沙風は激怒した。必ず、かの邪智暴虐の息子をとっ捕まえると決意した。沙風には中学の勉強がわからぬ。沙風は、中学暗黒時代経験者である。塾をサボり、御影とゲーセンで遊んで暮して来た。けれども今日の収録に対しては、人一倍楽しみにしていた。きょう未明沙風は収録をすっぽかし、野を越え山越え、十里はなれた此の大宮の市にやって来た。沙風には金も、甲斐性も無い。アドリブ力も無い。みずいと塩水頼みだ。AMφは、新居に塩水を、近々、サークル会報誌・CUBE閲覧会として迎える事になっていた。年末も間近かなのである。(訳:御影・AMφをゲストに迎えての収録を楽しみにしてた夜に沙風の息子が行方不明。みずいと塩水に収録を丸投げして大宮まで探しに行くのであった!(なお見つかりました))