時代編集会議

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By 時代社Society & Culture
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時代編集会議 episodes

  • 無理だと笑われる挑戦を増やすためには with Craif 小野瀬

    今回のゲストは、尿中のmicroRNAからがんの早期発見に挑むCraif代表の小野瀬隆一さん。ANRIの投資先で、ナカジとは大学時代から17年の付き合いです。昨年、拠点をアメリカに移しました。ナカジからの問いは「日本から大きな挑戦を生むためには、何が必要なのか」。起業のときに言われた「USで満塁ホームランか三振してこい」という言葉を本当に守った小野瀬さんに、まずは率直に聞くところから始まります。「なんでアメリカ行ったんすか」。前半は、大きなことを言うことの効用と難しさについて。社員が真顔で「デカコーン、ナスダック」と語る会社の採用、法務責任者が6年いなくても妥協しないカルチャーの話から、SNSの冷笑で大きなことを言う人が減ったのではないかという問いへ。ナカジが最近考えている「スタートアップとは身分不相応な存在である」という定義、アメリカ挑戦を理由に日本の投資家に断られ続けた経験、そしてアメリカの投資家に言われた「それで終わり?」という一言まで踏み込みます。後半は、アメリカで経営して見えた日米の違いについて。従業員までボードの承認を気にする文化、拒否権を全部消せと言ったFounders Fund、Yコンの「ユーザーに向き合え」を日本人は鵜呑みにしない方がいいという逆説、全部のカフェに抹茶がある街。尿で検査するという発想は日本にいたから生まれた、という独自性の話、AIでアメリカと勝負できるのかという問い、TAMではなく「絵」を語るエクイティストーリーの反省まで。最後は、「大きな挑戦」という言葉の危うさについて。キャリアポルノになりかねない響き、「できるとは言ってない」「難しいと無理は違う」というビッグマウスの源流、起業家は才能なのか、VCからの調達は「悪魔との契約」なのか。そして、何兆円になったかより途中で一緒に笑えた仲間の方がきっと価値がある、という話で締めくくります。・タイムライン00:00 日本から大きな挑戦を生むには何が必要なのか00:43 なぜアメリカへ行ったのか。「USで満塁ホームランか三振してこい」という約束と、イーロンになりたくて起業した原点。コロナで消えた2020年の渡米計画04:13 大きなことを言うメリットは採用。社員が真顔で「デカコーン、ナスダック」と言う会社と、カルチャーに合わない人を落とし続ける採用(法務責任者は6年不在)07:20 大きなことを言う人は減ったのか。SNSの冷笑と、スタートアップとは「お前がそれやんの?」と言われる身分不相応な存在だという定義11:53 アメリカ挑戦を理由に日本の投資家に断られ続けた一方、アメリカの投資家は「それで終わり?」と究極のアップサイドを求める14:46 大きく語りつつ、下振れのシナリオを用意する。Neuralinkとイーロンに学ぶ、起業家側の説明責任16:16 Yコンを鵜呑みにするな。「Create something that’s financeable」の資本主義マインドと日本の職人気質。抹茶・神経締めに見る日本の勝ち筋21:16 アメリカで経営してわかったこと。従業員までボードの承認を気にする文化と、拒否権を全部消せと言ったFounders Fund。尿で検査するという日本発の独自性27:05 大きな挑戦に必要なのは結局お金。TAMではなく絵を語れ。事業会社向けに寄ってしまったエクイティストーリーの反省33:45 AIでアメリカに勝てるか。勝負がつくスピードの違いと、すでに沖に出ている者だけが波に乗れるという話36:29 投資家に嘘をつきたくないからアメリカ挑戦は全ラウンドで言ってきた。口に出して退路を断つことと、「大きな挑戦」が麻薬になる言葉だという違和感40:00 ビッグマウスの源流は本田圭佑。「できるとは言ってない」、そして「難しい」と「無理」は違う44:54 起業家は才能か。先天的な気質と、人の話を聞けるように変われる力47:11 スタートアップの定義はもっと狭くていい。VCからの調達は「悪魔との契約」、それでも大きな会社への憧れは残したい51:27 AI一人起業より、仲間と喜ぶ豊かさ。『HUNTER×HUNTER』の名言と、VCと起業家の独特な関係54:24 高校の生物は赤点、大学まで何もしていなかった人が大きな挑戦で成功することの意味

