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宮崎県の農家から世界を目指す「アグリスト」、自動収穫ロボット量産→データドリブン体制に向け資金調達


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人口約1万7000人ー宮崎県新富町の農家の担い手と、ロボット技術者、シリコンバレーで経営手腕を発揮してきたキーマンが集った会社、それが「AGRIST(アグリスト)」だ。農家の負担を減らすために自動収穫ロボットを開発している。AGRISTは2021年3月2日、ロボットの量産に向け第三者割当増資によるシリーズAの資金調達を実施した。引き受け先はドーガン・ベータ社、宮崎太陽キャピタル、ENEOSイノベーションパートナーズ、宮銀ベンチャーキャピタル、ジャフコ グループ、インキュベイトファンドの計6社。それぞれ運営する投資事業組合から行われる。AGRISTは2020年7月に開催されたスタートアップ・ピッチイベント「IVS2020 ONLINE LAUNCH PAD」で総合3位に入賞したのを皮切りに国内複数のコンテスト入賞したりアクセラレーターに採択されている。現在、AGRISTの農作物収穫ロボットは、国の機関を始め各自治体、JAほか(JAアクセラレータープログラム 第2期採択)などと共同で実証実験を続けている。また今回の資金調達で、ロボットの販路拡大やENEOSと太陽光等の再生可能エネルギーを収穫ロボットの動力源にするといった取り組みが期待する声もある。
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