この番組は、数字がちょっと苦手な中小企業経営者の方が、数字に強くなって業績をばりばりあげてもらうための応援番組です。
今回も、中小企業診断士の神谷俊彦先生をお伺いし、神谷先生の新刊、「図解でわかるスマート工場のつくり方」に基づき、中小企業の情報化武装についてお伺いしていきます。
今回は、むちゃぶりに応えられる工場になる方法についてお伺いします。
神谷先生によれば、かつての大量生産に対応した生産体制のままで事業を営んできてた日本の工場は、海外の工場に顧客を奪われており、いまは、少量多品種の生産体制を整えていないと、生き延びることができなくなっているそうです。
さらに、品質が高く、迅速に納品できることが求められているそうです。
そこで、これからの日本の工場は、情報化武装をすることによって、むちゃぶりに応えられるスマート工場を目指さなければならないと、神谷先生は考えているそうです。
とはいえ、最近の情報技術によって、かつては、数人がかりで行ってきたことがひとりでできるようになったり、大企業でなければ導入できなかった仕組みも、中小企業でも導入できるようになったりしてきたことから、中小企業であっても、人材不足の問題を解消しながら、大企業と競争できるようになってきているそうです。