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新型コロナウイルスの世界的な流行の中、世界各地では、競技を問わずほとんどの国際大会、国内リーグが延期ないし中止となっています。台湾でも毎日新たな感染者が確認されており、収束してはいません。しかし、政府、管轄部署の衛生福利部の先手先手の対策、啓蒙活動もあり、感染拡大をある程度抑え込んでいます。こうした中、無観客という形ではあるものの、各種スポーツの国内リーグが開催ないし、これから開催されようとしています。
今週の「スポーツオンライン」では、台湾の各種国内リーグの話題をご紹介いたしましょう。
まずは、サッカーの男女の国内最高峰リーグです。女子の最高峰リーグ「台湾ムーランフットボールリーグ」は今日11日、開幕します。「台湾ムーランフットボールリーグ」は6チームが台湾各地で、9月まで総当たり3回、各チーム15試合のレギュラーシーズンを戦ったのち、10月24日から「ムーランカップ」と呼ばれるトーナメントを実施、レギュラーシーズンの4位と5位、同3位と6位がまず対戦し、4位と5位の試合の勝者がレギュラーシーズン1位と、同3位と6位の試合の勝者が、レギュラーシーズン2位と対戦、さらにその試合の勝者同士が決勝で戦うというものです。
参加6チームの内訳は、3連覇中の台中ブルーホエールズ、昨年2位の花蓮、そして3位台北ブラボー、新北ホンユエン、高雄ヤンシン、桃園国際です。どのチームが台中を止められるかが見どころとなりそうです。
また、男子の最高峰のセミプロリーグ、今シーズンで4シーズン目となる台湾フットボールプレミアリーグ(TFPL)は明日12日に開幕、8チームが11月末まで、総当たり3回、各チーム21試合戦います。
8チームの内訳は、3連覇中の台北ダートン、3年連続2位の台湾電力、台湾で初めてAFC公認のプロチームとなったハンユエンFC、台湾鋼鉄、国立台湾体育運動大学、台中FUTURO、銘伝大学、そして台北レッドライオンズの各チームです。
今シーズンは多くのチームで選手の入れ替えが激しく、混戦になりそうです。特に連覇中の台北ダートンは、代表キーパーの潘文傑・選手と、昨シーズンのMVP、ハイチ出身のストライカー、マルク・フェネルス選手がいずれも台湾鋼鉄へ移籍、大きな戦力ダウンとなっており、4連覇の難度は高まっています。
なお、日本人選手では、ハンユエンFCには、シンガポールのアルビレックス新潟シンガポールを皮切りに東南アジア各国リーグでプレーしてきたミッドフィルダーの下野淳・選手が加盟したほか、台中FUTUROには、昨シーズンもプレーした元ザスパクサツ群馬の一柳 夢吾(いちやなぎ ゆうご)選手、小川圭佑(けいすけ)選手、藤原誠二選手らに加え、ベテランキーパーの東風淳選手、そして、若手ディフェンダーの山内恵太選手、上田航平選手の2選手が加盟、監督も、かつて2度に渡り中華民国台湾の男子代表チームを率いた今井敏明監督が指揮を執ります。
台湾サッカーの競争力アップの為にも、国内リーグの盛り上がりは重要です。今季は当面無観客試合ではありますが、将来のプロ化に向け、レベルの高い戦いが繰り広げられることを期待したいと思います。
(ジングル)
続いては、台湾プロ野球の話題です。台湾プロ野球は今日11日、北部・桃園市の桃園国際球場において、楽天モンキーズ対中信兄弟のカードで開幕します。台湾プロ野球では、前の年の台湾シリーズの優勝チームが、対戦チームを招き対戦するのが慣例となっており、前身のラミゴモンキーズをひきついだ楽天モンキーズの本拠地で、モンキーズと中信兄弟とが対戦することとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴うオリンピック最終予選の延期により、当初の開幕予定日3月14日から、2度延期されましたが、無観客試合という形ながら、ついに開幕の日を迎えたわけです。アメリカ、日本、韓国と世界各地のプロ野球リーグが開幕にこぎつけない中、世界に先駆けて開幕することとなります。