    58 min
  • 「代理店、いらなくないですか?」AI時代に広告運用の会社を立ち上げたHIDEN/中川亮に聞く

    #8 今回のゲストは、前日にAI広告代理店・株式会社HIDENをリリースしたばかりの中川亮(りょーくん)さん。フリークアウト出身で、デジタル広告の運用一筋。ナカジからの問いは、かなり率直なところから始まります。「言葉を濁さずに言うと、代理店っていらなそうじゃないですか」。数字で回せる運用も、クリエイティブ制作も、AIがどんどんできるようになっていく。それでもなぜ、いま広告代理店を作ったのか。


    まずは「広告代理店」という言葉の定義から。総合代理店とデジタル専業代理店を分けたうえで、運用レポートだけを作っている仕事はなくなるという話、出稿者は増えるのに広告枠は増えずCPMが高騰していく市場構造、予算運用とアドアフィリエイト(成果報酬)というまったく違う二つの競技、そしてアドアフィの構造的な事情まで踏み込みます。

    後半は、媒体の自動運用メニューを運用者が使わない理由、ソロプレナー志向だった中川さんが「一人では無理だ」と思った瞬間、これから増えるであろう少人数のブティック型代理店、WHO/WHATから紐解く上流の整理、AIオーバービューで検索流入が削られる話とLLMO、いま伸びている出稿者は中古買取という脱線まで。

    最後は、AIによって「人が人らしい仕事をできるようになった」という実感と、起業家のAIピッチをどう受け取るかという、投資家としての悩みで締めくくります。

    45 min
  • スタートアップの「ラベル張り替え」はどう受け取るべきか with guest 熊平智伸

    #8 今回のゲストは、カリフォルニア州を拠点に「水のインテリジェンスカンパニー」を経営する熊平智伸さん。全米の地方自治体や水道局の会議にひたすら出席し、「異常気象が起きた」「ベテランエンジニアが退職して来月から水を管理する人がいない」「藻の除去に5億円かかる」といった現場情報を集めるという事業の全体像から話は始まります。

    シリコンバレーから山を一つ越えた砂漠の農業地帯で、あえて"シーンの外"にいる熊平さんは、ソフトウェアの強さだけで勝つのが難しくなった今、「普通の人が見ない場所にいること」自体に価値があると語ります。

    アメリカの老朽化インフラという確実に来る課題に、インダストリアルな答えを見つける。20代のラーメン食ってる若者には追いつけない起業を選ぶ、という視点です。

    後半は「ラベリング」の話へ。3年前にクライメイトと言っていた会社が今はエナジーセキュリティを名乗る。この半年、全員がFDEと言っている。そうした言葉の張り替えをどう受け取り、自分では何をすべきか。「お客さんにスタンフォード・クライメイト・ベンチャーの3語は絶対に言わない」というエピソードや、ナカジが投資委員会で「フォワードデプロイドセールス」という自作の概念を語って全員ポカンとされた話も。メディアの役割は名付けであるという話から、禅問答や『十牛図』まで飛びます。

    29 min
  • 国がエンタメを盛り上げることの是非 guest DeNA 田中(エディ)さん

    #7 ゲストはDeNAの「エディ」こと田中さん。大学時代のフリーペーパー編集サークルから続くあだ名の由来から話はスタート。

    本編のテーマは「国はなぜ、今になってコンテンツを推すのか?」。骨太の方針や戦略17分野にアニメ・漫画・ゲームが並び、巨額の支援が語られる一方で、「国が支援するものはダサくなる」という定説もある。この違和感を出発点に、田中さんは国の文化支援を「国威発揚・ソフトパワー」「文化芸術の保護」「産業政策」の3段階に整理し、今の支援が完全に"経済政策"であることを解説します。

    さらに、日本コンテンツが「内需で楽しむもの」から「外貨を稼ぐもの」へ変わった転換点、紙・テレビ放送時代に先人が耕した土壌とデジタル流通による爆発、ゲームが先に世界へ出ていたのにモバイルでは苦しんだ理由(ガチャ/Pay to Win/Flash問題/カルチャーの差)、アニメの弱点である「見て終わり」のマネタイズ問題、中国の規制変更から北米Netflix依存へと移った産業構造のリスクまで、ファクトベースで深掘り。

