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≪トーク①:台湾大学のおススメスポット①≫
6月は台湾の卒業シーズン。毎年この時期になると多くの学生がたちが学び舎から巣立っていきます。そんな台湾の学校の中で、一度は訪れてみたい学校が、台湾の最高学府と言われる「国立台湾大学」。
日本統治時代の1928年に設立され「台北帝国大学」と呼ばれた、旧帝大の一校で、現在もその当時の建物なども残っていて、風格ある姿を見せています。
まずその入り口である「正門」は、1931年に建てられたもので、黄土色のレンガ造りの守衛室を中央に、その両サイドから人や車が出入りできるようになっています。建物は当時、台湾総督府官房営繕課が設計したもので、台湾製のレンガや唭哩岸石と呼ばれる北投周辺でとれる少し黄みがかった白い石が使用されていて、台湾ローカルな雰囲気を醸し出しています。
小さな建物ですが、1998年に台北市の古跡に指定されていて、そこには「国立台湾大学」と掲げてあり、建物の上には中華民国国旗がはためいていて、この前で記念撮影をする人も多くいます。
そして、その正門を入る前から見えているのですが、正門を入ると両サイドにはずらりと大きな椰子の木が並ぶ真っすぐな大きな通り「椰林大道(椰子の木通り)」が現れます。ここを見るだけで、台湾大学がなんと広い学校なんだ!と驚くと思います。
この椰子の木も日本統治時代に植えられた「大王椰子」で、台湾大学を象徴する物となっています。ちなみに、椰子の木の下にはツツジがたくさん植えられていて、3月のツツジの季節になると、更に美しい椰子の木通りとなりますよ。
その「椰林大道」を真っすぐ進むとすぐ左手に歴史ある建物が見えてきます。そこは「校史館」です。ここは、かつての図書館で、1998年に図書館が新たな場所に移転した後、この建物は台北市の古跡に指定されています。
今は学校の歴史を展示したスペースとして一般に開放されていて、学生じゃない一般の人も参観することができますよ。
中に入ると、アーチ形の入り口が迎えてくれて、吹き抜けにある石造りの階段の壁にも台湾大学の歴史を語る数々の写真がかけてあります。
天上も高く、背の高い上がアーチ形した縦長い窓から日差しが入ってとても落ち着く空間となっています。ゆっくりと台湾大学の歴史を楽しんで下さい。
ちなみにここには日本語学科も入っているので、もしかしたら日本語のおしゃべりも聞こえてくるかもしれません。
そして再び「椰林大道」を進んでいくと、ちょうど真ん中あたり今度は右側に「傅鐘」という鐘があります。
これは、台湾大学に最も大きな影響を与え、在任中に亡くなった校長「傅斯年」氏を記念して建てられた鐘で、台湾大学の校章のデザインにもこの「傅鐘」が描かれるなど、今では台湾大学を象徴する一つとなっています。
以前は授業の終わりに人の手によって鳴らされていたそうですが、現在は自動制御で鳴らされています。
なお、1度に21回鐘が鳴るのですが、それはかつて「傅斯年」氏が「1日は21時間しかなく、残りの3時間は熟考する(深く考える)ための時間だ」と語ったことから21回鳴らしているんだそうです。
そして「椰林大道」をさらに進んでいくと、その突き当りには広い芝生スペースと、奥には茶色の立派な建物が!これが1998年に完成した新しい「總圖書館(総合図書館)」です。キャンパス内では比較的新しい建物になるのですが、風格ある建物です。図書館の周りには回廊もあって、そこで写真を撮っている人も多くいますよ。
個人的におススメは夕方。図書館を撮るのもいいのですが、夕暮れ時に、回廊に伸びる長い影や、図書館の入り口の回廊から正門の方を見るとまぶしい夕日が差してきて、夕陽のキラキラ感と、人や建物がシルエットに見える様子が、何とも言えない美しさです。
図書館は一般の人も入ることができますが、外部の人たちは入場人数に制限があるため、場合によっては待たされることがあったり、パスポートの提示や、荷物を預けなくてはならないなど、学生たちの権利を守るために様々な制約があります。また、図書館内では学生さんたちが黙々と勉強をしていますので、ここで本を読みたい!という場合以外は、中に入るのは遠慮したほうがいいと思います。外観だけでも十分に楽しめますしね!
