工芸思考

工芸思考 #0  ー 工芸思考の目指すもの


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「工芸思考の目指すもの」


2010年代、「職人の手の中には脳がある」(エンツォ・マーリ)の言葉をきっかけに、「工芸とは何か」を作り手自身が問いかける動きが始まりました。


道具として使われる工芸品には、生活環境や文化が如実に反映されます。つまり、人類が道具を持ち始めた当初から脈々と続く文化や思想が、日々使うモノやカタチの中には内在されているのです。


手を介して紡がれてきた、身体感覚とつながる思想を体系化・言語化する試みは、

コロナ禍にはオンラインで地域や分野、使い手/作り手の境界線を越えた対話として広がり、深まりました。


そして現在。工芸的思考方法を明らかにしつつ、さらには未来に向けて提供しうる意味・価値を探る試みは、より深まっています。


第3回となる今回は、第1回、2回の対話を踏まえて改めて「工芸思考の目指すもの」を

中川木工芸・木工作家の中川周士 (IG: @shuji_nakagawa )

文化の翻訳家・吉澤朋 (IG: @tomoyoshizawa)

の対話により探ります。


単語帳:

エンツォ・マーリ:

https://www.msz.co.jp/book/author/ma/15558/

https://hidasangyo.com/designer/enzo-mari/


初めての人類学:

https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000380075

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工芸思考By 中川周士、松林豊斎、吉澤朋