ZENKEI AI ポッドキャスト

S25E02 (脱線)「同人誌」とは?


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ZENKEI AI ポッドキャスト、シーズン25は2022年1月26日に開催した ZOOMライブの模様です。
この日のテーマは「2022年は、ゆるく、インプット」です。
エピソード2は、メインの第一部、そもそも「同人誌」とはなんなのか、紐解きます。
当日の市來の発表資料
zenkei-ai-podcast-20220126-02.m4a
ビデオ見れる人はこちらからご覧ください。
(以下は、OpenAI の Whisper を使って文字起こししたものを修正したものです。)
技術書典がらみ、ですね。第一部。これも前座的な、AIの話ではないんですが、粛々と進めます。
同人誌っていうものに対してですね、最近ちょっといろいろ、今更なんですけども、知ってる人っていうかね。僕が文化教養からほど遠い人間だった、っていうだけのオチなんですけども。同人誌っていうのは、こういうことか、というような認識に至ったので、その認識を皆さんと共有したいなという脱線パートでちょっと共有したいなと思いますが。
脱線その1ですね。同人誌とは?っていう絡みで、柳田國男。僕、柳田國男って何も読んでないんですね。すげぇ無教養な人間なんですが。技術書典といえば技術同人誌のマーケット。でね、これが僕が、いわゆる同人誌活動っていうものに初めて足を踏み入れた、去年か、一昨年か、ですけども。それまでね、同人っていうと、どういう認識を持ってたかっていう話ですね。そうすると、同人誌って言ったら、二次創作系の漫画とか、そういうのがいわゆる同人誌だな、っていう風に見てた。っていうか聞こえてた、っていうかそんな感じですね。コミケって、僕はよく分からなかったんですけども、そういうところでやってるやつを同人誌、同人誌っていうんだな、っていう風に、ふわっと、昔は思ってましたでね。
もうちょっと固めな、そういうふわっとしたっていうよりは、「同人誌は何ですか?」って言ったときは、多分、別な切り口から言うと、商業誌、ISBNとかきちんとした出版社が出してる本じゃない本。別な言い方をすると自費出版してる本、っていうものの呼び方の一つなのかな、っていうような認識も、そう言われればそうかなという風に思いました。
まあ、これは一般常識的な話ですけども。そしたら昨日ね。パタパタと今日の準備をしてて、「技術書典12やな」ってパタパタってしてたら、僕のタイムラインね、Twitterにね、柳田國男の『遠野物語』。だから柳田國男を僕は読んでないんで『遠野物語』も知らないし、なんとかって有名なのも知らないですけども、『遠野物語』っていうのはそもそもが自費出版だったんだよ、ていうツイートがあって。しかも手書きでね、なんか作ってたとかって言って。「カッチョイー」と思ったっていう。それだけなんですけどね。昨日ツイート、こういうのが流れてきました。なるほど、と。同人誌っていうのは、自費出版としての同人誌っていうのは、そうか、柳田國男とかがあるわけだから、由緒正しいんやなっていう風に思った、っていうのが脱線その1ですね。浅い認識だなっていう話ですけども。
はい、いきます。あ、MyOne Dam さん、そっか、米田さんか。はい、こんばんはです。ありがとうございます。YouTubeね。チェックするようにします。お参加ありがとうございます。YouTubeで全然OKです。はい、ありがとうございます。今日はね、ちょっと疲れてるのもあって、緩めの話になりますけども、こんな感じで今年もよろしくお願いします。
はい、で、脱線その2ですね。その2は、俵万智。何のことを言うんだ?っていう話ですけども。これも知ってる人は「当たり前やん」っていう話ですけども。同人誌って名前からして、「じゃあ何ですか?」って言ったら、「それは同人が出す本のことが同人誌なんでしょう」っていうのが、別な切り口の、妥当な答えですね、っていう。この問いを念頭にして、ずっと、ごちゃごちゃと考えてる脱線なんですけども。そうこうしてると……。さっきは昨日のツイートってありましたが、その2週間ぐらい前かな、今年に入ってから、これもツイート経由で、朝日新聞のオンラインデジタルのニュース記事、ニュースっていうかな、記事を見かけました、俵万智のね。これね、後でこの共有コンテンツは、いつもの場所にシェアしますので、リンク飛べます。なのでスクショはこれだけで。朝日新聞さんのコピーライトのコンテンツなので、朝日新聞さんのサイトで皆さん読んでほしいと思いますが。
