同じ文なのに、「大絶賛」と「イマイチ」の2通りの解釈になりうる⁉️
否定の文脈限定で用いられる tooは “so”や “very”で言い換えられて、「それほど〜ない」の意味を表す。
※専門的には Negative Polarity Item (NPI): 否定極性表現と言います。
それに対して、否定文脈に縛られずに使える too (ex. “This bag is too heavy”)は、「この鞄は重すぎる」のように「〜過ぎる」の意味を表し、否定文では「〜過ぎることはない」の解釈になることがある。
否定文の中の tooの解釈には注意が必要ということを英語学習に役立てつつ、1つの表現が全くニュアンスの異なる2つの解釈と結びついてしまう面白さを感じていただければ幸いです!
【参考文献】
Huddleston, R., & Pullum, G. K. (2002). The Cambridge Grammar of the English Language. Cambridge, UK: CUP.
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