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こんなに近くても飄々としていられる人間関係がある——『海と路地のリズム、女たち:モザンビーク島の切れては繋がる近所づきあい』著者・松井梓さん、編集者・韓 智仁さん インタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。


【取り扱い書店】

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キャンペーンコード:TBCUCNM

【書籍について】

『海と路地のリズム、女たち:モザンビーク島の切れては繋がる近所づきあい』(春風社)

¥5,500(¥5,000+税)|2024年4月2日発売

"海の波や天候は生計を左右する。かつて栄えた都市は現在では廃れて産業を失い漁村となった。稠密に建てられた家々のあいだに路地が張り巡らされ、住居では複数の家族が共に住む。モザンビーク島の女性たちの近所づきあいは、こうした繋がりのなかから生まれる。

一方で彼女たちは、いくつもの仕方でみずからを切り離し、人づきあいのバランスを調整する。あけすけなゴシップを言い合う、家族どうしでの食べ物のやりとりをバタリと打ち切る。それらは島の間延びしたリズムからすれば、あまりにドライな切断に見える。

島の歴史・自然環境・生活・人間関係を、「繋がり」と「切断」から描く民族誌。


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【動画の目次】

00:00 『海と路地のリズム、女たち:モザンビーク島の切れては繋がる近所づきあい』

04:50 環境の中でそうしようもなく生まれてしまう関係の変転の動態

09:10 島での居心地

12:14 本音を問い詰めすぎない関係性

14:17 モザンビーク島を研究したきっかけ

16:04 二周り三周り先の広い読者に届くようにする役目

22:11 削る苦悩

24:34 人類学、地域研究に関心のある方に、そして、人間関係に悩む全ての方に


【本日のゲスト】

松井梓/国立民族学博物館 特任助教

国立民族学博物館 環インド洋地域研究拠点 特任助教/人間文化研究機構 人間文化研究創発センター 研究員。専攻・専門はアフリカ地域研究・文化人類学。

韓 智仁/春風社編集部

春風社 編集部(人類学・地域研究などなどを担当)/大阪大学 人間科学研究科 博士後期課程(専門は科学技術の人類学)


【クレジット】

配信日:2024年4月3日(水) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。


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