トロント大学の研究チームが、GPUメモリに対するRowhammer攻撃「GPUHammer」を開発。NVIDIA A6000 GPUのGDDR6メモリでビットフリップを発生させ、ユーザーレベルのCUDAコードで他ユーザーのデータ改ざんを実証した。DNNモデルの精度を1ビットフリップで最大80%低下させる攻撃も成功。ECC(Error Correction Codes)有効化で対策可能だが、最大10%の性能低下を招く。GDDR6の特性によりRowhammer攻撃は困難だったが、独自の手法でこれを克服。