ブッダのおたより 〜お経に親しむ毎朝の10分間〜

21,03,02おしゃかさまの一生06【20-23】 from Radiotalk

03.01.2021 - By 愚禿釋 真之Play

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【20 安居のはじまり】おしゃかさまは、お悟りをひらかれた次の年、(成道第一年)の雨の季節(だいたい四月十六日から七月十五日まで)を、サルナートでおすごしになりました。雨の季節は、外へ出ると、虫や草木を、ふみ殺すからです。これが安居のはじまりです。

【21 三カッサパ】成道第二年に、おしゃかさまが、マガダ国に来られたとき、有名な修行者だった、三人の兄弟が、千人の弟子をつれて、おしゃかさまの弟子になりました。かれらは、火の神につかえる人々でした。

【22 はじめてのお寺】おしゃかさまが、おおぜいのお弟子をつれて、王舎城(マガダ国)におはいりになると、国民は、おしゃかさまの教えをよく聞きました。ビンビサーラ王も、竹林精舎をたてて、寄付したので、成道第二、三年は、ここでご説法されました。有名なサーリプッタ(舎利弗)、モッガラーナ(目蓮)、マハーカッサパ(大迦葉)などは、このあいだにお弟子になり、仏教はどんどんと、ひろまるのでした。

【23 四十五年のご説法】それからは、おしゃかさまはビシャリ国や王舎城、そして霊鷲山(ぎしゃくっ山ともいう)などで教えを説きました。また、ふるさとのカピラ城では、父王をはじめ、おばさまや、弟のナンダ、子どものラーフラ、いとこのアーナンダなど、一族の人々をすくわれました。またあるときは、スッダッタ長者の寄付した、祇園精舎でも、教えをひろめられました。こうして、中インドの各地に、教えをひろめたおしゃかさまは、そのお徳をねたんで、おしゃかさまを、きずつけようとした、ダイバダッタのような人でさえ、すこしも、にくんだりしないで、人々をまよいの苦しみからすくうために、努力されました。お弟子たちも、あちらこちらで、死にものぐるいになって、教えをつたえたので、仏教は、どんどん、ひろまっていきました。

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