圧倒的なスケールで見る者を魅了する、森靖さんの彫刻群。その存在感に対して、加々見さんの彫刻群が差し出してくる魅力もまた、静かでありながら計り知れない。彫刻という前提すらない場所で、自然とがっぷり四つで向き合い、材との対話を重ねながら、ただ本当に自分が好きなものをかたちにしていく。一人の人間の中で通底する、彫刻観と登山観にまつわるストーリー。

01:19 高橋龍太郎コレクション@東京都現代美術館

03:22 森靖さんの彫刻群に、加々見さんが感じたこと

04:34 加々見彫刻のすごみ

07:16 「彫刻の前提がない場所で作る」

10:01 初ハモり

11:06 材との対話、材との戦い

14:07 加々見さんの登山観

17:03 グレードを追い求める楽しさ

18:44 純粋に作家活動を続けるという生き方

加々見太地 雲ノ平山荘 AIR

https://kumonodaira.com/artist/2020-air/gallery/kagami/