「きくちはんだラジオ #019」
作家の意図に沿わない解釈が悪だとも、「解説」自体が悪いとも思わない。だけれども、なにか問題があるとするならば、それは倫理であり、誠実の話なのかもしれない。
今回のおたより
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ラジオネーム:美術解説しねえぞー
お二人は作家以外がその作家のアート作品を解説することをどう思いますか? しっかり作家とコンセンサスが取れている場合や、作品に付随するコンテクストや歴史を解説するのはまだわかるのですが、おそらく専門家でもない人が知識に穴のある状態で、更に美術を知らない人に上から目線で【解説】をするのは、本人は気持ちがいいかもしれませんが、された側はその知識でいつか恥をかくのでは、と思わずにはいられませんし、作家的にも間違っているかもしれない【解説】をされるのは困るのではないかと思ってしまいます。
#現代アート
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菊池遼
画家、博士(造形)。2023年に東京造形大学大学院博士後期課程を修了。
kikuchiryo.com
半田颯哉
アーティスト・インディペンデントキュレーター。2019年に東京藝術大学大学院修士課程修了。2023年に東京大学大学院修士課程修了。
souyahandaprojects.com
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