ポケットマルシェ(ポケマル)

高橋博之の歩くラジオ#228|ゲスト:大野和彦(大傳丸6代目漁労長/千葉県船橋市)


Listen Later

「一攫千金、一網打尽」から「魚の価値を引き出し伝える漁師へ」を掲げる巻網船団大傳丸6代目漁労長の大野和彦さんをゲストにお招きし、歩きながら1時間、対談する。

大野和彦(おおの かずひこ)/1959年8月12日生(62歳)。千葉県船橋市出身。海光物産代表取締役社長、株式会社大傳丸代表取締役総裁兼まき網船団大傳丸漁労長。座右の銘は、「狭き門より入れ」。

1982年 明治大学商学部卒業と同時に、商社マンへの夢を捨て父の経営する(株)大傳丸に入社。1989年 同業の中仙丸さんと自らの獲った魚を流通する鮮魚出荷会社、海光物産(株)を設立。4年後、両社の代表取締役に就任。

2014年 スズキの活〆神経抜きを『瞬〆』と命名し、『江戸前船橋瞬〆すずき』として「千葉県ブランド水産物」や「全国プライドフィッシュ夏の魚(JF全漁連)」の認定を受けブランド化を推進。

2016年 日本初となるFIP(Fishery Improvement Project=漁業改善計画)への取り組みを発表し、「魚が本来持っている価値を最大限に引き出すこと」で責任ある持続可能な漁業を実践し、日本の水産業と魚食文化を次世代に繋ぐ活動に尽力する。

2017年 これまでの取り組みと、自身の半生を綴った『漁魂』~2020年東京五輪、「江戸前」が「EDOMAE」に変わる!と題した著書を上梓する。

2018 年 MEL(マリンエコラベル)ジャパンVer.1を取得し、2020年東京五輪における水産物の調達コードをクリアし、江戸前海産物の提供を可能なものとした。

2020年 TSSS(東京サステナブルシーフード・シンポジウム)にて、2年連続となるジャパン・サステナブルシーフード・アワード、コラボレーション部門のチャンピオンアワードを受賞。

2021年 規模は大幅に縮小したものの、かねてより目標に掲げていた「TOKYO2020」オフィシャルダイニングに、『江戸前船橋瞬〆すずき』の納入を実現した。『100年漁業継続プロジェクト』を旗揚げし、MELジャパンVer.2 認証を取得。5年目を迎えたFIPを2023年まで延長することを決定し、MSC漁業認証取得に向けてさらに取り組みを加速させている。

ーーー

ポケットマルシェ代表の高橋博之が、社会を“生きる“ゲストと対談する「高橋博之の歩くラジオ」。ゲストのみなさんは、農家・漁師、起業家、研究者、行政官、メディア、NPO、学生……と様々な立場から、自分たちの生活する場、自分たちの生きる社会をよりよくしていこうと、熱い想いや強い志をもって働きかけている方々です。

「高橋博之の歩くラジオ」では、あらゆる角度から社会についての議論が交わされ、心に響く言葉が生まれています。自分の“生きる“日々を振り返って、ちょっと立ち止まって考えたり、背中を押してもらったり。このラジオが、そんなきっかけになることを願っています。

※こちらのエピソードは、過去にポケットマルシェ公式Youtube/Facebookにてライブ配信されたものです。

「高橋博之の歩くラジオ」の最新収録エピソードは、Voicyにて絶賛配信中!

https://voicy.jp/channel/3070

...more
View all episodesView all episodes
Download on the App Store

ポケットマルシェ(ポケマル)By ポケットマルシェ(ポケマル)


More shows like ポケットマルシェ(ポケマル)

View all
歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO) by COTEN inc.

歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

226 Listeners