みたらし煩悩ラジオ|自分がみえる仏教

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By みたらし法師Religion & SpiritualityBuddhism
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みたらし煩悩ラジオ|自分がみえる仏教 episodes

  • 「宗派は浄土真宗です」と言えない僕らへ。仏教は誰から教わっても同じなのか【聴聞】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    最近、3日間しゃっくりが止まらなくて眠れない夜を過ごしていました。しゃっくり、あなどるべからずです。

    さて今回は、noteに届いた質問回。「歎異抄を読んで、親鸞の書いた南無阿弥陀仏をコピーして壁に貼っている。でも、これでいいのかな……。みたらし法師さんのように『宗派は浄土真宗です』と言えるようになりたい」というお便りにお答えします。

    「コピーして壁に貼る」を推し活にたとえてみると、実は見えてくることがあります。仏教の「ご下付(ごかふ)」という正規ルート、そして僕自身が浪人時代から哲学・宗教を遍歴して辿り着いた「正しい先生の見極め方」まで、今日はちょっと踏み込んでお話しします。

    【本日のお品書き】
    🤕 3日間しゃっくりが止まらなかった話
    📿 名号をコピーして壁に貼るのは「推し活未満」?
    ✅ 本尊やお経は「ご下付(ごかふ)」でいただくもの
    🙏 勤行と聴聞は、忙しさで見失う人生の軸を思い出す時間
    🧭 浪人時代からの哲学遍歴と、「正しい先生」の見極め方

    【本日の仏語】
    聴聞(ちょうもん)……ただ聞くのではなく、それが正しい教えかどうかを確かめながら聴くこと。

    【番組へのお便り・リクエスト】
    日常のちょっとした愚痴・虚しさはマシュマロ(匿名)へ。しっかりした人生相談はお便りフォームへ。感想はハッシュタグ #みたらし煩悩ラジオ でお待ちしています!

    【各種リンク】
    note(文字で読みたい方はこちら)→ https://note.com/mitarashi_bonno

    14 min
  • ワールドカップの異常な熱狂!勝負の魔力は人生を忘れる【修羅】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    世間はワールドカップで大盛り上がり。僕自身、長友選手や本田選手、長谷部選手、中田英寿さんのように、海外で自分の限界に挑んできたアスリートの生き様が大好きです。うちの家族も代表戦になると今でもワーキャー言っています。

    ただ今回、それ以上に気になったのが「勝ち負けに躍起になる観客側」の姿でした。自国を勝たせるために反則の取り消しを求める、大統領クラスの圧力まで報じられる異常事態。振り返れば、スポーツを政治利用してきた独裁者の歴史もあります。

    なぜ人はここまで、他人の勝敗に熱狂してしまうのか。仏教の世界観にある「修羅道」という切り口から、その正体を翻訳しました。

    【本日のお品書き】
    ⚽ W杯の熱狂と、長友・本田・長谷部・中田英寿への憧れ
    🏛️ 反則取り消しを求める大統領と、政治利用の歴史
    😈 「相手を打ち負かす快感」の正体
    👹 仏教が説く【修羅道】——勝っても終わらない戦い
    📿 法句経(ダンマパダ)の言葉「勝敗を捨て去った人は、安らかに眠る」

    【本日の仏語】
    修羅(しゅら)……常に他人と比べ、勝ち負けにとらわれて怒りとプライドで戦い続ける世界のこと。誰かに勝ちたい、打ち負かしたいと心がざわついたとき、「あ、自分いま修羅になってるな」と思い出してみてください。

    【番組へのお便り・リクエスト】
    皆さんは、勝敗の快感に飲み込まれそうになった経験はありますか? 日常のちょっとした愚痴や虚しさはマシュマロ(匿名)へ、しっかりした人生相談はお便りフォームから。感想はハッシュタグ #みたらし煩悩ラジオ でお待ちしています!

