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本の面白さ自身もマジックなところがあります。
奇妙な寒村を開墾しながら孤独に生きる一族。その宿命を描いた、目も眩む百年の物語。
ミクロとマクロを往来する、「物語」にしか成し得ない奇跡。――西加奈子(作家)
新潮文庫から出た文庫版。文庫で1,000円を超えるので少しためらいましたが、購入。齋藤孝さんのいうとおり、毎日10ページ読みました。じゃないと、長すぎて読まなくなっちゃうよね。一月以上かかりましたが、なんとか読了。
実は10年以上前に一回読んでるんですよね。ただ、当時はあまり分からなかった。果たして今回は。
p41
死人がタンポンをしめす水を求めて彷徨う、などの不思議な描写が沢山。ナンセンスなのか?
p56
本書に度々でてくる巨根マジック。上品なモノを持つあたくしとしては何だかなぁと思う。
p58
巨根半端ない描写。思わず笑っちゃうけど、卑近な例を出してお茶を濁された感じもする。笑っちゃうけどね。
p145
これもそう。そこにばかりマーカーをひくあたくしも品がないけれども。
p189
この辺の表現を、どう解釈して良いのかが全くわからん。これ、面白い箇所なのか?ただただ意味不明なんだが。
p234
山崎まさよしはこれを歌にしたのか?的な。
ちなみにこれの主語であるアウレリャノ・ホセはアマランタの甥。近親相姦の家系なんだね。ガルシアはこれが言いたかったために、この600ページを超える長編を書いたのかしら。
p258
ここの部分を抜いて「これが一族の孤独の例だ」という書評を読みました。確かに、大佐は病的なところがありましたね。
p357
ちょっとおもしろいんだよな、この小町娘のレメディオス。男心を無意識にただ狂わす女。最後はシーツといっしょに空へ飛んでいく。なんのこっちゃ。
p383
人間の評価は見方一つでだいぶ変わる、つーことは実際にもよくある話で。それぞれがそれぞれの正義で生きている。
p616
ちょっとした回顧録というかまとめになっている文章。そうそう、そうだったね、という気持ちで読める。
しかし、変な物語でしたね。これを純粋に楽しめるというのは、相当に読書慣れしていて、かつ特殊な想像力がある方だと思いました。普段はまったく使わない、だから鍛えられていない、そんな読書筋肉を必要とする本でした。
本の面白さ自身もマジックなところがあります。
奇妙な寒村を開墾しながら孤独に生きる一族。その宿命を描いた、目も眩む百年の物語。
ミクロとマクロを往来する、「物語」にしか成し得ない奇跡。――西加奈子(作家)
新潮文庫から出た文庫版。文庫で1,000円を超えるので少しためらいましたが、購入。齋藤孝さんのいうとおり、毎日10ページ読みました。じゃないと、長すぎて読まなくなっちゃうよね。一月以上かかりましたが、なんとか読了。
実は10年以上前に一回読んでるんですよね。ただ、当時はあまり分からなかった。果たして今回は。
p41
死人がタンポンをしめす水を求めて彷徨う、などの不思議な描写が沢山。ナンセンスなのか?
p56
本書に度々でてくる巨根マジック。上品なモノを持つあたくしとしては何だかなぁと思う。
p58
巨根半端ない描写。思わず笑っちゃうけど、卑近な例を出してお茶を濁された感じもする。笑っちゃうけどね。
p145
これもそう。そこにばかりマーカーをひくあたくしも品がないけれども。
p189
この辺の表現を、どう解釈して良いのかが全くわからん。これ、面白い箇所なのか?ただただ意味不明なんだが。
p234
山崎まさよしはこれを歌にしたのか?的な。
ちなみにこれの主語であるアウレリャノ・ホセはアマランタの甥。近親相姦の家系なんだね。ガルシアはこれが言いたかったために、この600ページを超える長編を書いたのかしら。
p258
ここの部分を抜いて「これが一族の孤独の例だ」という書評を読みました。確かに、大佐は病的なところがありましたね。
p357
ちょっとおもしろいんだよな、この小町娘のレメディオス。男心を無意識にただ狂わす女。最後はシーツといっしょに空へ飛んでいく。なんのこっちゃ。
p383
人間の評価は見方一つでだいぶ変わる、つーことは実際にもよくある話で。それぞれがそれぞれの正義で生きている。
p616
ちょっとした回顧録というかまとめになっている文章。そうそう、そうだったね、という気持ちで読める。
しかし、変な物語でしたね。これを純粋に楽しめるというのは、相当に読書慣れしていて、かつ特殊な想像力がある方だと思いました。普段はまったく使わない、だから鍛えられていない、そんな読書筋肉を必要とする本でした。