俵万智さんの記事があってですね。なんか賞を受賞したらしいんですけど。あ、朝日賞か。朝日新聞が出してる賞だな。だからどうっていう話ではないですが。歌人ですね。和歌ですね。って言っても何を僕は分かんない。57577っていうものね、っていう認識しか僕は持ってませんが、そういう人間ですが。これ読んでてね、「はー」って思ったんですね。つまり和歌って言ったら、和歌を書く人たちが集まった歌会っていう催し。そういうとこで催して、みんなで歌ったものをまとめて。「まとめてどうするの?」って言ったら本にするんですね。そういう歌集。もちろん歌集って言っても、俵万智さんの歌集っていうのを出す、っていうレベルもあるでしょうけど、歌会のまとめとしての出版、っていうのもあると。
実際に記事から1セクション引用しますが。面白いなと思ったんですけども。「ホスト歌会」っていうね。歌会にもいろいろあるんだけども、大衆化っていうか、啓蒙活動を積極的にやられてるんですね。ホストの人たちの間で歌会をするのかな?僕も詳しく分かんないんですけども。そうやって縁もなかった人たちにも指導してる、と。そういう歌会っていう場があるんだな、って思って見てたら……そう。で、その歌会の本っていうか、歌集をね。『ホスト万葉集』と『ホスト万葉集 巻の二』とかって言って、2冊あんだ、ってあって。「これ同人誌やん」と、僕の中でね。当たり前のことなんですよ、この人たちにとってはね。思いました。なるほどと。同人誌っていうのは、この世界では歌集のことに相当するんやなと。そうすると、何かっていうと、ZENKEI AI FORUM っていうのは、「わかった、これ歌会だ」と。今、僕たちがやってるのは、これ歌会をやってるんだ、というふうに思ったな、っていうのが、脱線その2ですね。俵万智さん。
啓蒙っていうかね、旗振りっていうのはね、偉大だなって僕、最近つくづく思いますね。難しい。難しいっていうか。自由を……、「自由にやって」っていうのを、人にね、伝えるっていうのも、実践してもらうっていうのも難しいし。僕はずっとそのレベルでの認識はあったんですね、しばらく前まで。だから、教育っていうもの、本当の教育者っていうのは、「言われた通りにやれ」っていうのは、僕の中でですけども、それはレベルが低い教育者で。本当の教育者っていうのは、教育してる対象の人たちに、スポンティニアスに、生き生きと、やる気を持って、アクティビティをやってもらうことを伝えることなんです。でも、それって矛盾をはらんでて。つまり、自由にやることを教えるっていうのは難しいよねっていう認識がずっとあったんですね。
っていうか、今、自分の気付きをさらに、ここに書いてあることと違う話を今しようとしてるわけですが。最近、僕はこのシチュエーションにさらに一歩理解が深まったんですけども、それを言いたいなと思ってますけども。今言ってるのは啓蒙みたいなもんで、教える側と教えられる側のシチュエーションで、自由っていうものをどうやって伝えるんだろう、っていう難しさが、矛盾を含んでるねっていう話なんだけども。ふと、自分自身に自由にやろうよっていうことを、独り言とか言いますけども、僕自身がいろんな活動を自由にやろう、っていうことを真剣に考えると、結構難しいですよね。っていうことね。
最近ちょっとブチ当たって。難しいなと思って。瞑想、マインドフルネスって西洋で流行ってるやつで、いわゆる仏教系の、原始仏教系の瞑想法なんですけども。まず入門って、呼吸を観察しましょう。でも呼吸をコントロールするんではなくて、自然に呼吸してることに気づきましょう、とかっていうのって、これ難しいなーって。できないんですよ、それ。どうしても「吸って」「吐いて」ってコントロールしちゃう。でもそれって自由じゃない。制御してるんですよね。「難しいなー」と。関係ない。啓蒙からの、あれですね。自己啓蒙っていうか、自己教育っていうのも、僕は自由は大事だよ、自主性が大事だよって人には言ってるけども、自分自身の自主性っていうのを意識してたか?っていうのをちょっと今悩んでます。どうでもいい話ですけども。で、俵万智さんのその2が終わってですね。脱線がいくつまであるんだって話ですけども、軽く流しますが、きました。
