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第23回は収録日が安藤の誕生日ということで、誕生日スペシャル。そもそも日本で個人の誕生日を毎年祝う習慣が広まったのは戦後から、という話から始まります。子どもが2人になって、お互いの誕生日が二の次になっていく現実。それでも振り返ると、15年分のプレゼントには記憶に残るものがありました。妻が「これは衝撃だった」というソーダストリーム、25歳の予算をはたいて贈られた靴磨き台、そして謎の存在感を放つ「手乗りごちさん」。後半は、大阪配属でメンタルを崩していた頃の話へ。マックでセットが頼めず、納豆すら食べられなくなり、水筒の米でお粥を作っていた20代。「私以外の趣味を見つけなさい」と言われたことが、靴作りに辿り着く出発点でした。そして今、35歳が人生で一番健康かもしれない、という現在地。
――― 🎧 週末シューメーカー・安藤と合いの手役の妻がお届けする「シコウのラスト」。革靴づくり × マーケティングの視点で、考え方のフレームワークを紐解きます。
製作した靴や木型はInstagramで https://www.instagram.com/s.ando1029?igsh=YXhhM2RzdHdmYjdk&utm_source=qr
新企画「THE SHOEMAKERS」スタート。安藤がリスペクトする靴の作り手をお招きして、その思考を深掘りしていく対談シリーズです。記念すべき第1回のゲストは、オーダーメイドサンダルのブランド SOLE CODE を手がける中山さん。理学療法士として整形外科やスポーツ現場でリハビリに携わるなかで感じた「足元の重要性」と「理学療法の限界」から、靴づくりへ。職人養成プログラムで3年間クラシックな製靴を学びながら、たどり着いたのは——CNC切削機で革を積層して削り出すフットベッドという、他に類を見ない手法でした。なぜコルクやフォーム材ではなく革なのか。日本の「脱ぎ履き」文化とサンダルの相性。そして最後に、答えに窮しながら出てきた「靴とは、暮らしと体に寄り添うもの」という言葉。収録はオーダーメイドの採寸をしてもらった直後、自宅にて。
ゲスト:SOLE CODE 中山さん https://www.instagram.com/solecode.fw?vrfl=ZWRta245eTB2cTJq
――― 🎧 週末シューメーカー・安藤と合いの手役の妻がお届けする「シコウのラスト」。革靴づくり × マーケティングの視点で、考え方のフレームワークを紐解きます。
製作した靴や木型はInstagramで https://www.instagram.com/s.ando1029?igsh=YXhhM2RzdHdmYjdk&utm_source=qr
第21回はアメリカレポ後編、シカゴ編。といっても今回の主役は街より、同行した韓国人とインド人の同僚との3人旅。ムスリムの彼のためにハラールの店を探して歩き、金曜のお祈りではモスクにお邪魔させてもらった話。ハラールとベジタリアンは何が違うのか、インドでイスラム教徒がマイノリティである歴史的経緯、そして「出世したいなら自分から言わないと永遠に上がらない」というインド流の処世術まで。シカゴ美術館では、中世絵画に描かれた靴をひたすら撮影(現存しない時代の貴重なデザイン資料)。禁酒法時代のマフィアの痕跡、地元のジャズクラブ、そして予想外に美味しかったディープディッシュピザ。最後は踏切で足止めを食らい、飛行機にギリギリ間に合うまで。
【プレゼント企画】レッドウィング工場で購入した純正シューブラシを、抽選で1名様にプレゼント。Instagram(@s.ando1029)をフォローのうえ、DMでキーワード「赤羽」をお送りください。応募は10月31日まで。当選発表は発送をもって代えさせていただきます(発送先のご住所とお名前をお伺いします)。
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製作した靴や木型はInstagramで https://www.instagram.com/s.ando1029?igsh=YXhhM2RzdHdmYjdk&utm_source=qr
第20回は本業の出張で訪れたミネソタから、念願のレッドウィング工場見学レポート。数年越しで同僚に繋いでもらい、就業後の工場を案内してもらいました。革のグレード判定をAIカメラでこなす機械、レーザーで型入れから裁断までやってしまう工程、鉄板を入れる安全靴用に先端だけへこんだ特殊な木型——100年以上の歴史を持つ会社なのに、使えるものは新旧問わず取り入れるミックス具合がアメリカらしい。生産の8割を占めるのは実は安全靴で、日本でおなじみの「ヘリテージ」は残り2割という構成比の話や、品質基準の厳しさ、そして地元レッドウィング市との深い結びつき(高校への製靴機械の寄贈など)も。帰りの配車が捕まらず田舎道で立ち往生しかけた話まで。次回はシカゴ編です。
――― 🎧 週末シューメーカー・安藤と合いの手役の妻がお届けする「シコウのラスト」。革靴づくり × マーケティングの視点で、考え方のフレームワークを紐解きます。