    【各種リンク】
    note(収録後記・文字で読みたい方はこちら)→ https://note.com/mitarashi_bonno

    14 min
  • 亡き母は「悪」なのか。善悪の呪いを解く仏教の言葉【業縁】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    今夜は夜のバーの回。いつもより静かに、深いところで話します。

    マシュマロに、こんなお便りが届きました。「母を想うと、自死はやってはいけないことをした、と思いたくない気持ちがあります。しかし、やってはいけないことだと思わないと自分がやってしまいそうで怖いです」

    私自身も、死にたいと思ったことが幾度もあります。死ぬほどつらいのに死ねなくて、ただ眠るしかなかった夜がある。だから、この葛藤は他人事じゃない。今回は「善悪のものさし」から「苦(く)のものさし」への切り替えと、親鸞の言葉「業縁(ごうえん)」を手がかりに、この問いに向き合います。

    【本日のお品書き】
    🌙 今夜は夜のバーの回。重い荷物を持ち込んでいただける場所として
    🪨 人はみな弱い。強そうに見える人は、縁がないだけという話
    ⚖️ 善悪のものさしをやめて、苦(く)のものさしで見るとどうなるか
    📜 親鸞「さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし」
    🤝 愛することと、行為を評価することは、別の話

    【本日の仏語】
    業縁(ごうえん)……私たちを動かす、過去から積み重なった業と縁。善悪で人を裁く前に、その人の業縁を見てみると、世界が少し変わる。

    【相談窓口】
    心がつらいとき、一人で抱えないでください。
    よりそいホットライン:0120-279-338(24時間)
    いのちの電話:0120-783-556
    こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556

    【番組へのお便り・リクエスト】
    日常のちょっとした愚痴・虚しさはマシュマロ(匿名)へ。しっかりした人生相談はお便りフォームへ。感想はハッシュタグ #みたらし煩悩ラジオ でお待ちしています!

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    17 min
  • どうやって宗派を決める?私が浄土真宗を選んだ理由【後生】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    最近コンビニを見て回っていて気づいたんですよ。コラボ、増えすぎてませんか。10年前は月1〜2回あればいいほうだったのに、今は常設で2〜3個同時に走ってる。アニメ、アイドル、VTuber——要は「推し」の数だけコラボがある。そしてふと思ったんです。「推し」って、もはや宗教じゃないかと。「○○グループの中で誰推し?」って、「あなたはどの宗派?」って聞いてるのと構造が同じじゃないか。宗教から遠ざかるほど「推し」という形で宗教化していってる。このねじれが、めちゃくちゃ面白いなと。

    今回はそんな話から始まる、ちょっとディープなご質問にお答えします。「仏教の本をいろいろ読んでも、深いところで救われている気持ちになれません。みたらしさんはどうやって宗派を選びましたか」——正直に話します。

    【本日のお品書き】
    🏪 コンビニのコラボと「推し」——宗教から離れるほど宗教化する話
    🤫 このラジオがいつも宗派の話を避けてきた理由
    💀 仏教の本質は「後生の問題」——生き方だけ語るのは道徳で止まっている
    ⚔️ 聖道仏教 vs 浄土仏教——自力 vs 他力、二つの大きな分岐点
    🪷 私が浄土真宗を選んだ正直な理由——煩悩まみれの自己評価

    【本日の仏語】
    後生(ごしょう)……死んだ後、どうなるのか。今世のあれこれも大変ですが、これ以上に大きな問題はありません。仏教はここから始まっています。

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    17 min
  • 「モナキ」にドハマるワケ。「もう遅い」なんてない【無我】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    少し間が空いてしまいましたが、お変わりなく。最近ドハマりしているものがあって——「モナキ」というアイドルグループです。元々アイドルにはほとんどハマらないタイプなのに、ドキュメンタリーを見ていたら気づいたら食い入るように見ていた。純烈リーダー・酒井一圭さんプロデュースの「セカンドチャンスオーディション」から生まれた4人組で、メンバーの中には37歳の元一級建築士・元大手鉄道会社勤務の方もいます。歌もダンスも未経験で飛び込んだ人が。

    10代の無邪気な夢ではなく、傷も失敗も積み重ねた37〜38歳が再挑戦している——そのリアルさに、なぜかすごく胸が痛くなってしまって。「なんでこんなに刺さるんだろう」と考えていたら、「もう変われない」という言葉と関係があるんじゃないかと思い当たりました。

    【本日のお品書き】
    🎤 アイドルにハマらないタイプの僕が、モナキにドハマりした話
    🔒 「もう変われない」「今さら遅い」——年齢が作り出す呪いの正体
    🔍 仏教が言う【無我(むが)】——固定された自分は最初から存在しない
    🪶 「変わろうとがんばる」のではなく、「元々固定されていない」から身軽でいていい

