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「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。
【取り扱い書店】
本書は全国の書店でご購入いただけます。
※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。
また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
相田豊(著)『愛と孤独のフォルクローレ――ボリビア音楽家と生の人類学』(世界思想社)4950円(4500円+税)|2024年12月16日発売
絆やつながりを熱望してきた近年の日本社会、
レコード販売から体験やつながりの商品化へと舵を切った音楽産業、
人間関係の網の目を分析してきた文化人類学…。
社会・産業・学問などあらゆる領域でつながりが称揚されるなかで、
孤独を望む人、つながりを持ちたくても持てない人をどうとらえるべきなのか。
本書は、社会のさまざまな領域にある、つながりの礼賛から距離を置き、
フォルクローレ音楽家の孤独から「関係」とは何かを問い直します。
フォルクローレは、南米先住民の民俗楽器を用いたポピュラー音楽の一つで、
1970年代のボリビアで興隆し、その後定番化しました。
本の中には、演奏中、他の演奏者の音を聴くべきではないと主張するなど、
『百年の孤独』の登場人物にも通じるある種偏狭的な音楽家たちが登場します。
すぐ近くにいる人であっても、「同じ時間を生きていない」と
感じられることから生じる、ラテンアメリカの孤独は、
私たちの社会をどのように逆照射するのか。
1990年生まれの著者は、大学でフォルクローレにはまり、
サンポーニャという民俗楽器を演奏し、研究まですることになります。
問いを立てては先行文献を読み、フィールドワークし、問いを検証し、
「あれっ」と思っては、問いを立て直し、人々を観察し、話を聞き、思考を深める。
この繰り返しのプロセスは、一見研究者の地味な作業に思えますが、
実は七転び八起きのドラマでもあります。
本書は、そのドラマを軽やかな筆致で描いた学問エッセイの要素も備えており、
ガクモンの舞台裏に関心がある人にも楽しめる内容です。
【番組を気に入ってくださった方へ】
以下にて情報を発信しています。ぜひフォローや登録をお願いします。
・本チャンネルのX(旧Twitter)
https://x.com/book_channel_
・内沼のX(旧Twitter)
https://twitter.com/numabooks
・内沼のInstagram
https://www.instagram.com/numabooks/
・番組ニュースレター
(準備中)
・番組Discord
(準備中)
【出版社のみなさまへ】
紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『愛と孤独のフォルクローレ――ボリビア音楽家と生の人類学』
04:50 音楽家たちの「愛と孤独」
07:22 フィールドワークの醍醐味
11:05 「アネクドタ」で語られる言葉
16:44 「高み」に手が届いた瞬間
18:22 楽譜と普遍性
20:28 書き残すということ
21:43 『百年の孤独」をきっかけにラテンアメリカ文化に興味を持った人にも
【本日のゲスト】
相田豊/上智大学基盤教育センター特任助教
1990年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。専門は文化人類学、ラテンアメリカ地域研究。フェルナンド・ヒメネス氏にサンポーニャを師事。ディスコランディア社より自身のCDも発売中。
【本日のインタビュアー】
磯上竜也
大阪・本町にある本屋「toi books」店主。
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks
【クレジット】
配信日:2024年12月17日(火)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:樺沢孝彦
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。
「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。
【取り扱い書店】
本書は全国の書店でご購入いただけます。
※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。
また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。
本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)
https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03
キャンペーンコード:TBCUCNM
【書籍について】
相田豊(著)『愛と孤独のフォルクローレ――ボリビア音楽家と生の人類学』(世界思想社)4950円(4500円+税)|2024年12月16日発売
絆やつながりを熱望してきた近年の日本社会、
レコード販売から体験やつながりの商品化へと舵を切った音楽産業、
人間関係の網の目を分析してきた文化人類学…。
社会・産業・学問などあらゆる領域でつながりが称揚されるなかで、
孤独を望む人、つながりを持ちたくても持てない人をどうとらえるべきなのか。
本書は、社会のさまざまな領域にある、つながりの礼賛から距離を置き、
フォルクローレ音楽家の孤独から「関係」とは何かを問い直します。
フォルクローレは、南米先住民の民俗楽器を用いたポピュラー音楽の一つで、
1970年代のボリビアで興隆し、その後定番化しました。
本の中には、演奏中、他の演奏者の音を聴くべきではないと主張するなど、
『百年の孤独』の登場人物にも通じるある種偏狭的な音楽家たちが登場します。
すぐ近くにいる人であっても、「同じ時間を生きていない」と
感じられることから生じる、ラテンアメリカの孤独は、
私たちの社会をどのように逆照射するのか。
1990年生まれの著者は、大学でフォルクローレにはまり、
サンポーニャという民俗楽器を演奏し、研究まですることになります。
問いを立てては先行文献を読み、フィールドワークし、問いを検証し、
「あれっ」と思っては、問いを立て直し、人々を観察し、話を聞き、思考を深める。
この繰り返しのプロセスは、一見研究者の地味な作業に思えますが、
実は七転び八起きのドラマでもあります。
本書は、そのドラマを軽やかな筆致で描いた学問エッセイの要素も備えており、
ガクモンの舞台裏に関心がある人にも楽しめる内容です。
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https://www.instagram.com/numabooks/
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(準備中)
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(準備中)
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紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8
【動画の目次】
00:00 『愛と孤独のフォルクローレ――ボリビア音楽家と生の人類学』
04:50 音楽家たちの「愛と孤独」
07:22 フィールドワークの醍醐味
11:05 「アネクドタ」で語られる言葉
16:44 「高み」に手が届いた瞬間
18:22 楽譜と普遍性
20:28 書き残すということ
21:43 『百年の孤独」をきっかけにラテンアメリカ文化に興味を持った人にも
【本日のゲスト】
相田豊/上智大学基盤教育センター特任助教
1990年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。専門は文化人類学、ラテンアメリカ地域研究。フェルナンド・ヒメネス氏にサンポーニャを師事。ディスコランディア社より自身のCDも発売中。
【本日のインタビュアー】
磯上竜也
大阪・本町にある本屋「toi books」店主。
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks
【クレジット】
配信日:2024年12月17日(火)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:樺沢孝彦
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)
ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。