同人誌を軸にしてですね、脱線その3は芭蕉です。察しのいい人は、っていうか、文化教養のある人はもう当たり前じゃん、っていう話が連打されてますが。俳句、俳句。ここに書きましたが、前回のZENKEI AI FORUMで大島さんとホンダさんがプロジェクトね、ある意味、大団円をむかえたわけですが。それは何かっていうと、PoemGANっていう、浮世絵風の映像を生成するっていう、AIで生成するっていう、アートでね。NFTで儲けようって話ですけども。で、入力を俳句にしようと。NLPですね。NLP、自然言語を入力にして画像を出すっていう仕組みで、画像ができた、素晴らしい、っていう話で。ホンダさんとかが日々俳句を詠む暮らしになって、すごいなんか、侘び寂びだ、という風な話をしてたっていうのが実はあるんですけども。
僕は別なラインで、僕自身が芭蕉みたいなものにちょっと興味が湧いてきて色々調べてたんですね。そうすると、これも知ってる人は知ってる話ですが、俳句の世界っていうのは……和歌の世界と俳句の世界っていうのは、僕はどういう位置関係になってるのかきちんと把握してない外野の人間ですけども、なんかね、重なってるようで重なってないっていうか、重なってなさそうででも実は重なってるっていうか、よくわかんないんですけどもね。面白いなと思ってるんですが。
俳句の世界には「俳句結社!」なんかね、仮面ライダーの世界みたいですけどね。俳句結社っていうのがあるらしい。集まりですね。俳句結社は何をする結社かっていうと、句会を催すのが俳句結社の目的で。歌会みたいなものですね。で、なんで句会をするかっていうと、俳句を読むために句会をするわけですね。で、読んだ句を選んで、結社誌っていうのを、選者っていうか、結社のリーダーは、ですね、まとめて発行する。つまり、結社イコール結社誌で、結社誌、雑誌がイコールその存在のアイコンっていうかな、になってるらしい。なるほどと。同人誌っていうのは結社誌なのか、ということね。で、結社のメンバーを同人と呼ぶらしい。で、リーダーじゃなくて、いやこれ僕の浅知恵ですよ。間違ってたら詳しい人コメントください。リーダーがきちんと句会を仕切って、選んで、まとめて出すのが結社誌、リーダーのお冠がついてる同人誌。で、結社に集まってるメンバー、フラットな、同人っていう集まりで俳句をまとめるような雑誌が同人誌。っていう狭義のの同人誌、結社誌っていうカテゴリーっていう認識もあるらしいと。ググった、にわかの認識ですけどね。
「ふーん」と思っててググってたんですけど、Wikipediaにね、俳句結社、結社誌のページっていうのがあるんですよ。びっくりした。で、これ実際に行ったら、数えてないですけども、あいうえお、かきくけこ、ってね。これね、こんなに。ハイフンでそのままっていうのは、そのまま続いてるんですね。歴史がありそうな結社もたくさんありますね。っていうことで、僕の知らない同人誌の世界が、こんなに広い世界があったんだっていうのが、その3ね。芭蕉から広がった、つまり、同人誌っていうのは結社誌なんだ。つまり、「ZENKEI AI FORUMっていうのは結社だ!」と。俳句じゃないんですけど、AI結社だと。なるほど、と。その3でした。
これで終わるのかと思ったら、長いですけども、脱線、まだします。でね、「松岡正剛」。ファンシーな名前が出てきますが。これ個人的な背景なんですが。僕、外国暮らししてた時に、「千夜千冊」っていうのをオンラインでずっと見てて、ふるさとは遠きにありて思ってたんですよ、その頃は。日本っていうものを、日本語っていうものを、ね。その中のフレーズだったと思うんですけども、松岡さんは若かりし頃、自腹で同人誌を書いて、みんなに送りまくってた。何年間か。炭男(すみおとこ)っていう名前で、なんとかみたいなのをっていう。きちんと準備するときに調べようと思ったのに、時間切れでここは草稿のまま、ここに出てますが。「炭男」ってね、今風に見ると、炭治郎(たんじろう)ですけども。って言えば、みんな「おぉ」って思うかなと思って書いてただけですが。