    【本日の仏語】
    無我(むが)……固定された変わらない自分は、そもそも存在しない。年齢や過去の失敗で自分に蓋をしたくなったとき、「守ろうとしているものが最初からなかった」と思い出してみてください。

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    15 min
  • 三日坊主の私が「大脱走」の捕虜に勇気をもらう【出世本懐】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    「今日からランニング始める」→3日でやめる。「今年こそ早起きする」→1週間で崩れる。自他ともに認める三日坊主の私が先日、ずっと「いつか見ようリスト」に入れていた映画『大脱走』(1963年)をついに観ました。3時間があっという間でした。

    独房に入れられても、出てきたらまた脱走計画を続ける捕虜たち。一人だけじゃない、全員が揃って「絶対に出てやる」という覚悟でいる。観ながら、恥ずかしくなってきたんです、自分が。でも彼らをよく見ると気づくことがあって——「意志が強い」から続けているんじゃなく、「目的がはっきりしている」から続けられるんですよね。目的がある人は、他人と比べない。そして、とにかく強い。

    翻って現代の私たちは、ありがたいことに平和で選択肢が無数にある世界を生きています。でもだからこそ、目的がぼんやりしてしまう。SNSで他人の人生を見ては「自分は何のために生きているんだろう」と迷い、ブレブレになってしまう。そんな私たちに、仏教が「出世本懐」という言葉を教えてくれます。

    【本日のお品書き】
    🎬 『大脱走』(1963年)を観た——3時間があっという間だった理由
    😤 独房に何度入れられても続ける捕虜たちの覚悟と、三日坊主な自分
    💡 ブレる原因は「意志の弱さ」じゃなく「目的のぼんやり」
    📱 平和な時代・無数の選択肢——SNSで比べるほど「何のために」が見えなくなる
    🌸 出世本懐——お釈迦様がこの世に出てきた、ただ一つの目的

    【本日の仏語】
    出世本懐(しゅっせほんかい)……この世に生まれてきた本当の目的。お釈迦様がなぜこの世に出てきたのか——それは、ブレブレな私たちを本当の幸せにするため。「目的を持たなければ」と焦らなくていい。その目的は、すでに持って来てくれた方がいます。

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    12 min
  • 会社や周りのせいにする人が不幸なワケ【愚痴】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    最近お酒を控えるようになって、居酒屋に行く機会がめっきり減りました。健康的にはよくなっているんでしょうけど、あの赤提灯のガヤガヤした雰囲気は、なくなってみると懐かしい。そして居酒屋といえば、あちこちのテーブルから聞こえてくる「愚痴」——「うちの上司がさぁ」「給料が上がらなくてさぁ」という、あれです。

    今回はこんなお便りをいただきました。「職場の同僚が、すぐ人や会社のせいにして愚痴ばかり言っています。『この会社は環境が悪い』と転職していく人も多いです。つい自分も愚痴をこぼしたくなる心と、どう向き合えばいいでしょうか?」——刺さりますね、これ。

    仏教でいう「愚痴」は、居酒屋でこぼす文句のことではありません。三毒の煩悩のひとつで、一言でいうと「バカな心」。ただしここでいうバカとは、因果律がわかっていない状態のことです。恨み・妬み・嫉み——三つの心はすべて、ここから生まれます。

    【本日のお品書き】
    🍺 お酒を控えて気づいたこと——居酒屋と愚痴の話
    💌 相談:「会社のせいにして転職を繰り返す同僚」——自分も人事じゃない
    🧠 仏教の「愚痴」の本当の意味——バカな心と因果律
    😤 うらみ・ねたみ・そねみ——三つの微妙な違いと共通点
    🌱 遅刻した学生と母親の話、そして「種まき」に集中するということ

    【本日の仏語】
    愚痴(ぐち)……因果律がわかっていない心のこと。恨み・妬み・嫉みはすべてここから生まれる。外部のせいにしたくなったとき、「あ、今自分は因果律を見失っているな」と一度立ち止まってみてください。

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    15 min
  • 推しの卒業がなぜこんなに痛いのか【愛別離苦】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    今日、ずっと推していたVtuberアルランディスさんが、配信活動を終了しました。

    中の人、人間としてはもちろんこれからも生きていくので、肉体的な死別ではありません。でも「推し」としてのその存在は、いなくなってしまうわけです。——アイドルの卒業でも、バンドの解散でも、好きな配信者の引退でも、この「静かな死」の喪失感、伝わる人には伝わると思います。

