ブッダのおたより 〜お経に親しむ毎朝の10分間〜

21,02,27おしゃかさまの一生04【13-17】 from Radiotalk

02.26.2021 - By 愚禿釋 真之Play

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【13 六年の苦行】そこで太子は、もう先生につくのをやめて、自分で、悟りをひらくことにしました。セーナ村の、しずかな林にはいった太子は、自分の体を苦しめる修行をはじめたのです。そのころの仙人や、学者は、「人間の苦しみは、体があるからだ。この体を苦しめると、心は自由になり、幸福になれる」と、教えていたからです。トゲやイバラのうえにすわったり、断食したり、水や火にとびこんだりして、あらゆる苦行を、六年間もつづけました。

【14 苦行をすてる】そのために、太子の体は、ほねと皮にやせおとろえました。そして、「いくら体を苦しめても、心の問題は、解決できないのだ」と、はっきりわかってきました。そこで、近くのネーランジャラー河で体をあらい、村の少女、スジャータ―のささげた牛乳をのみました。そして、菩提樹の下の、すずしいところにすわったのです。いっしょに苦行をしていた五人の家来は、太子がもう修行をやめてしまったと思って、太子をみすてて、行ってしまいました。

【15 悪魔をやぶる】太子は、しずかに考えつづけました。しだいに、心の目がひらけてきました。すると、その悟りのじゃまをしようとする悪魔が、つぎつぎと、せめてきたのです。食べものをもってきたり、「ねむらないと死ぬぞ」と、おどしたり、「お后やラーフラにあいたいだろう」と、いったり、いろいろとじゃまをしました。それでも、太子の心がみだれないので、とうとう魔王は、悪魔の大軍をひきいて、せめてきました。大暴風をおこして、石の雨をふらしたりしました。その悪魔というのは、いろいろの悪い心のことです。

【16 仏になる】

【17 梵天のねがい】

⚠️字数制限の関係で、申し訳ないのですが16と17は入りませんでした。

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