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東京都浅草生まれで東京大学文科一類に入り、同期の多くが法学部に進学する中では珍しい「農学部への進学」を決めた保田優太さんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。
保田優太(やすだゆうた)/2001年東京都浅草生まれ。東京大学分科一類。来春から東京大学農学部 環境資源科学課程 国際開発農学専修 へ進学予定。
伝統産業を営む家庭に生まれたことから、諸行事や神棚などを筆頭に、日本の伝統的な文化や価値観に多く触れる幼年期を過ごす。小学校で成績が良かったこともあり、中学校や高校では周囲に劣等感を抱く機会が多くなり次第に毎日が辛くなる。そのような中で「生涯の恩師」たる高校2年生の担任との対話を通じて、受験に向けて一念発起。
無事、東京大学文科一類に入学し法学や政治学の勉強に勤しんでいたが、2020年6月の高橋博之との出会いを通じ農業に関心を深める。
その縁を契機に、所属する学生団体にて農業政策を勉強し、その複雑さと難しさを知った。そして、より「実感」を深めるためには「現場」を知ることが不可欠だと考え、農家や農水省官僚をはじめとする社会人に話を聞きに行き、自らも農業を行うようになる。
こうした経緯の中、農業への思いが募ったことから、同期の多くが法学部に進学する中では珍しい「農学部への進学」を決めた。
なお、この際に所属する学科を選ぶ決定打になったのは、学科紹介に書かれた「自然への畏敬」というワンフレーズだった。神道の「神は自然に宿る」という価値観の下で暮らしてきた自らのスタンスとの一致を見出し、心理的な距離の近さを感じたという。
農業は「食糧安全保障」「文化」「環境」など、重なりつつトレードオフにもなり得る多くの側面があり、これらを俯瞰した上で政策や開発支援を行うことができる人材が必要だと考えている。自分自身もそのような人材になれるように大学での講義だけでなく学外での出会いや現場の声を聞くことを通じて鋭意勉強をしていく。
ーーー
ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。
「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。
「高橋博之の歩くラジオ」はポケマル公式Facebookページ、YouTubeチャンネルでも日々配信中です!
東京都浅草生まれで東京大学文科一類に入り、同期の多くが法学部に進学する中では珍しい「農学部への進学」を決めた保田優太さんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。
保田優太(やすだゆうた)/2001年東京都浅草生まれ。東京大学分科一類。来春から東京大学農学部 環境資源科学課程 国際開発農学専修 へ進学予定。
伝統産業を営む家庭に生まれたことから、諸行事や神棚などを筆頭に、日本の伝統的な文化や価値観に多く触れる幼年期を過ごす。小学校で成績が良かったこともあり、中学校や高校では周囲に劣等感を抱く機会が多くなり次第に毎日が辛くなる。そのような中で「生涯の恩師」たる高校2年生の担任との対話を通じて、受験に向けて一念発起。
無事、東京大学文科一類に入学し法学や政治学の勉強に勤しんでいたが、2020年6月の高橋博之との出会いを通じ農業に関心を深める。
その縁を契機に、所属する学生団体にて農業政策を勉強し、その複雑さと難しさを知った。そして、より「実感」を深めるためには「現場」を知ることが不可欠だと考え、農家や農水省官僚をはじめとする社会人に話を聞きに行き、自らも農業を行うようになる。
こうした経緯の中、農業への思いが募ったことから、同期の多くが法学部に進学する中では珍しい「農学部への進学」を決めた。
なお、この際に所属する学科を選ぶ決定打になったのは、学科紹介に書かれた「自然への畏敬」というワンフレーズだった。神道の「神は自然に宿る」という価値観の下で暮らしてきた自らのスタンスとの一致を見出し、心理的な距離の近さを感じたという。
農業は「食糧安全保障」「文化」「環境」など、重なりつつトレードオフにもなり得る多くの側面があり、これらを俯瞰した上で政策や開発支援を行うことができる人材が必要だと考えている。自分自身もそのような人材になれるように大学での講義だけでなく学外での出会いや現場の声を聞くことを通じて鋭意勉強をしていく。
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ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。
「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。
「高橋博之の歩くラジオ」はポケマル公式Facebookページ、YouTubeチャンネルでも日々配信中です!
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