≪トーク②:台湾大学のおススメスポット②≫
キャンパス内のおススメスポットはこの「椰林大道」周辺だけではありません。
「椰子の木通り」の左側、キャンパスの北エリアにある「醉月湖」。ここも台湾大学を代表するスポットの一つ。大、中、小の3つの池から成っていて、池の周りにはウッドデッキが整備されていますし、小さなカフェなどもありますので、お天気のいい日なんかは、お散歩にもいいですよ。鴨がの~んびり泳いでいる姿に癒されます。
そして台湾大学で、人気なのが…牛乳!
キャンパス内に「農產品展示中心」という販売所があって、そこでは台湾大学付属の農業試験場でとれたものを材料にしたパンや肉製品、野菜、お茶、お米などの商品が販売されているのですが、中でも一番人気なのが「臺大鮮奶」と呼ばれる牛乳。毎日新鮮な美味しい牛乳が届くので、とっても人気でこの牛乳が並ぶ時間には行列ができるほどです。そのため、いつ行っても買えるというわけではないので、気になる方は時間に合わせていってみてくださいね。「臺大鮮奶」は月曜から金曜までは朝8時と午後3時、土曜日は朝9時からの販売となります。
でも人気なのは牛乳だけではなく、スポンジケーキや、ヨーグルト、そして私も一押しのアイスクリームもあります。
スポンジケーキは平日のみ、月曜から金曜の午前11時に焼きあがりますので、その時間に合わせていってくださいね。
その他の商品は特に時間の指定はありませんが、売り切れ終了となります。
私もおススメのアイスクリームは、カップタイプと、棒アイスタイプ、そしてビスケットで挟んだものとあります。濃厚なミルクの味を楽しみたい人はカップタイプがおススメですが、個人的にはビスケットで挟んだものがお気に入りです。通常イメージするものよりも想像を超えてアイスがたっぷりで食べ応えありますよ。ぜひ食べてみてくださいね。
この「農產品展示中心」舟山店のすぐそばには、小さな小屋でワッフルも売っていますし、ベンチもたくさんあるので、ベンチに座って買ったアイスを食べたり、ワッフルを食べたりして休憩もできます。明らかに学生さんではないグループもたくさんいますので、キャンパス散策に疲れたらここで美味しいものを食べながらちょっと休憩してはいかがでしょう。
「農產品展示中心」舟山店の営業時間は、月曜から金曜は朝8時から夕方18時半まで、土曜日曜は朝9時から夕方18時までとなっています。
台湾大学のキャンパス内は、緑もいっぱいで、“市民の憩いの場”ともなっているので、学生じゃなくても入って楽しむことができます。歴史ある建物や自然、そして学生さんたちからのエネルギーを楽しみに足を運んでみてくださいね。
台湾大学へのアクセスは、台北新交通システムMRT(台北メトロ)グリーンラインで「公館」駅下車です。正門に向かう場合は3番出口から出てくださいね。
また、キャンパスはとても広いので、駅前にあるレンタサイクルのUbikeを利用して散策してもいいかもしれません。ただ、キャンパス内は車も普通に通りますし、もちろん学生さんも多く歩いていますので、散策の際には気を付けてくださいね。
≪トーク③:寶藏巖國際藝術村(Treasure Hill Artist Village)≫
さて、台湾大学の周辺にもおススメのスポットがありますよ。
台湾大学の正門から歩いて15分ほどの場所にある「寶藏巖國際藝術村(Treasure Hill Artist Village)」。
戦後、住居を求めた退役軍人たちによって自然発展した少し小高い場所にある集落ですが、違法建築物が集まって形成された集落であったことから、当初、政府は取り壊しを計画していました。ところが、水辺の斜面に戦後建てられた集落があるなど、特殊な景色であり、さらには近くを高速道路の高架道路と橋が交差するなど、過去と現在のコントラストを生み出している様子が注目を集めはじめ、2006年にニューヨークタイムズでも、「台北で最も特色ある観光スポット」の一つとして、当時世界一の高さを誇っていた「台北101」と並んで紹介されました。
そして歴史的な集落であるとして、2011年に台北市の古跡に登録され、今ではアートビレッジとして人気のスポットとなっています。
この「寶藏巖國際藝術村(Treasure Hill Artist Village)」までのアクセスは、台北メトロ「公館」駅の1番出口から出たら、公館商圏を通って一本奥の汀洲路を左(南東方向)に歩いていくと右手に少し登っていく道路が現れます。その道を上っていくと、早速、通りの壁に絵が描かれていて、その道沿いに歩いていくと到着します。駅から歩いておよそ10分です。
この集落の名前の由来となった廟「寶藏巖」がありますので、そこを抜けると集落に到着です。
集落の入り口には緑色の台湾の伝統的な郵便受けがずらりと並んでいて、まるでアパートのよう。これは、この集落が斜面にとても入り組んで立っていることから、郵便配達の人が一軒一軒回るのは大変だということで、集落の入り口にまとめて郵便受けを設置しているんだそうです。
この郵便受けが並んだ様子がなんだか可愛くて、ここも人気フォトスポットとなっています。(ちなみに私もこの郵便受けの写真撮りました!)
