恋は雷に打たれるようなものとはよく言ったもので今回は恋愛をモチーフにしてみました。春雷の通り過ぎた街の路面にベタリと落ちてしまったツツジの花を見た時に雷そのものよりもその後の風景に食指が動いてという感じですね。聞いてもらえればわかる通りルンルンなんて程遠い感じですが恋愛が楽しいものだなんてそれこそ周りが見えてないっていう証左なんですよね。ほんのすこしでも冷静になって辺りを見渡してみると一歩も動けないような状況だったなんてままある訳です。それこそ恋の地雷原ってやつですよ。上から打ちぬかれ下からも打ちぬかれてそれでも楽しいだなんて言えるのは狂気の沙汰です。だから良いんじゃないかって?そうなんですよ。そう来られちゃうともう何も言えないですよね。花は散るものですから。