一部、地方自治体からは、無観客試合について、開幕日を遅らせても観客を入れて試合を行ったほうがもりあがるという意見も出されましたが、CPBLの呉志楊・コミッショナーは、「新型コロナウイルスの流行収束について楽観視しておらず、先延ばしにして結局無観客試合で行うよりも、早く行ったほうがいいこと」そして「記録はリーグ維持の基礎であり、安易にシーズンを中断させてしまったら、選手たちにとってそれは不公平になるからだ」と説明しました。
なお、感染拡大などによる政府の禁止令、あるいは選手、指導者、球団スタッフなど関係者に感染者が出た場合には休止をするということです。
待望の開幕戦の先発投手、ラミゴモンキーズを引き継いだ楽天モンキーズの第一戦は、アメリカ人の左腕、ライアン・カーペンター投手、一方の中信兄弟はエスミル・ロジャース投手といずれもアメリカ大リーグでプレー経験のある2人の投手に決まりました。
この試合の模様は、台湾プロ野球のネット配信「CPBLTV」でも視聴可能なほか、インターネット配信サービス「イレブンスポーツ」日本、そして楽天TVでも視聴可能ということです。開幕戦は無料ということですので、ご興味のある方は是非御覧ください。
(ジングル)
おしまいにバスケットボール、男子のセミプロリーグSBLの話題です。後期シーズンの優勝チームも決定しました。
先週のこのコーナーで、3日までの時点で、前期優勝の台湾ビールが9勝2敗でトップ、2位が8勝3敗の桃園璞園とお伝えしましたが、共に勝利した4日の翌日、5日の直接対決で台湾ビールが蒋淯安・選手の23得点の活躍で、主力外国人選手のチャールズ・ガルシア選手が衝突し出場停止となったこともあり、99-72で桃園璞園に大勝、後期シーズンの優勝マジック2が点灯しました。
そして迎えた9日、外国人1人で戦わざるを得なかった桃園璞園が台湾銀行に敗れ、台湾ビールのマジックが1となると、台湾ビールは最下位の高雄九太を78-69で下し、自力で後期シーズン優勝を決めました。
これで前後期を共に制した台湾ビールが1勝のアドバンテージをもってファイナルに出場することが決定しました。
なお、既に年間成績2位が決めていた桃園璞園に続き、10日、裕隆ラクスジェンの年間3位が決定、5月から行われる5試合3勝先勝制のプレーオフの勝者が、ファイナルでの台湾ビールと対戦します。まずはプレーオフが楽しみですね。
(編集:王淑卿)
By 駒田 英, Rti新型コロナウイルスの世界的な流行の中、世界各地では、競技を問わずほとんどの国際大会、国内リーグが延期ないし中止となっています。台湾でも毎日新たな感染者が確認されており、収束してはいません。しかし、政府、管轄部署の衛生福利部の先手先手の対策、啓蒙活動もあり、感染拡大をある程度抑え込んでいます。こうした中、無観客という形ではあるものの、各種スポーツの国内リーグが開催ないし、これから開催されようとしています。
今週の「スポーツオンライン」では、台湾の各種国内リーグの話題をご紹介いたしましょう。
まずは、サッカーの男女の国内最高峰リーグです。女子の最高峰リーグ「台湾ムーランフットボールリーグ」は今日11日、開幕します。「台湾ムーランフットボールリーグ」は6チームが台湾各地で、9月まで総当たり3回、各チーム15試合のレギュラーシーズンを戦ったのち、10月24日から「ムーランカップ」と呼ばれるトーナメントを実施、レギュラーシーズンの4位と5位、同3位と6位がまず対戦し、4位と5位の試合の勝者がレギュラーシーズン1位と、同3位と6位の試合の勝者が、レギュラーシーズン2位と対戦、さらにその試合の勝者同士が決勝で戦うというものです。
参加6チームの内訳は、3連覇中の台中ブルーホエールズ、昨年2位の花蓮、そして3位台北ブラボー、新北ホンユエン、高雄ヤンシン、桃園国際です。どのチームが台中を止められるかが見どころとなりそうです。
また、男子の最高峰のセミプロリーグ、今シーズンで4シーズン目となる台湾フットボールプレミアリーグ(TFPL)は明日12日に開幕、8チームが11月末まで、総当たり3回、各チーム21試合戦います。
8チームの内訳は、3連覇中の台北ダートン、3年連続2位の台湾電力、台湾で初めてAFC公認のプロチームとなったハンユエンFC、台湾鋼鉄、国立台湾体育運動大学、台中FUTURO、銘伝大学、そして台北レッドライオンズの各チームです。