    最後は「じゃあ国に何をしてもらえばいいのか?」という問いに対し、「してもらう」ではなく「歩み寄る」こと、そして民間はとにかくビジネスで成功することが全て、という結論へ。VC・スタートアップ側のナカジと、エンタメ現場の田中さんが、政治と経済の距離が縮まる2020年代の向き合い方を語ります。

    ※田中さんの発言はすべて個人の見解であり、所属企業を代表するものではありません。


    タイムライン時間内容

    00:00 オープニング。DeNA「エディ」こと田中さん登場、あだ名の由来

    01:48 本日の問い:なぜ国は今コンテンツを推すのか?「国が支援するとダサくなる」定説をどう見るか

    04:05 国の文化支援の3段階(国威発揚 → 文化芸術の保護 → 産業政策)。今の支援は完全に「GDPを上げるための投資」

    09:00 日本コンテンツが「内需で楽しむもの」から「外貨を稼ぐもの」へ変わった転換点と、デジタル流通+コロナによる爆発14:24ゲームは先に世界へ行っていたのに、モバイルで苦しんだ理由(ガチャ/Pay to Win/Flash問題/カルチャーの差)

    21:50 アニメとゲームの本質的な違い、そしてアニメの弱点「見て終わり」のマネタイズ問題

    24:38 アニメ産業「右肩上がり」のカラクリ:内需は横ばい、中国の規制変更、北米Netflix依存のリスク

    30:18 国は何を支援すべきか? 議論と世論形成の重要性、経産省IP360とインディー支援、CEDECアンケートの例

    38:34 2010年代の「小さな政府」から政策転換へ。シリコンバレーとワシントンの距離が縮まる2020年代43:19まとめ:「何してくれる?」ではなく歩み寄る。民間はビジネスで成功するのが全て/次回予告


    47 min
  • 【AI】飲食店の利益率はなぜ低いのか?「6店舗の壁」とAI可能性について(ゲスト:dinii 山田真央)

    #6 時代社の編集会議をそのまま流す番組「時代編集会議」。今回のゲストは、飲食店向けモバイルオーダー/POS「dinii」元代表で、中目黒で「テンプラOKARIYA東京」も営む山田真央さん。テーマは「AI時代に飲食店はどうなるのか」。

    飲食店は「6店舗」を超えると本部が必要になり、利益率がガクッと下がる——店舗展開すればするほど1店舗あたりの強さが薄まっていく、という飲食ビジネスの宿命の話から、上場飲食企業に共通する「客単価3,000円の壁」、そして「サイゼでいい」と「スタバがいい」のあいだにある死の谷というブランド論へ。


    なぜソフトウェア企業(ClaudeやNotion)までカフェを出すのか、AIによってシフト作成や発注が自動化された先に「経常利益率30%の飲食企業」は生まれるのか、IPコラボの破壊力、インバウンドとプライド問題、そして飲食店とVCマネーの相性まで。

    飲食店とテクノロジーとAIと資本の話をいったりきたりしながら話してみました。ぜひお聞きください。


    00:00オープニング — テーマは「AI時代に飲食店はどうなるのか」

    00:50「6店舗の壁」— 本部は純粋なコスト、店舗展開するほど利益率が下がる宿命

    04:00拡大志向の経営者は「5:3:2」/上場飲食に共通する客単価3,000円の壁

    05:39「サイゼでいい」と「スタバがいい」— ブランドの死の谷、「〜がいい」はカテゴリーに1つ

    11:57なぜClaudeやNotionはカフェを出すのか — 画面の外のブランド体験、VCとカフェ

    14:48AIが変える現場 — シフト作成・自動発注、5年後に経常利益率30%の飲食企業

    17:20飲食が儲かることは5年後に「バレる」— 日本文化に下駄を履く業態、IPコラボで売上10倍

    22:24インバウンドとプライド問題/多店舗展開の陳腐化/飲食店はVCマネーを入れるべきか

    31:15最近美味しかったお店 — 用心棒本郷・静岡FUJI・日本の食文化、テンプラOKARIYA東京



    dinii

    https://dinii.jp/


    OKARIYA tokyo

    https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131701/13319555/

    38 min
  • 【余白】余白と仏教~自受法楽は余白なのか~ with 川島俊之さん(高野山真言宗 高福院 住職)

