From Fed to Chain【日本語】

イーサリアムのデータ圧縮 2


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イーサリアムには昔からの課題があります:トランザクションが重すぎて、L2の速度も上がらないこと。例えば、ERC20トークンの送金1件だけで180バイトも必要です。イーサリアムの1ブロックの上限は16MBなので、理論上の最大処理能力は約7,400 TPSにとどまります。このスループットでは、Web3が日常生活に溶け込むにはまだ足りません。💡 解決策:Vitalikが提唱する「データ圧縮3種の神器」1)ゼロバイト圧縮多くのトランザクションには、「0000...」のようなゼロバイトが大量に含まれます。一つ一つ書き出すよりも、「ここに長いゼロ列があるよ」と2バイトで表現すれば、かなりのスペースが節約できます。2)アドレスのポインタ置換毎回20バイトのアドレスをそのまま書くのは非効率。ゲームでプレイヤーIDを使うように、4バイトのポインタで代替できます。ただし、アドレスマッピング表の管理が必要になり、チェーンの複雑さが増します。3)カスタムの数値フォーマット例えば0.25 ETHを「250,000,000,000,000,000 wei」と書くのは冗長すぎます。カスタムの浮動小数点形式や、よく使われる数値のエンコードで、よりコンパクトにできます。⚖️ トレードオフと課題ポインタの導入でソフトウェアが複雑化します。トランザクションの可読性が下がり、ブロックチェーンのエクスプローラーや監査ツールの対応が必要です。一部のクライアントや開発者の習慣変更も求められます。🚀 イーサリアムの未来との交差点これらの圧縮技術に、データ可用性のシャーディングやL2 EVMの最適化を組み合わせれば、イーサリアムは数万TPSの処理能力を持つようになります。Web3がスマホ決済のようにスムーズになる日も、もうすぐです。

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From Fed to Chain【日本語】By David Chang