□ エピソード概要
エピソード12では、株式会社CAMより、SREユニットの責任者として活躍されている岡 麦(オム)さんをゲストにお迎えしました。
サイバーエージェント最古参の子会社であるCAMが展開する38サービス。そのうち20以上を支える自社製マルチテナントプラットフォームの設計思想について深掘りします。複数テナントがインフラを共有するがゆえの「ノイジーネイバー問題」に対し、岡さんが最もこだわるという流量コントロールの「蛇口」——仮想待合室やレートリミット——の狙い、利用者に制御を強制する「ガードレール」としての権限設計、そしてAIエージェント「Devin」による監視設定の自動化まで、プラットフォームエンジニアリングの裏側に迫ります。
また、SREでありながら自ら手を挙げてフロントエンドからデータ連携までを担うようになった背景や、Kubernetesの「In-Place Pod Vertical Scaling」への注目、月イチで出かける冬キャンプ愛についてもたっぷりとお伺いしました。
□ 参加者
* ゲスト:岡 麦 / オム(株式会社CAM SRE)
* パーソナリティ:峯 慎平 / みねしん(AmebaLIFE事業本部)
□ トークテーマ
* 薪ストーブとぶりしゃぶと日本酒。「かっこいいから」で選ぶ冬キャンプと、ほったらかし温泉キャンプ場の魅力
* Node.jsの起動時だけリソースが跳ねる問題を解く、KubernetesのGA機能「In-Place Pod Vertical Scaling」への期待
* AI記事が増えるなかでMediumを選ぶ理由と、個人開発をせず業務内で曖昧さを潰しきるキャッチアップ術
* ファンクラブ・占いサイトなど38サービス。2000年創業の最古参子会社CAMを支えるプラットフォームエンジニアリング
* 1テナントのバズが全サービスを落とす「ノイジーネイバー問題」と、それに抗う流量コントロールの「蛇口」という思想
* Terraformテンプレートと「Devin」で、意識しないうちに監視設定まで整う開発者体験
* 絶対に超えてはいけないラインを引く「ガードレール」型の権限設計と、コンタミネーションを防ぐ最小権限の原則
* 「信頼性を上げる人」ではなく「信頼性を定義してコントロールする人」——岡さんが考えるSREの定義
* 仮想待合室プロジェクトの効果と、横展開に慎重な理由
* SREがフルスタックへ。AI駆動開発で直談判した背景と、開発者のペインを知ることがイネーブリングにつながるという目論見
* 今後の展望:白紙に書いた「ただのエンジニア」と、全員に一気通貫を強制しないバランスの取れたプラットフォーム
□ リンク
* 株式会社CAM コーポレートサイト:https://cam-inc.co.jp/