    頭では分かっていた。この無常の世の中で、ずっと同じ形で存在し続けるものなんてない。でも、いざ「終わり」を突きつけられると、心が全く追いつかない。今日はその理由を、仏教の言葉で一緒に考えてみたいと思います。

    【本日のお品書き】
    🎙️ 今日、推していたVtuberアルランディスさんの配信終了決まった話
    💀 肉体的な死ではないのに、なぜ「静かな死」を感じるのか
    🍃 無常の世の中で、終わりは必ずやってくる
    💔 愛別離苦——愛した分だけ、別れの痛みも同じ質量でやってくるという等価交換
    🍵 「どうでもいいなら痛まない」——その痛みこそ、本気で愛した証拠

    【本日の仏語】
    愛別離苦(あいべつりく)……愛する対象と別れなければならない苦しみ。お釈迦様が説かれた四苦八苦の一つ。執着が大きければ大きいほど、別れの痛みも同じ質量でやってくる。

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    誰にも言えない喪失感や、推しへの想いはマシュマロ(匿名)へ、しっかりした人生相談はお便りフォームから。感想はハッシュタグ #みたらし煩悩ラジオ でお待ちしています!

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    10 min
  • 人間ドックは身体の鏡。静かな恐怖を知ることが一歩【老苦】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    先日、人間ドックに行ってきました。検査を終えて、数値の一覧表を眺めていたら——数字が、じわじわと動いていた。大きく異常があるわけじゃない。でも確実に、変わっていた。

    「ああ、俺、静かに老いてたんだ」と思いました。誰かに言われたわけでも、自覚症状があるわけでもない。ただ数字だけが、知っていた。

    老いることの怖さって、「体が痛い」だけじゃないと思っていて。一番じわじわくるのは、できていたことが、できなくなっていく変化です。仏教ではこれを「老苦(ろうく)」と言います。お釈迦様が教えられた四苦——生・老・病・死——の一つです。

    「鏡を見ないで、化粧はできない」。今の自分の体を知らなければ、どうすることもできない。人間ドックはそういう意味で、見たくない自分の顔も映してくれる鏡なのかもしれません。

    【本日のお品書き】
    🏥 久しぶりの人間ドック、数字を見てドキッとした話
    😶 人は気づかないうちに、静かに老いていく
    🪞 鏡を見ないで化粧はできない——老苦を「知る」ことの意味
    ⚡ 健康にも自惚れがある。特に若いほど
    🌿 受け入れながら、抵抗する。どちらも諦めなくていい

    【本日の仏語】
    老苦(ろうく)……お釈迦様が教えられた四苦の一つ。老いることによって生じる苦しみ。「体の痛み」だけでなく、できていたことができなくなっていく変化もすべて含む。

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    12 min
  • 人間関係を大事にする人ほど、なぜ人にカリカリしてしまうか【雑毒】

    合掌。ここは金沢の片隅にある、和菓子と知的なお喋りを楽しむ喫茶店『みたらし煩悩茶屋』です。茶屋のマスターで、パーソナリティのみたらし法師が、日常のあれこれを「仏教」という甘味と合わせてお出しします。

    今回はラジオネーム「ゆうき」さんからこんなお便りをいただきました。「人間関係をとても大事にしている友人が、感謝のない人や約束を破る人を見るとすごくカリカリして注意してしまう。これはどういう心なのか」と。

    その友人は悪い人ではない。むしろとてもいい人で、ムードメーカーで、場をつなぐ力がある。なのになぜ怒るのか。

    仏教にはこれを一言で表す言葉があります。「雑毒(ぞうどく)」。善の心の中に毒が混じっているということことです。いいことをしているほど、実はこの毒が混じりやすい——自分にも思い当たる節がありました。

    【本日のお品書き】
    💌 ゆうきさんからの相談——いい人なのになぜ怒るのか
    🍵 自分にも「踏み込まれるとカチンとくる」ことがある、という話
    ☯️ 聖徳太子の「和」と、善の皮をかぶった毒の正体
    🔥 善意がプライドになり、プライドが瞋恚(怒り)になる構造
    🌿 友人への伝え方と、「心の名前を知る」ことの大切さ

    【本日の仏語】
    雑毒(ぞうどく)……善の中に毒が混じった状態のこと。怒りが湧いたとき、「あ、これが雑毒かな」と一度立ち止まってみてください。

    【番組へのお便り・リクエスト】
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    13 min

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