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第19回のテーマは「境界線」。冒頭は前回の続きから——ブランドとは何かを考えると、それは複数の連想を一語に圧縮する「zipファイル」のような作業なのではないか。ポスターもショート動画も同じ「3を1にする」プロセスで、自分はそこが苦手だと気づいた話。後半は身体の境界線へ。外で着た服のままベッドに上がられるのが耐えられない妻と、食卓の横にコートがある方が気になる夫。肌は自分の内側なのか、服のような外側なのか。インドでの手食、機内のトイレを裸足で歩く感覚、自他の境界が曖昧な社会の話から、ワークライフバランスの「ライフ」は本当にオフなのか、という問いまで。最後は、テンアイレットに「BOUNDARY(境界線で遊ぶ大人の靴)」というシリーズ名をつけた理由と、対になる新シリーズ「axis」の構想へ。
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第18回は前回予告した「カレー作りと靴作りは実は同じ」という話から。シチューが具材でほぼ決まる一本道なのに対し、インドカレーは玉ねぎの炒め具合、トマトの有無、ヨーグルトかココナッツか、テンパリングするかしないか——工程ごとの選択の掛け算でアウトプットが分岐していく。そしてこれは靴作り(木型・型紙・縫製・吊り込み・底付け)とまったく同じ構造で、どこか一つが崩れると全体が台無しになる掛け算でもある。マーケティングのカスタマージャーニーも同じだ、という話へ。後半は思わぬ方向へ——「投入物とまるで違うものが産出されることに興奮する」夫と、「思い描いたものが思い描いたまま形になるのが気持ちいい」妻。うどんを頼んだら素うどんが出てこない家の理由が、ものづくり観の違いとして解き明かされます。次回は「自己の境界線」について。
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第17回からは箸休めのフリートーク編。初回のテーマは、安藤がこの5年で500回以上作り続けているインドカレーです。まずは日本にインド料理店が多い構造的な理由から。そして欧風カレーとインドカレーの決定的な違いは「旨味をどこから取るか」——ブイヨンや出汁で煮込むのか、玉ねぎとトマトを油で脱水して凝縮させるのか。さらに、日本のカレーにターメリックが2〜3倍多く入っている理由は、日本米の甘さに合わせた設計ではないかという仮説も。北インドと南インドの違い(ヨーグルトとココナッツミルク)、ビリヤニにヨーグルトが要る理由、「マトン」が指す肉が地域で違う話まで。妻が結婚したてに作った伝説の"クミンカレー"事件も収録。次回は「カレー作りと靴作りは実は同じ」という話へ。
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第16回はシーズン1の総集編。2014年に大阪でアメトラから革靴に入り、エドワードグリーンの202ラストで履き心地に目覚め、靴を買いすぎて妻に泣かれ、そこから「買うより作る」へ——2018年の靴教室から、木型の独学と大阪通い、テンアイレットの誕生、ブランド名の決定、そして生産体制と受注開始まで。12年分を1時間で一気に振り返ります。途中、「靴を作っている人が必ずしも革靴オタクとは限らない」という考察や、「靴職人は働く姿を見かけないから職業として認識されにくい」という話も。そして最後に、12月12日(土)〜13日(日)、浜町のギャラリーで開催するOUT OF OFFICEのローンチ展示会と、そこで発売するZINE(5〜6万字!)の全貌をお知らせします。次回からは箸休めのフリートーク編へ。
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第15回、ついに受注開始——そして1足目でいきなり大失敗します。当初は「木型は幅と長さのグレーディングだけ、削らない」という簡略化を狙っていました。妻の足にはピタリと合ったのに、最初のお客様には羽根が2センチも開いてしまう事態に。原因はインステップのプロポーションと、厚手のスポーツソックス。ここから測定項目を増やし、やむを得ずビスポークへと舵を切ります。さらに、納品時に毎回1時間かけて聞くアンケートから見えてきたのは、「オフのための靴」として設計したはずが、みんな「オンオフ両方使えるから」と答えるという事実。想像だけで作ることの危うさと、仮説と検証をセットにすることの大切さ。初めてお金をいただいたときの怖さ、確定申告で知った在庫という概念の話も。冒頭ではタイ出張のグルメ分析(甘味・酸味・辛味の国で日本食が恋しくなる理由)から。これで過去編は現在に追いつきました。次回はまとめと、これからの話へ。
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第14回は生産体制の話。ブランド名も決まり、いよいよ受注開始——でも計算すると、週末シューメーカーが作れるのは年に4〜5足が限界。誰かと一緒に作らないと成り立たない、けれど縫製をお願いできる相手がどうしても見つからない。突破口は、浅草のリペアショップの年末の芋煮会でした。たまたま15分だけその場にいた縫製とパターンのお二人に声をかけたことから、今の生産体制が生まれます。上がってきた靴を見て痛感したのは、縫っただけで立体に立ち上がる職人の技量の差。そして最初のサンプルで犯した失敗から学んだ、「チームのものづくり」の本当の意味——それは次の工程へバトンを丁寧に渡すこと。冒頭では商標登録をやってみた話も。次回はいよいよ、1足目からの大失敗の話です。
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