いながききよたかのブックレビュー

コギトワークスの脚本家にして「プロ読書家」のいながききよたかが読了した、

膨大な書籍の中から、折々の時流に合った一冊をご紹介します！

今回は、前野 茂 著「ソ連獄窓十一年」を軸に語ります。

満州国司法部次長、文教部次長を歴任した著者が経験した、

11年にもわたるシベリア抑留を記録したノンフィクション作品。

1961年に「生ける屍」というタイトルで刊行した同作を、

改めて同タイトルとして1978年に講談社学術文庫が文庫化。

＊現在は絶版のため、ご購読の際は古書店でお求めいただくか、図書館をご利用ください。

◆ご紹介した書籍

西川 一三 著「秘境西域八年の潜行 」中公文庫

https://www.chuko.co.jp/ebook/2001/03/510361.html

石光真清 著「新編・石光真清の手記（四作合本）」中公文庫

https://www.chuko.co.jp/ebook/2021/12/517678.html

ソルジェニーツィン 著／木村 浩 訳「収容所群島」新潮文庫　＊絶版

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