ここの話はイエスを救い主・神と信じる者の群れの中での話です。「しかし、わたしを信ずるこれらの小さい者のひとりをつまずかせる者は、大きなひきうすを首にかけられて海の深みに沈められる方が、その人の益になる。」

（‭‭マタイによる福音書‬ ‭18‬:‭6‬ 口語訳‬）における「小さい者」とは教会内の他の兄弟（信徒）を指す。「つまずかせる」とは罪を犯させること、つまり神から離れさせること。この世はキリストを信じさせなくするもの、間違った教え（パン種）で溢れている「あなたがたが誇っているのは、よろしくない。あなたがたは、少しのパン種が粉のかたまり全体をふくらませることを、知らないのか。（‭‭コリント人への第一の手紙‬ ‭5‬:‭6‬ 口語訳‬）」。つまり、この箇所を用いて、世にいるキリストを信じない人（未信者）に「それは罪ですよ」と真実を語りキリストを嫌いにさせることは禍いであるという解釈は、間違った適用であると考えます。

使用している聖書は口語訳聖書です。

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