    #5 申し訳ありません。新スタジオで録画したのですが、録音方法間違えており少しAIで音声補正したのですがやや聞き取りづらい部分もあります。申し訳ないです。


    前回(問い三「余白とは何か」)の最後で「次回はお坊さんを呼んで余白と仏教をやりたい」と言ったので、本当に呼びました。ゲストは目黒・高福院の住職、川島俊之さん。公認会計士として監査法人で監査・IPO業務に7年、シンクタンクでコンサル、そしてグローバル・ブレインでほぼ第1号社員としてベンチャーキャピタリストを務めたのち、40歳で寺を継いだ方です。前回のゲスト・Rendez-vous代表の浅岡も再登場し、3人での鼎談になっています。


    中心にあるのは「余白は仏教で言う何なのか」という問い。浅岡が定義をアップデートした余白の5条件(非日常・非合理的・没頭できる・能動的・知識やスキルが必要)を出したところから、川島さんが仏教の「無我」を持ち出します。無我とは自分を消すことではなく、生存やエゴイズム=自己を維持することから離れた状態のこと。そして無我の境地では、いい作品を作ろうとするのではなく「向こうから作品がやってくる」。柳宗悦の民藝運動、川島さんが学生時代に弓道で味わった「降りてくる」感覚、浅岡がボクシングで経験した「スローモーションに見えた」瞬間が、同じものを別の言葉で指していたことが分かっていきます。

    浅岡のコアにある絵本『やっぱりオオカミ』が、実は無我の物語だったのではないかという読み替え(38:08〜)。お釈迦様の遺言「自灯明・法灯明」と、無我なのに自分を頼れという矛盾。そして今回の最重要語である「自受法楽」——自分ひとりだけれど、世界を存分に味わっている状態。そんな仏教的なものと余白的なものを混ざりながら語ったpodcastとなっております。

    新スタジオ初収録/VCから住職へ/余白の5条件アップデート版/寺とサウナは似ているのか/うまくなりたいと言った瞬間にヤバくなる/弓道で「降りてきた」経験/フローと無我の境地/柳宗悦と民藝、向こうから作品がやってくる/『やっぱりオオカミ』は無我の物語だった/自灯明と法灯明/自受法楽/余白ハラスメントの怖さ/五大に皆響きあり/仲間とは響き合うこと/起業を芸術作品として見られるか/身体性か、それとも関係ないのか/AI時代に祭りへ帰る/エフェクチュエーションは仏教的/正解がありすぎる時代/見立て屋という職業/魂ではなく「魂の響き」/北斗の拳と愛と恋/余白とは可能性である





    2 hr 17 min
  • 【余白】"余白"とは何か ~お金と時間があっても幸せにはなれないのか~ with RENDEZ-VOUS 代表 浅岡 亮太

    #4

    今回の問いとしては余白という概念について、その概念について教えてくれた投資先RENDEZ-VOUS 代表の浅岡さんと話しています。

    趣味でもなく遊びでもなく余白という概念。自分は趣味があんまりなくて、いつも浅岡さんを見るたびに趣味人だなーとおもっていて、人生を幸せに生きる才能がある人だ。とおもっていたのですが、今回の収録を通して努力をしてそういった幸せを自分で積み上げていっているんだなということを痛感して、反省しました。


    一生懸命に仕事をしていった先に何があるのか。仕事が趣味ですというのは素晴らしいことだし悲しいことなのかもしれない。一方でその仕事というものをどうとらえているかということもあるかもしれない。


    ここ数年ずっと新自由主義的な価値観で競争していき仕事こそが生き甲斐をもたらしてくれていた時代から、AIなど含めて時代の変化があるなかで、余白という概念がより今後浸透してくるかもしれないと思えた収録でした。ぜひお楽しみください。