言いたかったのは、この流れでね。これは単に、あの人は出版社を興した人ですけども。そういう文脈で自費出版みたいなのをやってたのかなって今までずっとふわっと思ってたんですけども。この人自身、京都の生まれで、俳句、この俳句結社とかそういう由緒正しい俳句の世界から育った人みたいなので、っていうのを知ってたんで。今ね、俳句結社こういう風なんですよって、その中の同人誌活動っていうのは、彼らにとっては日常としてやってたんだよ、っていうのがあって。そういうつながりで自費出版みたいな方向に行ったのかな、っていう「納得」っていうコメントですね、その辺が。ふむふむと。
はい、まずは続きます。これで終わりです。その後、僕、何度か言及してる、瀧本さんですけども。言及してるって言ったように、2020年の6月のZENKEI AI FORUMですね。もうZoomになってから、4、5、6。3回目の時に言及しましたが、瀧本さん。パート1って書いてありますが、「友達がいるのかいらないのか?」っていう振りで「わぁわぁ」言ってましたが。瀧本さんの本をここで取り上げたんですね、この回で。『君に友達はいらない』っていう本を取り上げたんですが。それの第1章のタイトルを見ると、ドーンとですね「秘密結社をつくれ」って書いてある。これを見て、じゃあ ZENKEI AI FORUM は秘密結社だね、っていう風に2020年の6月に言ってました。ビデオを見ればわかります。
なので、「わぁわぁ」今まで言ってましたが、認識するまでもなく、ZENKEI AI FORUMは、そうだったと。結社だった、と。丸く収まった、ってことでね。どう収まったかっていうと、ZENKEI AI FORUMは結社だなっていう収まりで。あと、同人誌っていう活動をね、ZENKEI AI Magazineとかやってますが、日本における同人誌っていうのは歴史が深いものなんだな、っていうのを、今更、市來健吾が認識したよ、っていう脱線でした。7時20分。いい感じかな、時間の流れ的にはね。
っていうことなので、同人誌っていうかね、ZENKEI AI Magazineは、僕の熱が冷めたって言いながらですね、やらなきゃいけないなと思ってます。ちょっと自分にムチ打つためにね、あれしたんですけども。
実は、前回の12月はゲストとして、さっきも言ったように、大島さん、ホンダさんをお呼びして発表してもらいました。で、その場でね、自分一人で発表したときはきちんと原稿をうまくまとめられない、ずっとペンディング、ペンディングって言ってるくせに、「大島さん、原稿書いてください」って気楽にお願いしてですね。で、大島さんはね、きちんと書いてくれたんですよ。PoemGANの原稿を。これ、チラ見せしますが。チラ見せになってるのは、ですね、僕が『ZAM 2021年12月号』をきちんと編集できてないから、チラ見せのままなんですけども。原稿をもういただいてます。これ、あのね、俳句、PoemGAN、俳句GANですけどもね。名前は「PoemGAN」なんで PoemGAN と呼ばせていただきますが。乞うご期待です。まとめます。きちんと同人活動、頑張ります。
っていうことで、第1部、終わりました。7時21分。YouTubeを、ポンポコさんです。こんばんはです。今年もよろしくお願いします。ありがとうございます。あんまりね、僕は、無理しないようにしようかなと。継続が大事で、あれどこかに書かなかったっけ?そうそうそう。僕の、ゆるくね、燃え尽きないように、枯渇しないように、インプットに意識して、やっていきたいなと思ってます。YouTubeは6人の方ご覧いただいて、ありがとうございます。コメントください。見るようにしますので。
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ZENKEI AI ポッドキャストBy 市來健吾