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第16夜は、二人の「ぶらぶら歩き」の報告から始まります。流川さんが初めて訪れた長崎・壱岐の話、ママが歩いた豊洲の三和・文化堂・ワイズマート。
そこからぶらぶら歩きの大切さの話に。商品構成グラフを書いて成果物にするストアコンパリゾンは大事な実務。でも棚の数字はAIが読み取る時代に、人が店を見る意味はどこに残るのか。流川さんは、目的を決めずに街を歩いて偶然の出会いを拾うこと、そして同じ街を朝・昼・夜で歩くことを提案します。夕方の買い回りがスーパーを、夜の需要がドン・キホーテを、深夜に働く人がコンビニを生んだように、時間帯には未開発の需要が眠っているからです。
ママはそこにカズオ・イシグロの「縦の旅行と横の旅行」を重ねます。新しい業態の種は、一つの場所を深掘りする縦の旅にある。後半はドイツdmの「街を歩くように売場を歩く」というコンセプトと「売場の色気」の話。また行きたくなる店をつくるものは何かを考えます。
LISTENで開く生成AIが当たり前になったとき、小売業は、店舗はどこで差別化していくことになるのでしょうか?
今回のゲストは、今村商事代表の今村修一郎さん。NRFやDatabricks Data + AI Summitなどの海外展示会で見てきた海外の小売×AIの最前線から、店長がAIでデータ分析する時代、本部と店舗の役割の変化、ブランドストーリーの重要性、エージェンティックコマースの最先端、Amazon VS ウォルマートの行方までたっぷり伺いました。
AI時代の「強い店」とは何か、そして小売の現場は明日から何をすべきなのかを考えます。
LISTENで開く第14夜の前半は、横浜・港南台の「ザ・ビッグ」の現地観察の話題。アウトレット商品、驚きの低価格PB、99円ベーカリー、非食品売場の宝探し感から、ドイツのハードディスカウンター「リドル」との共通点、向かいにあるロピアとの競争まで、売り場を肴に語ります。
後半は、ホームセンターグッデイによる自作キーボード専門店「遊舎工房」の買収を起点に、「カスタマーケイパビリティ」という考え方へ。
商品を売るだけでなく、「キーボードを作れる人」「魚をさばける人」「寿司を握れる人」を増やすことも、小売業が生み出せる価値なのではないか。ホームセンターやスーパーマーケットは、顧客の新しい能力や楽しみをどう育てられるのか。
利便性だけでは豊かさを語りきれなくなったAI時代に、カスタマーエクスペリエンスの次に来るかもしれない、小売業の役割を考えます。
LISTENで開く第13夜は、ホームセンターをテーマに雑談します。日用品はドラッグストアへ、家電や工具はECや専門店へ、家具はニトリへ。かつての得意分野を少しずつ削られ、プロ向け業態へのシフトが進むホームセンター。その一方で、カインズの独自PBや、祭祀用品、農業資材、除雪用品、芋煮用の大鍋まで、地域の暮らしに深く根差した品揃えには、ほかの業態では代えにくい強みがあります。
さらに、ファブラボやワークショップ、自作キーボード、3Dプリンターへと踏み込むグッデイの取り組みから、AI時代にリアルなものづくりを支える店の価値を考えました。ホームセンターは、コモディティを並べる大箱から、地域の知恵や職人技を次の世代につなぐ「ものづくりのテーマパーク」へ進化できるのか。そんな未来をゆるく読み解く回です。
LISTENで開く第12夜は、家電小売をテーマに雑談します。ヤマダ、エディオンの提携を入口に、家電量販店はこれから何を売るのかを考えました。テレビや冷蔵庫を安く売るだけではなく、新生活、リフォーム、設置、修理、クリーニングまで含めた「暮らしのプラットフォーム」になっていくのではないか。そんな話から、ヨドバシの体験型売場やロングテール対応、ベストバイのサービス戦略、ドン・キホーテやホームセンターのスポット家電、JINSのスマートグラス、Ankerやアイリスオーヤマのような新しいプレイヤーにも話が広がります。
家電はモノではなく、暮らしの困りごとを解く道具になっていく。そんな変化をゆるく読み解く回です。
LISTENで開く第11夜は、店舗のICT活用研究所代表・郡司昇さんを迎えた英国視察シリーズ後編。今回はブーツ、スーパードラッグ、オランダ&バレット、セフォラ、プライマークなど、英国の非食品チェーンを中心に語ります。
イギリスのドラッグストアは、なぜ調剤を軸に成り立っているのか。スーパードラッグはなぜヘルス&ビューティに特化しているのか。オランダ&バレットはなぜ自然食品専門店として成立するのか。さらに、Kビューティの存在感や、プライマークに見る超低価格アパレルの強さ、日本風デザインが海外でどう受け止められているかまで話題は広がります。
英国の店を歩くと、日本とは違う売場づくりや業態設計の考え方が見えてくる。そんな後編です。
LISTENで開く第10夜は、店舗のICT活用研究所代表の郡司昇さんを迎えたゲスト回前編。この春欧米で140店舗以上を視察してきた郡司さんから、英国食品小売の最前線を聞きます。
話題は、ジョン・ルイス、ウェイトローズ、オカドからスタート。EC化率30%に迫るイギリスで、なぜ店舗は依然として重要なのか。クリック&コレクトの普及、百貨店と食品スーパーの連携、価格保証戦略などを通じて、「ECか店舗か」ではなく「ECと店舗をどう組み合わせるか」を考えます。
日本よりはるかにECが進んだ市場で、それでも店が果たしている役割とは何なのか。英国小売から学ぶ前編です。
LISTENで開く第9夜は、Google I/Oで発表された「ユニバーサルカート」を入り口に、まずはAI時代の小売について雑談。Googleが買物体験そのものを握ろうとする中で、店に求められるものは何なのか。話題はやがて、「誠実な小売」「信頼される店」とは何かへ。
さらに、セブン-イレブン、Genky DrugStores、セコマ、トライアルなどを例に、即食・PB・ローカル食文化・コンビニの変化についても雑談しました。
AIが価格比較や購買を代行する時代に、最後に残るのは“あなたから買いたい”と思われる信頼なのかも。そんなことを考えた回です。
LISTENで開く第8夜は、流通・小売の“おすすめ本”を肴に語る読書回。
冒頭では、関東初進出のラ・ムーや長野の人気スーパー・ツルヤの話からスタートし、そこからホームデポ、ドン・キホーテ、ユニクロの“おすすめ本”を紹介しながら創業物語へ。
『ホーム・デポ 驚異の成長物語』では、DIY市場そのものを創り出した業態発明の力を、『安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生』では、安田隆夫さんがナイトマーケットを見出し、ドン・キホーテという異形の店を育てていく人間臭さを語ります。さらに『ユニクロ!監査役実録: 知られざる増収増益の幕開け』からは、世界企業になる前のユニクロと柳井正さんの葛藤も。小売業は、誰かが売場を発明するところから始まる。そんなことを改めて感じる回です。
LISTENで開く第7夜は「書店」をテーマに、業態の変化がどう起こりつつあるのかを語ります。トークイベントやコミュニティ機能を持つ書店、1万円選書のような体験型サービス、そして店主の思想が色濃く反映された選書空間。従来の「本を並べて売る場所」から、「出会いを設計する場」へと進化する本屋の姿が見えてきます。さらに電子書籍やWebtoon、同人誌文化の広がりにも触れながら、本がどのように流通し、読まれていくのかを再考。小売としての本屋の現在地と可能性を掘り下げます。
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