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価値観を壊すために、新しい言葉を使うのが人間の翻訳——『翻訳をジェンダーする』著者・古川弘子さん、編集者・甲斐いづみさん インタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。


【取り扱い書店】

本書は、マルジナリア書店(https://yorunoyohaku.com/)、また全国の書店でご購入いただけます。

※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。

また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。

本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)

https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03

キャンペーンコード:TBCUCNM

【書籍について】

古川弘子(著)『翻訳をジェンダーする』(筑摩書房 )

990円(900円+税)|2024年9月11日発売

翻訳する際に重要なのは技術的なことだけではありません。翻訳された言葉にはわたしたちの社会があらわれ、そして翻訳されたものは社会に影響を与えます。翻訳と社会とわたしたちの密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳を考えてみましょう。フェミニスト翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊です。


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【出版社のみなさまへ】

紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8


【動画の目次】

00:00 翻訳をジェンダーする

04:05 「女ことば」への興味関心

07:35 過剰な女ことば

10:14 長年変わらない女ことば

12:01 なぜ東京の言葉が標準語に?

16:27 翻訳で社会を変えようとした先輩たちの存在

20:03 言葉と体

22:45 カナダから始まったフェミニスト翻訳

25:18 言葉を変えることで、社会を変えたい人に


追記:動画内のテロップに誤字がございました。謹んでお詫びを申し上げます。16:52(誤)「影」や「恥」と付くものが→(正)「陰」や「恥」と付くものが


【本日のゲスト】

古川弘子/東北学院大学国際学部教授

早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社で雑誌編集と書籍編集に携わったのち、2011年に英国イースト・アングリア大学で博士課程を修了。主にジェンダーの視点による文学翻訳研究を行っている。


甲斐いづみ/筑摩書房ちくまプリマー新書編集部

1997年、宮崎県生まれ。筑波大学人文・文化学群卒業。2022年に筑摩書房に入社。


【本日のインタビュアー】

小林えみ

1978年生まれ。マルジナリア書店店主・出版社よはく舎代表。https://yorunoyohaku.com/


【クレジット】

配信日:2024年9月11日(水) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。


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