    タイムライン

    01:00Rendez-vous紹介 — 車の共同所有サービス/車の悪いイメージへの問題意識02:00「人生の余白を広げる」というミッション03:002010年代の価値観 ニュースピックス的実存/勝間和夫的IT・英語・会計03:3830代になって「お金を稼げば幸せか?」の揺らぎ04:30クラシックカーの家庭で育った浅岡 / 140億円の車の世界05:39ランデブーに投資した理由 / 好き嫌いで生きる方が楽しい06:30効率・便利が法話状態 / 余白を楽しむ時代へ07:45中路は趣味がない / 趣味のない大人問題08:00朝井リョウ『インザメガチャーチ』本屋大賞2026 — 孤独な定年退職への恐怖09:442020年代と2010年代の空気感の違い / コロナによる強制的孤独体験13:002010年代は「土日も仕事です」がかっこよかった13:56趣味とは何か15:02「仲間」がテンションを変える / 一人の趣味と複数人の趣味15:35「余白」という言葉の発明 — ランデブーのミッション設計時に降りてきた16:30楽しい時間とは違う、もっと深いもの17:27余白の3条件:能動的/ちょっと難しい/身体感覚18:30YouTubeを能動的に見ても余白は得にくい19:16サウナ余白論争 — 富士山サウナvs六本木テルマー湯20:30余白の定義にも余白がある21:26なぜ余白が大事だと思ったか — 観察から得た仮説22:30お金じゃ買えない/能動的に難しいこと=遊び=余白23:14余白には投資(時間とお金)が必要 / 余白の師匠=宮坂学さん24:30最終新幹線で白馬まで滑りに行く努力25:38突き詰める余地がある趣味ほど余白を得やすい26:30余白癖は磨ける / 没になった趣味(ロードバイク等)27:40「仲間」という言葉 / 仲間がいる予白の方が続く28:30金融的身体性 — 全ての意思決定が金融的になる病29:57タワマンと資産価値 / 誰でも住める家vs自分で建てた家30:30車・iPhoneのリセール地獄 / 全てが市場化している31:00金融的身体性の対極=美意識・冷静・スピリチュアリティ31:30オーナー企業の感覚 / アートを金融的に見ない人32:30スタイル=内発的動機 / なぜ浅岡はそうなったのか33:30シャイだった子供時代34:09カナダでのサバイバル経験 / 価値観形成の話35:30絵本『やっぱりオオカミ』36:23通過儀礼はいつ来るか — 家族ができた瞬間/挫折の瞬間38:39経済成長前提の崩壊 / 構造的に成長できない時代に何を目指すか40:00AIと「人間とは何か」 / ウクライナ・トランプ40:512000年代が世界のピーク説 / 仲良かった頃42:002017年のインターネットにはまだ余地があった/前略プロフィール/ミクシー42:50モーガン・スリーホイラー試乗で記者が涙したエピソード45:00余白採用/インターン応募する学生にも予白の話をしてしまう47:00選択肢が多様化しすぎて選べない時代49:43年収600万〜2000万が一番苦しい説 / タワマンを買えと言われるゾーン51:00ニュースピックス的実存の射程外にある人たち52:00中路の自己分析 — 早々にくじかれてGoogleを辞めた53:45努力で余白を磨く56:00中路の限界 — 仮説がないと取り掛かれない/浅岡は感性で動ける57:00美意識のために強くなりたい — 喧嘩した方がアテンション取れる悔しさ58:30スタートアップが憧れを作るのをサボっている問題59:30雑誌的な編集の減少 / ポパイ読んどけ時代の幸せ1:07:07哲学的態度 — 自分で考えて物事を決めたい人たち1:09:33『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 — 余白マーケットの存在1:11:00スタートアップの物語に乗り切れない人が出てきた1:13:16余白だけの人生も違う / 仕事と余白のバランス1:14:55浜辺で運動会企画 — 焚き火に飽きたから1:18:00余白リターン — 余白を得るために投資する/精度が上がっていく感覚1:21:02仏教的価値観への接近 — 二項統一・自然肯定1:25:00永森・稲森 / 京都の長期主義 / 日本的経営1:27:00禅と右翼問題 / 日本的なものの捉え直し1:28:59西洋には余白という概念がない / それは日本の強み1:29:49仏教の「まず自分を満たす」考え方1:30:00「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きている資格がない」1:31:00西洋の若者の宗教回帰 / 神道がしっくりこない問題1:32:00巨幻で終わる可能性もある/ポジション抜き本気抜きの関係性1:33:00エンディング / 次回は「余白と仏教」をオフラインイベントで開催かも

    1 hr 35 min
  • インターネットオーラルヒストリーとはなにか/カセットテープでPodcast?