今シーズンは多くのチームで選手の入れ替えが激しく、混戦になりそうです。特に連覇中の台北ダートンは、代表キーパーの潘文傑・選手と、昨シーズンのMVP、ハイチ出身のストライカー、マルク・フェネルス選手がいずれも台湾鋼鉄へ移籍、大きな戦力ダウンとなっており、4連覇の難度は高まっています。
なお、日本人選手では、ハンユエンFCには、シンガポールのアルビレックス新潟シンガポールを皮切りに東南アジア各国リーグでプレーしてきたミッドフィルダーの下野淳・選手が加盟したほか、台中FUTUROには、昨シーズンもプレーした元ザスパクサツ群馬の一柳 夢吾(いちやなぎ ゆうご)選手、小川圭佑(けいすけ)選手、藤原誠二選手らに加え、ベテランキーパーの東風淳選手、そして、若手ディフェンダーの山内恵太選手、上田航平選手の2選手が加盟、監督も、かつて2度に渡り中華民国台湾の男子代表チームを率いた今井敏明監督が指揮を執ります。
台湾サッカーの競争力アップの為にも、国内リーグの盛り上がりは重要です。今季は当面無観客試合ではありますが、将来のプロ化に向け、レベルの高い戦いが繰り広げられることを期待したいと思います。
(ジングル)
続いては、台湾プロ野球の話題です。台湾プロ野球は今日11日、北部・桃園市の桃園国際球場において、楽天モンキーズ対中信兄弟のカードで開幕します。台湾プロ野球では、前の年の台湾シリーズの優勝チームが、対戦チームを招き対戦するのが慣例となっており、前身のラミゴモンキーズをひきついだ楽天モンキーズの本拠地で、モンキーズと中信兄弟とが対戦することとなりました。
新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴うオリンピック最終予選の延期により、当初の開幕予定日3月14日から、2度延期されましたが、無観客試合という形ながら、ついに開幕の日を迎えたわけです。アメリカ、日本、韓国と世界各地のプロ野球リーグが開幕にこぎつけない中、世界に先駆けて開幕することとなります。
一部、地方自治体からは、無観客試合について、開幕日を遅らせても観客を入れて試合を行ったほうがもりあがるという意見も出されましたが、CPBLの呉志楊・コミッショナーは、「新型コロナウイルスの流行収束について楽観視しておらず、先延ばしにして結局無観客試合で行うよりも、早く行ったほうがいいこと」そして「記録はリーグ維持の基礎であり、安易にシーズンを中断させてしまったら、選手たちにとってそれは不公平になるからだ」と説明しました。
なお、感染拡大などによる政府の禁止令、あるいは選手、指導者、球団スタッフなど関係者に感染者が出た場合には休止をするということです。
待望の開幕戦の先発投手、ラミゴモンキーズを引き継いだ楽天モンキーズの第一戦は、アメリカ人の左腕、ライアン・カーペンター投手、一方の中信兄弟はエスミル・ロジャース投手といずれもアメリカ大リーグでプレー経験のある2人の投手に決まりました。
この試合の模様は、台湾プロ野球のネット配信「CPBLTV」でも視聴可能なほか、インターネット配信サービス「イレブンスポーツ」日本、そして楽天TVでも視聴可能ということです。開幕戦は無料ということですので、ご興味のある方は是非御覧ください。
(ジングル)
おしまいにバスケットボール、男子のセミプロリーグSBLの話題です。後期シーズンの優勝チームも決定しました。
先週のこのコーナーで、3日までの時点で、前期優勝の台湾ビールが9勝2敗でトップ、2位が8勝3敗の桃園璞園とお伝えしましたが、共に勝利した4日の翌日、5日の直接対決で台湾ビールが蒋淯安・選手の23得点の活躍で、主力外国人選手のチャールズ・ガルシア選手が衝突し出場停止となったこともあり、99-72で桃園璞園に大勝、後期シーズンの優勝マジック2が点灯しました。
そして迎えた9日、外国人1人で戦わざるを得なかった桃園璞園が台湾銀行に敗れ、台湾ビールのマジックが1となると、台湾ビールは最下位の高雄九太を78-69で下し、自力で後期シーズン優勝を決めました。
これで前後期を共に制した台湾ビールが1勝のアドバンテージをもってファイナルに出場することが決定しました。
なお、既に年間成績2位が決めていた桃園璞園に続き、10日、裕隆ラクスジェンの年間3位が決定、5月から行われる5試合3勝先勝制のプレーオフの勝者が、ファイナルでの台湾ビールと対戦します。まずはプレーオフが楽しみですね。
(編集:王淑卿)