そこから集落に入ると、小さな家がたくさんあって、その間を細い階段の路地が張り巡っている感じで、まるで迷路にでも迷い込んだかのよう。そしてどの家も古い家をリノベーションしてオシャレに生まれ変わっていたりして、路地を歩いているだけでもワクワクします。
実は最初の郵便受けが並んでいる横に、オフィスやお店の名前と番地もわかりやすく表記してありますし、入り口付近にインフォメーションブースや全体の地図もあるのですが、この路地をぐるぐる迷いながら歩いてお店を探すのが楽しくなります。
でも確かに、これは郵便屋さん1軒1軒回るのは大変だ!と思います。集中郵便受けにしたのは正解だと思います。
なお、中には工房やオフィスとして使っていて一般には公開していない建物や、実際に住居としてそこに住んでいる人もいるので、看板や建物の壁に“勿(wu4)”という字が書かれていたら、“勿”は「~しないで」という意味なので、例えば「請勿進入」と書かれている場所は入らないようにしてくださいね。
集落には小さいけれどオシャレなカフェや、ドングリや松ぼっくりを使った小物を作っているショップ、雑貨屋さん、バックパッカー用の宿もあります。屋内外にアートスペースもあって、もう建物は壊され壁の一部が残っているスペースにポツンと椅子が設置してあったり、家の窓や壁に絵が描かれていたり、空き地スペースにもオブジェが設置されていたりと、ワクワクが止まりません。
中でも私が写真撮りたい!と期待していたのが、大きなフォーチュンクッキーのオブジェがある場所。
建物が取り壊された屋外スペースに2つのフォーチュンクッキーと椅子が置いてあるだけなんですが、周りに残っている古いコンクリートの壁や、元トイレかお風呂だったのかな?というような一部タイルの床などが残っていたりして、それがアーティスティックな空間を作り出しています。
まさに新旧が入り混じった不思議な空間です。
そして集落を通り抜けると川沿いの芝生の広場に出ます。ここからだとアートヴィレッジの建物全体の雰囲気が見えるのですが、本当に斜面にギュッと密集して建っているのがわかりますよ
公館エリアにこんな秘境のような場所があったなんて!と思う面白いスペースです。ぜひ足を運んでみてくださいね。
なお、坂や階段が多いので、ここに来るときには歩きやすい靴で来ることをおススメします!
