場を、パソコンのなかのバーチャルな空間に再現させたもの」だそうです。
このデジタルツインがあれば、例えば、顧客から引き合いを受けた時に、現場に電話をして問い合わせたり、会議にかけたりすることなく、シミュレーションによって納期を回答することができるようになるそうです。
このように、デジタルツインは、外部DXと内部DXを連携させるためのツールとして重要であり、その構築とそれを活用できる人材を育成することが、スマート工場の機能を発揮し、競争力を高めていく鍵になるということです。