02.23.2021 - By 愚禿釋 真之
お陰様で、浄土三部経を二周拝読し終えることができました。
さて三周目に入る前に、ここで「おしゃかさまの一生」を拝読してみたいと思います。
ブッダのおたより、その原点であるお釈迦さま(釈尊)。
すなわち、仏さまってそもそもどんな方なのか?
今回は私の恩師のお一人、故 増井悟朗先生の『こどもの聖典』から、「おしゃかさまの一生」を味読してみようと思います。
コーヒーブレイクも兼ねて、耳を傾けて頂けましたら幸いです。
【1 誕生】おしゃかさまは、北インドのヒマラヤ山のふもとにある、カピラ城の王子さまとして、お生まれになりました。だいたい、二千五百年まえの四月八日のことでした。わたしたちは、その日をおいわいして、「花まつり」をしますね。
お父さまは、スッドダーナ王、お母さまはマーヤー夫人といいました。お生まれになった所は、ルンビニー園という、とても美しい花園です。それは、マーヤー夫人が、自分の生まれた、コーリー国へカエルとちゅうのことでした。スッドダーナ王は、とてもよろこび、王子に、シッダッタ太子という名まえをつけました。
【2 仙人のうらない】太子が生まれると、王さまのところに、アシタ仙人がきて、太子の一生をうらないました。そして「太子は、世界を治める王さまになるか、お坊さまになれば、世界をすくう仏さまになるお方です」と、もうしました。
【3 母の死】でも、お母さまのマーヤー夫人は、太子が生まれてから七日目に死んでしまいました。そのため、シッダッタ太子は、叔母さまに育てられることになりました。
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