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日本語の文字にあらためて、興味をもった人たちへ——『日本語のデザイン 文字からみる視覚文化史』著者・永原康史さん インタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。


【取り扱い書店】

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https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03

キャンペーンコード:TBCUCNM

【書籍について】

『日本語のデザイン 文字からみる視覚文化史』(Book&Design)

¥3,300(¥3,000+税)|2024年4月17日発売

日本語が文字で表現される時、どのように記されてきたのか? 

古代の金属に刻まれた漢字から1980 年代に登場したデジタルフォントに至るまで、約2000 年にわたる日本語の文字表現の変遷をデザインの視点から考察した読み物です。

前半では、古事記に見る漢字、万葉集に登場する仮名、古今和歌集の連綿と散らし、絵と文字が同一平面に記された江戸時代の書物など、時代とともに日本語の文字がどのように綴られてきたかを解説。

後半では、明治期に伝来した金属活字と活版印刷、写真植字の実用化、デジタルフォントの登場など、技術の進歩とともに文字の組み方がどのように変化してきたかが記されています。

文化や技術によって、日本語の文字や組み方がどのように変化してきたか、グラフィックデザイナーである筆者が豊富な図版(約160点)で読み解いた意欲作。

2002 年に出版された『日本語のデザイン』(美術出版社)をもとに大幅に加筆。

古代から現在までの日本語の文字デザインを歴史的に俯瞰しています。


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紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8


【動画の目次】

00:00 『日本語のデザイン 文字からみる視覚文化史』

06:26 日本語の成り立ちと書体の変歴

10:11 嵯峨本のタイプフェイス化

13:55 四角にはめて平仮名を書くことへの疑問

16:17 文章の整理整頓と文脈を合わせて書くこと

20:06 文字に興味を持った新たな若い世代に


*一部テロップに誤植がございました。お詫びして訂正いたします。

11:10〜 ×「嵯峨本を改版した」→○「嵯峨本を開版した」


【本日のゲスト】

永原康史/グラフィックデザイナー

電子メディアや展覧会のプロジェクトも手がけメディア横断的に活動する。『よむかたち デジタルとフィジカルをつなぐメディアデザインの実践』『インフォグラフィックスの潮流』など著書多数。


【クレジット】

配信日:2024年4月17日(水) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。


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