そして帰りは公館商圏で美味しいものを食べて台北メトロで帰る…というのもいいですね。
公館商圏は学生さんたちのお腹を満たす、いろんな飲食店があるほか、屋台もずらりと並びます。学生街ということもあってか、比較的リーズナブルなお店が多いので、何軒かはしごしてもいいかもしれませんね。
ちなみに、公館商圏で私がお気に入りなのは、「藍家割包」というお店の“台湾ハンバーガー”と日本ではよく訳されている「割包」と、よく“健康スープ”と訳されている「四神湯」というスープ。「割包」はお肉を脂身の多い肉か少ない肉か選べるのですが、私は「半肥半瘦」がお気に入りです。
さらには、ここの粽もおススメですよ!明後日(6/14)は「端午節」ですが、端午節以外の日も売っています。食べてみてくださいね。
学生じゃなくても楽しめる公館エリア、ぜひ楽しんでくださいね。
By 中野 理絵, Rti≪トーク①:台湾大学のおススメスポット①≫
6月は台湾の卒業シーズン。毎年この時期になると多くの学生がたちが学び舎から巣立っていきます。そんな台湾の学校の中で、一度は訪れてみたい学校が、台湾の最高学府と言われる「国立台湾大学」。
日本統治時代の1928年に設立され「台北帝国大学」と呼ばれた、旧帝大の一校で、現在もその当時の建物なども残っていて、風格ある姿を見せています。
まずその入り口である「正門」は、1931年に建てられたもので、黄土色のレンガ造りの守衛室を中央に、その両サイドから人や車が出入りできるようになっています。建物は当時、台湾総督府官房営繕課が設計したもので、台湾製のレンガや唭哩岸石と呼ばれる北投周辺でとれる少し黄みがかった白い石が使用されていて、台湾ローカルな雰囲気を醸し出しています。
小さな建物ですが、1998年に台北市の古跡に指定されていて、そこには「国立台湾大学」と掲げてあり、建物の上には中華民国国旗がはためいていて、この前で記念撮影をする人も多くいます。
そして、その正門を入る前から見えているのですが、正門を入ると両サイドにはずらりと大きな椰子の木が並ぶ真っすぐな大きな通り「椰林大道(椰子の木通り)」が現れます。ここを見るだけで、台湾大学がなんと広い学校なんだ!と驚くと思います。
この椰子の木も日本統治時代に植えられた「大王椰子」で、台湾大学を象徴する物となっています。ちなみに、椰子の木の下にはツツジがたくさん植えられていて、3月のツツジの季節になると、更に美しい椰子の木通りとなりますよ。
その「椰林大道」を真っすぐ進むとすぐ左手に歴史ある建物が見えてきます。そこは「校史館」です。ここは、かつての図書館で、1998年に図書館が新たな場所に移転した後、この建物は台北市の古跡に指定されています。
今は学校の歴史を展示したスペースとして一般に開放されていて、学生じゃない一般の人も参観することができますよ。
中に入ると、アーチ形の入り口が迎えてくれて、吹き抜けにある石造りの階段の壁にも台湾大学の歴史を語る数々の写真がかけてあります。
天上も高く、背の高い上がアーチ形した縦長い窓から日差しが入ってとても落ち着く空間となっています。ゆっくりと台湾大学の歴史を楽しんで下さい。
ちなみにここには日本語学科も入っているので、もしかしたら日本語のおしゃべりも聞こえてくるかもしれません。
そして再び「椰林大道」を進んでいくと、ちょうど真ん中あたり今度は右側に「傅鐘」という鐘があります。
これは、台湾大学に最も大きな影響を与え、在任中に亡くなった校長「傅斯年」氏を記念して建てられた鐘で、台湾大学の校章のデザインにもこの「傅鐘」が描かれるなど、今では台湾大学を象徴する一つとなっています。
以前は授業の終わりに人の手によって鳴らされていたそうですが、現在は自動制御で鳴らされています。
なお、1度に21回鐘が鳴るのですが、それはかつて「傅斯年」氏が「1日は21時間しかなく、残りの3時間は熟考する(深く考える)ための時間だ」と語ったことから21回鳴らしているんだそうです。
そして「椰林大道」をさらに進んでいくと、その突き当りには広い芝生スペースと、奥には茶色の立派な建物が!これが1998年に完成した新しい「總圖書館(総合図書館)」です。キャンパス内では比較的新しい建物になるのですが、風格ある建物です。図書館の周りには回廊もあって、そこで写真を撮っている人も多くいますよ。
個人的におススメは夕方。図書館を撮るのもいいのですが、夕暮れ時に、回廊に伸びる長い影や、図書館の入り口の回廊から正門の方を見るとまぶしい夕日が差してきて、夕陽のキラキラ感と、人や建物がシルエットに見える様子が、何とも言えない美しさです。
図書館は一般の人も入ることができますが、外部の人たちは入場人数に制限があるため、場合によっては待たされることがあったり、パスポートの提示や、荷物を預けなくてはならないなど、学生たちの権利を守るために様々な制約があります。また、図書館内では学生さんたちが黙々と勉強をしていますので、ここで本を読みたい!という場合以外は、中に入るのは遠慮したほうがいいと思います。外観だけでも十分に楽しめますしね!
