クライマックスに迎える1対1の戦いというのはやはり華があっていいですね。画的にも面白いし息を呑むような緊迫感が連続するのは見ていてドキドキします。日常生活じゃまず味わえないぞと思っていたら意外にそうでもなく町でバッタリ野良猫に遭遇するとそういう空気になりますよね。テリトリーに入った瞬間に臨戦態勢をとりつつジーっと様子を伺ってきます。逃げられたら負けなので(そもそも勝ち負けなどない)こちらも目線を逸らさず、害意はないんだ…という体をとりながら初志貫徹、事前に想定していたルートを進行していく時の緊迫感。まだ動くなよ動くなよと心の中で訴えながら歩き抜いた時の達成感と安堵感。格別の勝利の瞬間(トキ)。たまらないですね。そういうシーンを思い浮かべながら曲を聞いてもらえるとなんじゃこりゃ!?となってしまうので一旦忘れてくださーい。