今回は「ソシオニクスの日常での扱いが難しい」という、Haruka(SEI/ISFJ)のお悩み相談回です。
夫のRyo(ILE/ENTP)が解決方法などを一緒に考えていきます。
コメントで感想やリクエスト等いただけると、とっても嬉しいです!
RyoのX(@mbti_labs)にて、マシュマロでの質問や相談も募集中です。
【ソシオニクスとは】
ユングの心理学をもとに、リトアニアの研究者アウシュラが作った16タイプの性格理論です。MBTIとルーツは同じですが、ちょっと違う。人がどんな情報を受け取り、どう扱うかに注目します。
【8つの情報要素】
人が扱う情報を8種類に分けたもの。番組によく出てくる用語です。簡単にざっくり
- Ne(外向直観)… 可能性、アイデア、発想
- Ni(内向直観)… 時間の流れ、先読み、本質
- Se(外向感覚)… 行動力、押しの強さ、支配
- Si(内向感覚)… 体の感覚、心地よさ、安定
- Te(外向論理)… 事実、実績、効率、成果
- Ti(内向論理)… 理屈の筋道、定義、体系
- Fe(外向倫理)… 場の空気、感情の盛り上げと共有
- Fi(内向倫理)… 好き嫌い、価値観、心の距離感
【モデルA】
「全員が8要素をぜんぶ持っていて、配置だけが違う」という設計図です。第1〜第8の位置に要素が1つずつ並び、位置ごとに得意・苦手と、価値を感じるかどうかが決まっています。この配置の違いが16タイプです。
◆ 得意で価値を感じる(自我)
→ 積極的に使う!
- 第1 主導【最強】… やりたい! 得意で楽しい
- 第2 創造【強い】… 出来る! 自信ある
◆ 苦手で価値も感じづらい(超自我)
→ できれば目も向けたくない
- 第3 役割【弱い】… イヤだけど頑張るか…
- 第4 脆弱【最弱】… この話はしたくない
◆ 苦手だけど価値を感じる(超イド)
→ 助けられるとうれしい!
- 第5 暗示【最弱】… 失敗しがち、助けて!
- 第6 動員【弱い】… うまくできたらいいなぁ…
◆ 得意だけど価値を感じづらい(イド)
→ 「それってそんな大事か?」
- 第7 観察【強い】… 分かるけど……で?
- 第8 実演【最強】… わざわざ言うまでもない
【クアドラ】
価値を置く4要素が同じタイプを、4つずつまとめたグループです。同じクアドラ同士は、ノリや笑いのツボが合いやすいと言われます。
- アルファ(α)= Ne・Si・Ti・Fe
アイデア雑談でわいわい、遊び心と調和 - ベータ(β)= Se・Ni・Ti・Fe
熱量と仲間意識、ドラマチック - ガンマ(γ)= Se・Ni・Te・Fi
実利と成果、リアリスト - デルタ(δ)= Ne・Si・Te・Fi
穏やかで実直、安定志向
番組名「アルファクアドラジオ」は、このアルファクアドラが由来です。
【16タイプ早見表(ソシオニクス⇄MBTI)】
カッコ内は対応するMBTIタイプ(便宜的に対応させています)。
数字はモデルAの位置。
◆ アルファ
ILE(ENTP)
1Ne|2Ti|3Se|4Fi|5Si|6Fe|7Ni|8Te
SEI(ISFJ)
1Si|2Fe|3Ni|4Te|5Ne|6Ti|7Se|8Fi
ESE(ESFJ)
1Fe|2Si|3Te|4Ni|5Ti|6Ne|7Fi|8Se
LII(INTP)
1Ti|2Ne|3Fi|4Se|5Fe|6Si|7Te|8Ni
◆ ベータ
EIE(ENFJ)
1Fe|2Ni|3Te|4Si|5Ti|6Se|7Fi|8Ne
LSI(ISTP)
1Ti|2Se|3Fi|4Ne|5Fe|6Ni|7Te|8Si
SLE(ESTP)
1Se|2Ti|3Ne|4Fi|5Ni|6Fe|7Si|8Te
IEI(INFJ)
1Ni|2Fe|3Si|4Te|5Se|6Ti|7Ne|8Fi
◆ ガンマ
SEE(ESFP)
1Se|2Fi|3Ne|4Ti|5Ni|6Te|7Si|8Fe
ILI(INTJ)
1Ni|2Te|3Si|4Fe|5Se|6Fi|7Ne|8Ti
LIE(ENTJ)
1Te|2Ni|3Fe|4Si|5Fi|6Se|7Ti|8Ne
ESI(ISFP)
1Fi|2Se|3Ti|4Ne|5Te|6Ni|7Fe|8Si
◆ デルタ
LSE(ESTJ)
1Te|2Si|3Fe|4Ni|5Fi|6Ne|7Ti|8Se
EII(INFP)
1Fi|2Ne|3Ti|4Se|5Te|6Si|7Fe|8Ni
IEE(ENFP)
1Ne|2Fi|3Se|4Ti|5Si|6Te|7Ni|8Fe
SLI(ISTJ)
1Si|2Te|3Ni|4Fe|5Ne|6Fi|7Se|8Ti
【タイプ間関係(16種類)】
ソシオニクスはタイプごとの関係も理論で扱います。自分の第1・第2の要素が、相手のモデルAのどの位置に入るかで、2人の関係が16種類に決まります。
読み方: 「1→5|2→6」は、自分の第1の要素が相手の第5に、第2の要素が相手の第6に入っている、という意味です。
例: ILEは第1がNe、第2がTi。SEIはNeが第5、Tiが第6に入っているので、ILEとSEIは双対です。
◆ 同じクアドラ同士 → 4関係
- 同一 … 1→1|2→2
同じタイプ。話は合うし早いが、物足りない - 双対 … 1→5|2→6
苦手が自然に埋まる、最高に楽な相方 - 活性化 … 1→6|2→5
一緒だと盛り上げる。休憩が大事 - 鏡像 … 1→2|2→1
似てる。けどちょっと違う
◆ 対角のクアドラ同士 → 4関係
(アルファ⇄ガンマ、ベータ⇄デルタ)
- 衝突 … 1→4|2→3
お互いの急所を素で踏み合う - 超自我 … 1→3|2→4
敬意と苛立ちが入り混じりぶつかる - 準同一 … 1→8|2→7
似てるようで、かなり噛み合わない - 消火 … 1→7|2→8
お互いの意図を打ち消し合う
◆ 隣のクアドラ同士 → 8関係
- 準双対 … 1→5|2→8
双対みたいだけどどこか不安定 - 幻想 … 1→7|2→6
第一印象は良い。ただ思ってたんと少し違う - 協力 … 1→3|2→2
仕事で組める。深く親しくはなりづらい - 同属 … 1→1|2→4
気楽な仲間だが、同じ苦手と違う価値観 - 監督 … 1→4|2→1
非対称な関係。こちらの得意が相手の急所 - 被監督 … 1→2|2→3
非対称な関係。相手から圧を感じやすい - 恩恵 … 1→8|2→5
非対称な関係。一方的に与える側 - 被恩恵 … 1→6|2→7
非対称な関係。一方的に受け取る側