≪トーク②:台湾大学のおススメスポット②≫
キャンパス内のおススメスポットはこの「椰林大道」周辺だけではありません。
「椰子の木通り」の左側、キャンパスの北エリアにある「醉月湖」。ここも台湾大学を代表するスポットの一つ。大、中、小の3つの池から成っていて、池の周りにはウッドデッキが整備されていますし、小さなカフェなどもありますので、お天気のいい日なんかは、お散歩にもいいですよ。鴨がの~んびり泳いでいる姿に癒されます。
そして台湾大学で、人気なのが…牛乳!
キャンパス内に「農產品展示中心」という販売所があって、そこでは台湾大学付属の農業試験場でとれたものを材料にしたパンや肉製品、野菜、お茶、お米などの商品が販売されているのですが、中でも一番人気なのが「臺大鮮奶」と呼ばれる牛乳。毎日新鮮な美味しい牛乳が届くので、とっても人気でこの牛乳が並ぶ時間には行列ができるほどです。そのため、いつ行っても買えるというわけではないので、気になる方は時間に合わせていってみてくださいね。「臺大鮮奶」は月曜から金曜までは朝8時と午後3時、土曜日は朝9時からの販売となります。
でも人気なのは牛乳だけではなく、スポンジケーキや、ヨーグルト、そして私も一押しのアイスクリームもあります。
スポンジケーキは平日のみ、月曜から金曜の午前11時に焼きあがりますので、その時間に合わせていってくださいね。
その他の商品は特に時間の指定はありませんが、売り切れ終了となります。
私もおススメのアイスクリームは、カップタイプと、棒アイスタイプ、そしてビスケットで挟んだものとあります。濃厚なミルクの味を楽しみたい人はカップタイプがおススメですが、個人的にはビスケットで挟んだものがお気に入りです。通常イメージするものよりも想像を超えてアイスがたっぷりで食べ応えありますよ。ぜひ食べてみてくださいね。
この「農產品展示中心」舟山店のすぐそばには、小さな小屋でワッフルも売っていますし、ベンチもたくさんあるので、ベンチに座って買ったアイスを食べたり、ワッフルを食べたりして休憩もできます。明らかに学生さんではないグループもたくさんいますので、キャンパス散策に疲れたらここで美味しいものを食べながらちょっと休憩してはいかがでしょう。
「農產品展示中心」舟山店の営業時間は、月曜から金曜は朝8時から夕方18時半まで、土曜日曜は朝9時から夕方18時までとなっています。
台湾大学のキャンパス内は、緑もいっぱいで、“市民の憩いの場”ともなっているので、学生じゃなくても入って楽しむことができます。歴史ある建物や自然、そして学生さんたちからのエネルギーを楽しみに足を運んでみてくださいね。
台湾大学へのアクセスは、台北新交通システムMRT(台北メトロ)グリーンラインで「公館」駅下車です。正門に向かう場合は3番出口から出てくださいね。
また、キャンパスはとても広いので、駅前にあるレンタサイクルのUbikeを利用して散策してもいいかもしれません。ただ、キャンパス内は車も普通に通りますし、もちろん学生さんも多く歩いていますので、散策の際には気を付けてくださいね。
≪トーク③:寶藏巖國際藝術村(Treasure Hill Artist Village)≫
さて、台湾大学の周辺にもおススメのスポットがありますよ。
台湾大学の正門から歩いて15分ほどの場所にある「寶藏巖國際藝術村(Treasure Hill Artist Village)」。
戦後、住居を求めた退役軍人たちによって自然発展した少し小高い場所にある集落ですが、違法建築物が集まって形成された集落であったことから、当初、政府は取り壊しを計画していました。ところが、水辺の斜面に戦後建てられた集落があるなど、特殊な景色であり、さらには近くを高速道路の高架道路と橋が交差するなど、過去と現在のコントラストを生み出している様子が注目を集めはじめ、2006年にニューヨークタイムズでも、「台北で最も特色ある観光スポット」の一つとして、当時世界一の高さを誇っていた「台北101」と並んで紹介されました。
そして歴史的な集落であるとして、2011年に台北市の古跡に登録され、今ではアートビレッジとして人気のスポットとなっています。
この「寶藏巖國際藝術村(Treasure Hill Artist Village)」までのアクセスは、台北メトロ「公館」駅の1番出口から出たら、公館商圏を通って一本奥の汀洲路を左(南東方向)に歩いていくと右手に少し登っていく道路が現れます。その道を上っていくと、早速、通りの壁に絵が描かれていて、その道沿いに歩いていくと到着します。駅から歩いておよそ10分です。
この集落の名前の由来となった廟「寶藏巖」がありますので、そこを抜けると集落に到着です。
集落の入り口には緑色の台湾の伝統的な郵便受けがずらりと並んでいて、まるでアパートのよう。これは、この集落が斜面にとても入り組んで立っていることから、郵便配達の人が一軒一軒回るのは大変だということで、集落の入り口にまとめて郵便受けを設置しているんだそうです。
この郵便受けが並んだ様子がなんだか可愛くて、ここも人気フォトスポットとなっています。(ちなみに私もこの郵便受けの写真撮りました!)
