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「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。
【取り扱い書店】
本書はtoi books、全国の書店でご購入いただけます。
※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。
また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
赤染晶子(著)『初子さん』(palmbooks)
2,200円(2,000円+税)|2025年4月10日発売
あんた、きっとうまいこといくで。
あんパンとクリームパンしか売っていないパン屋の二階で、
初子さんは今日もひとりミシンを踏む。
文學界新人賞受賞デビュー作「初子さん」
傑作「うつつ・うつら」に
単行本初収録「まっ茶小路旅行店」を加えた
著者の原点となる小説集。
子供の頃、一枚の布が人のからだを待つ洋服となるのに魅せられ、洋裁の職人となった初子さん。夢を叶えたはずなのに、かわりばえしない毎日がどうして、こんなにこたえるのだろう。ーー「初子さん」
わて、実はパリジェンヌですねん。京都の古い劇場で赤い振袖姿で漫談をするマドモアゼル鶴子。彼女をおびやかすのは沈黙の客席か、階下の映画館から聞こえてくる女の悲鳴か、言葉を覚える九官鳥か。ーー「うつつ・うつら」
路地にある社員三人の旅行代理店に勤める咲嬉子は、世界中の危険を知りながら今日も世界平和を装う。旅の果てで出会うのは蜃気楼か。すりガラスの窓の向こうに見える日常が蜃気楼なのか。ーー「まっ茶小路旅行店」
生きることのままならなさを切実に、抜群のユーモアをもって描きだし、
言葉によって世界をかたちづくり、語りと現実のあわいを問う
『じゃむパンの日』の著者の原点にして、そのすべてが詰まった小説集。
赤染晶子/作家
1974年京都府生まれ。京都外国語大学卒業後、北海道大学大学院博士課程中退。2004年「初子さん」で第99回文學界新人賞を受賞。2010年「乙女の密告」で第143回芥川賞を受賞。2017 年急性肺炎により永眠。近著に『じゃむパンの日』。
【番組を気に入ってくださった方へ】
以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。
・本チャンネルのX(旧Twitter)
https://x.com/book_channel_
・内沼のX(旧Twitter)
https://twitter.com/numabooks
・内沼のInstagram
https://www.instagram.com/numabooks/
・番組Discord
https://discord.com/channels/1120533441964933211/1124254419677085808
【出版社のみなさまへ】
紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『初子さん』
04:20 赤染作品をもう一度世に
06:46 新しい読者との出会い
09:00 原点とも言える3作品を一冊に
11:40 今の時代に響くある種の切実さ
19:18 独特のユーモアセンスと骨太の文学性
22:28 ユーモアの元にあるのは優れた観察眼
25:33 生きることに活力をくれる登場人物たちの愛おしさ
29:24 日々を懸命に生きるすべての人たちへ
【本日のゲスト】
加藤木 礼/編集者・palmbooks代表
2005年より出版社で17年ちょっと文芸書と文芸誌の編集に携わったのち、2022年秋から個人出版社palmbooks(パームブックス)として活動をはじめる。
【本日のインタビュアー】
磯上竜也
大阪・本町にある本屋「toi books」店主。
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks
【クレジット】
配信日:2025年4月10日(木)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:久木田友希
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。
「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、発売に合わせ紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブもお楽しみください。
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また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
赤染晶子(著)『初子さん』(palmbooks)
2,200円(2,000円+税)|2025年4月10日発売
あんた、きっとうまいこといくで。
あんパンとクリームパンしか売っていないパン屋の二階で、
初子さんは今日もひとりミシンを踏む。
文學界新人賞受賞デビュー作「初子さん」
傑作「うつつ・うつら」に
単行本初収録「まっ茶小路旅行店」を加えた
著者の原点となる小説集。
子供の頃、一枚の布が人のからだを待つ洋服となるのに魅せられ、洋裁の職人となった初子さん。夢を叶えたはずなのに、かわりばえしない毎日がどうして、こんなにこたえるのだろう。ーー「初子さん」
わて、実はパリジェンヌですねん。京都の古い劇場で赤い振袖姿で漫談をするマドモアゼル鶴子。彼女をおびやかすのは沈黙の客席か、階下の映画館から聞こえてくる女の悲鳴か、言葉を覚える九官鳥か。ーー「うつつ・うつら」
路地にある社員三人の旅行代理店に勤める咲嬉子は、世界中の危険を知りながら今日も世界平和を装う。旅の果てで出会うのは蜃気楼か。すりガラスの窓の向こうに見える日常が蜃気楼なのか。ーー「まっ茶小路旅行店」
生きることのままならなさを切実に、抜群のユーモアをもって描きだし、
言葉によって世界をかたちづくり、語りと現実のあわいを問う
『じゃむパンの日』の著者の原点にして、そのすべてが詰まった小説集。
赤染晶子/作家
1974年京都府生まれ。京都外国語大学卒業後、北海道大学大学院博士課程中退。2004年「初子さん」で第99回文學界新人賞を受賞。2010年「乙女の密告」で第143回芥川賞を受賞。2017 年急性肺炎により永眠。近著に『じゃむパンの日』。
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https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『初子さん』
04:20 赤染作品をもう一度世に
06:46 新しい読者との出会い
09:00 原点とも言える3作品を一冊に
11:40 今の時代に響くある種の切実さ
19:18 独特のユーモアセンスと骨太の文学性
22:28 ユーモアの元にあるのは優れた観察眼
25:33 生きることに活力をくれる登場人物たちの愛おしさ
29:24 日々を懸命に生きるすべての人たちへ
【本日のゲスト】
加藤木 礼/編集者・palmbooks代表
2005年より出版社で17年ちょっと文芸書と文芸誌の編集に携わったのち、2022年秋から個人出版社palmbooks(パームブックス)として活動をはじめる。
【本日のインタビュアー】
磯上竜也
大阪・本町にある本屋「toi books」店主。
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks
【クレジット】
配信日:2025年4月10日(木)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:久木田友希
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。