神的な視点という意味で、ゲームなんかだとよく見かけますね。街を作ってみたり、台風を呼び込んでみたり、はたまたハルマゲドンを起こしてみたり。まぁやりたい放題です。そういえば進化していくゲームもありましたね。魚の主人公がドンドン進化していって鳥や人間になっていくやつが。繁殖もせず一個体で進化していくもんだから、どんな究極生物だよと思った記憶があります。進化そのものについては人の視点からは分かり辛いものです。適応できる者(=強い者ではない所がポイントですね)が繁殖し、そうでない多数の者が淘汰されていく。気の遠くなるような生存競争は、完全なる究極生物という幻のゴールを目指す終わりなきレースです。優しさなど微塵も感じられません。この人智の超え方は、インテリジェント・デザイン(この世界は誰かが意図をもってデザインしたものである)的な発想もうなずける程、おおよそ奇跡の様な確率と配分で成り立っています。どんなフィクションよりもご都合主義な所は、なかなか笑わせてくれますよね。