    #3 2026年5月4日の文学フリマ東京38に時代社として初出展し、新作『インターネットオーラルヒストリー』を発売します。カセットテープにインターネットの歴史を紡いできた3人のインタビューを録音した、ちょっと変わった作品です。

    なぜ今、カセットテープなのか。なぜオンラインに載せず、文学フリマでしか買えない形で売るのか。「閉じて、大きく広がっていく」ものを作りたいという中路の問題意識と、2010年代的なインターネットの空気を残しておかないと次のナラティブが作れない、という去年から続くテーマを軸に、ノスタルジー文化、カセットブーム、AI時代のオルタナとは何か、までを話しています。

    後半では、インタビュイー3名への取材を終えての感想、ジャケットデザインのこだわり(アスキーアート、観音開きの歌詞カード)などについて語りました。


    🎙 文学フリマ東京38

    • 日時:2026年5月4日(日・祝)
    • 会場:東京ビッグサイト
    • ブース:こ-31〜32(社会・評論カテゴリ周辺


    時間トピック・タイムライン

    00:01 オープニング / 前回(藁谷さん回・約2時間)の振り返り

    02:30 「2時間ポッドキャストは長すぎ問題」と次回からの仮説検証

    02:58 本題スタート:5月4日の文学フリマ東京38に出展します

    03:35 制作期間2週間という無謀なスケジュールの反省

    04:28 『インターネットオーラルヒストリー』とは何か

    04:51 2010年代のインターネットを振り返らずには次にいけない

    06:30 文学フリマに2年前に行って感じた「昔のインターネットっぽさ」

    07:25 kernのオフィスでカセットテープを見つけた話

    09:04 物があるほうが記憶に残る / ポッドキャストでは本音が話せない

    10:29「閉じて、大きく広がっていく」をどう作るか

    12:00 カセットの所有感とインテリア性 / 4年前にハマったきっかけ

    13:49 レコードとの違い / カセットの気軽さ

    15:21 NewJeansのカセット、韓国のBootleg事情

    16:19 なぜ今カセットなのか? AI/新体制と「肌触り」の話

    17:25 便利すぎる時代と、人が手間をかけたくなる感覚

    18:41 Spotifyのアルゴリズム vs カセットを「カチャッ」と入れる儀式

    21:11 オルタナとして「過去の表現」が選ばれる理由

    23:46 ノスタルジーという現象を構造的に捉えたい

    25:53 インターネットがノスタルジー文化の寿命を延ばしている

    28:20 カセットの魅力をどう説明するか — 平成ノスタルジー

    29:10 「オーラルヒストリー」とは何か(歴史学・社会学の手法として)

    30:23 Webメディアという概念が消えていく中で残しておきたい記録

    32:02 インタビュイー3名の紹介:中川綾太郎/塩谷舞/高木新平

    33:42 — キュレーションメディア騒動を当人の言葉で

    37:16 3人の「色」分け — ビジネス/カルチャー/コミュニティ

    38:51 3人共通の文脈:Web人口が一気に増えた2010年代

    39:39 塩谷舞さんが今も「あの頃のしおたん」だった話

    40:32 音声に乗る息遣い、テンション — テキストにはない情報

    41:30 「カセットでやらなきゃよかった」と思うほどいいものができた

    42:35 ジャケットデザインの話 — アスキーアートと2ちゃん的UI

    44:17 「IOH」という頭文字、平成研究所っぽさ

    45:18 観音開きの歌詞カードに6,000字の文字起こしを掲載

    46:23 プリンター事件 / 封を切らずに売る案

    47:39 どう売るか、いくらにするか、まだ決まっていない

    48:46 紙メルマガで実感した「物を作る」コストの重さ

    49:30 テクノロジーとオルタナの両方をやる / 自分にとっての表現

    50:29 フロンティアと胆力の話 — ポッドキャスト後発でも続ける

    52:39 ちゃんと売りたい — 遊びでは作っていないから

    53:20 リスニングパーティー/代々木公園お花見構想

    55:33 文学フリマの魅力 — 個人の熱が集まる場

    57:03 「来週は熱く語り直す宣伝回をやろう」

    58:41 文学フリマ自体ももうオルタナではない、という認識

    01:01:06 出展情報まとめ:5月4日 / こ-31〜32

    01:02:46 エンディング

    1 hr 4 min
  • 【編集】編集という行為はどういうことなのか(ゲスト:ソラジマ 編集者 藁谷周太郎)

