脱字コミュニケーション

特権性の反省は無駄、しかし自覚する意義はある


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ずっと自分の中で煮詰まり続けていた悩みを打ち明けることができて非常にスッキリしました、いつになく饒舌に喋っています!(リ)


【トピック】

・特権性についての自覚は大事だが、「反省」は基本的に無意味

・「特権」は階級・人種・ジェンダー・健常性といった要素に大別することができるが、切り分けないとおかしな方向へ話が向かってしまう

・特権性が「ネット用語」に転用されていることがあらゆる問題の元凶なのでは?


【トーク内容】

初っ端から「無駄」宣言/特権性=マジョリティが無自覚に享受している優位性について/市川沙央が指摘した「読書文化のマチズモ」/それを知って『ハンチバック』を読んだ/社会福祉士であるにもかかわらず認識が甘かったことにリサフラ猛省/ミスドで視覚障害のある人を誘導したときの話/飲食店セルフ形式のハードル/『ハンチバック』に出てくる“弱者男性”/持てる者としての義務を果たした上で言われる嫌味/そういう視線を向けられたときにどう対処したら誠実だと言える?/“恵まれた人間”としての自覚と罪悪感を表明するのって意味あったっけ?/性格や読解力まで生まれ持った素質や環境の産物だと考えるとキリがなくなってくる/そして無限反省編へ…/いつから「特権」という言葉をよく見るようになったか/そもそも「特権」ってどこから生まれた言葉?/発端となったのはマルクスの階級論?/「特権」は階級・人種・ジェンダー・健常性といった要素に大別できる/これらをごちゃまぜにすると無理が生じる/Xが「反省会場」になりすぎている/星野源の新譜広告炎上問題/「都会人は地方やローカルを下に見ている」という指摘/特権性の指摘がレスバにおける切り札のようになっている/自分を守るためでしかない反省表明/ 「社会を良くするために自覚すべきもの」という前提/結局インターネットの問題?/真面目な人ほど損をする仕組みは間違い/自分の経験をベースに話すことの大切さ/ドナルド・トランプは原義的意味合いでのノブリス・オブリージュ実践者?/そもそもちゃんと研究されてるんだからインターネットでかじった知識だけで喋らない方がいい/OZROSAURUS『AREA AREA』は名曲


収録日:2025年6月8日


【出てきた固有名詞】

梅棹忠夫、『ハンチバック』、市川沙央、川崎バス闘争、藤谷千明、久世、マイケル・サンデル、ハッシュタグ・アクティヴィズム、マルクス、キング牧師、星野源、バーグハンバーグバーグ、オモコロ、ドナルド・トランプ、上野千鶴子、『サヨナラ、学校化社会』、OZROSAURUS、トラヴィス・スコット、BAD HOP、Ralph、Leon Fanourakis、ベイスターズ、NORIKIYO、OMSB、SIMI LAB、7、TOFU


【参考資料】

本編中で触れている藤谷さんのツイート

「読書文化のマチズモ」についての記事

OZROSAURUS『AREA AREA』

リサフラnote

【話者】

⁠もこみ⁠

⁠リサフランク⁠


【デザイン】

●アートワーク:⁠みうら⁠

●OP・BGM・ED:⁠林舜悟⁠


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脱字コミュニケーションBy もこみ/リサフランク