そこから集落に入ると、小さな家がたくさんあって、その間を細い階段の路地が張り巡っている感じで、まるで迷路にでも迷い込んだかのよう。そしてどの家も古い家をリノベーションしてオシャレに生まれ変わっていたりして、路地を歩いているだけでもワクワクします。
実は最初の郵便受けが並んでいる横に、オフィスやお店の名前と番地もわかりやすく表記してありますし、入り口付近にインフォメーションブースや全体の地図もあるのですが、この路地をぐるぐる迷いながら歩いてお店を探すのが楽しくなります。
でも確かに、これは郵便屋さん1軒1軒回るのは大変だ!と思います。集中郵便受けにしたのは正解だと思います。
なお、中には工房やオフィスとして使っていて一般には公開していない建物や、実際に住居としてそこに住んでいる人もいるので、看板や建物の壁に“勿(wu4)”という字が書かれていたら、“勿”は「~しないで」という意味なので、例えば「請勿進入」と書かれている場所は入らないようにしてくださいね。
集落には小さいけれどオシャレなカフェや、ドングリや松ぼっくりを使った小物を作っているショップ、雑貨屋さん、バックパッカー用の宿もあります。屋内外にアートスペースもあって、もう建物は壊され壁の一部が残っているスペースにポツンと椅子が設置してあったり、家の窓や壁に絵が描かれていたり、空き地スペースにもオブジェが設置されていたりと、ワクワクが止まりません。
中でも私が写真撮りたい!と期待していたのが、大きなフォーチュンクッキーのオブジェがある場所。
建物が取り壊された屋外スペースに2つのフォーチュンクッキーと椅子が置いてあるだけなんですが、周りに残っている古いコンクリートの壁や、元トイレかお風呂だったのかな?というような一部タイルの床などが残っていたりして、それがアーティスティックな空間を作り出しています。
まさに新旧が入り混じった不思議な空間です。
そして集落を通り抜けると川沿いの芝生の広場に出ます。ここからだとアートヴィレッジの建物全体の雰囲気が見えるのですが、本当に斜面にギュッと密集して建っているのがわかりますよ
公館エリアにこんな秘境のような場所があったなんて!と思う面白いスペースです。ぜひ足を運んでみてくださいね。
なお、坂や階段が多いので、ここに来るときには歩きやすい靴で来ることをおススメします!
そして帰りは公館商圏で美味しいものを食べて台北メトロで帰る…というのもいいですね。
公館商圏は学生さんたちのお腹を満たす、いろんな飲食店があるほか、屋台もずらりと並びます。学生街ということもあってか、比較的リーズナブルなお店が多いので、何軒かはしごしてもいいかもしれませんね。
ちなみに、公館商圏で私がお気に入りなのは、「藍家割包」というお店の“台湾ハンバーガー”と日本ではよく訳されている「割包」と、よく“健康スープ”と訳されている「四神湯」というスープ。「割包」はお肉を脂身の多い肉か少ない肉か選べるのですが、私は「半肥半瘦」がお気に入りです。
さらには、ここの粽もおススメですよ!明後日(6/14)は「端午節」ですが、端午節以外の日も売っています。食べてみてくださいね。
学生じゃなくても楽しめる公館エリア、ぜひ楽しんでくださいね。