    #2 株式会社ソラジマの藁谷さん、kernのタカヤ・オオタさんを迎え、時代社/ANRIの中路とともに「編集とは何か」を起点に話した回。少女漫画編集の現場で、作家と社会をどうつなぐのか、ヒットやIPはどこまで設計できるのか、そしてアルゴリズムの時代に“雑誌的な偶然”をどう取り戻せるのかを掘り下げます。思想、美学、批評、紙の未完成性、東京と地方の感覚差まで横断しながら、編集をひとつの表現として話し合ってます。(*音声が多少聞きずらいこともあるかとおもいますが、申し訳ありません)編集者藁谷周太郎/少女漫画の競合は恋リア/編集は集めて編む/良い原稿を得るために何でもする/作家と社会の橋渡し/暮らしを蔑ろにしない/作家と同一化しない/シラケつつノリ、ノリつつシラケる/少女漫画作家はデビューの順番がある/編集部期待しない作品が大きくハネる/他人に強い否定する意味/可能性を消す作業/意思をこめてるときは伝わらず、意思がないのは伝わる/運動神経が良い悪いネーム/雑誌がSNSによって解体された/レーベルの難しさと重要性/目的なき合目的性/自分の無頓着さにきづけるか/スーパーの陳列美学/東京論/コピペの街/コンテキストを意識/語り不足/批評と編集はセット/批評論賞?▼ タイムライン00:00 自己紹介・藁屋さんとの出会い08:00 少女漫画の現在地——激化する女性エンタメ市場14:00 編集者という仕事——「最初の読者」であること23:00 ヒット作は狙って作れない——編集会議の力学44:00 「雑誌的価値観」の再発明——偶然性 vs アルゴリズム55:00 「断面」と「立体」——思想を組織に実装する難しさ1:04:00 言語化ブームへの批判1:14:00 スーパーの陳列に宿る「思想」1:24:00 東京・地方・車——思想性が生まれる場所1:43:00 批評の不在——語られないものは残らない1:57:00 紙の「未完成性」——ヨスミの実践

    2 hr 7 min
  • 時代編集会議とは

    #1 時代編集会議の1回目です。

    ANRIというVCで6号ファンドのGPをやりながら、時代社という会社を起業したナカジと、その会社のCreative directionを依頼しているkern タカヤ・オオタさんで、この時代編集会議というネットラジオについて、また30代のキャリアについてなどなどを話しております。

    海外ではVCが自ら事業を手がけるのも珍しくない中、なぜあえて個人活動の延長ではなく「法人」という別人格の箱を作ったのか。そこには、答えが一つに一元化していく現代への違和感と、先人たちとは違うゲームをプレイし、多様な登り方=「第三の道」を示したいというので盛り上がりました。

    こういういろんなキャリアが増えていくことが窮屈な社会をつくらないことになるんじゃないかなーと思ってます。


    -キーワード

    「時代社」を設立した経緯/空気2025の振り返り/時代社の編集会議をオープンにしてみる/海外ではVCが事業をやるのも普通/「第三の道」を示す起業家精神/上の世代と違うゲームをプレイする/ライフタイムカンパニーとしての起業/箱があるからこそ宣伝ができる/個人と法人の違い/法人は別人格だからこそ推せる/答えが一元化していくことへの違和感/先人にない新しい可能性を広げたい/多様な登り方を生みたい/自分にはなにのコンテキストがあるのか/過去の語りとの接続/編集の過程を見せていくこと/時代に問いを立てるために表現/人生は目標なくベクトルを決める/ミーティングではなく雑談/余白の可能性/人間vsAIではない軸をだす必要性


    48 min

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『時代編集会議』は、「時代に問いを立てる」ことをミッションとするブティック・メディアカンパニー「時代社」がお届けする、時代/時代社の編集会議。