自己犠牲型の人間関係が美徳とされる生活で、所属の透明な鎖を壊してくれるのが、推し文化だと思っています。どのお仕事であっても繋がれるのが推し、どの年齢であっても繋がれるのが推し。推しという名刺交換で、容易くコミュニティ形成できることは、面白い経済圏だよなと思っています。鬼滅の刃とジョジョの奇妙な冒険を話題に出しながら、考えます。
■過去に推しの話をした回
https://open.spotify.com/episode/6NpuKzij6NYDHiiVO0zV2u?si=BCWPCznDRDC4s5sfZeN_gQ
私は色んな推しがあるので(人だけではない)、色んな推しに対する形があることが理解できますが、自分が嫌がることを推しに行っている姿を見ると、それは消費物としてみているのから良いのか?自分がいやなことを再生産してんじゃん…ともやもやしています。(特に3次元の愛)そもそもアイドル文化は疑似恋愛の提供なので、商業的には正しい反応だから良いのかもしれません。日常生活で得られない快楽を代替として消費できる、そのための推しなのかもしれませんが、欲求が肥大化すると恐ろしいことになるというニュースを見ると、推し経済圏を回すのも大変な作業なんだよなあと、一般的な消費者の私はぼんやりと眺めています。(めんどくせーやつ)
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ひねくれている大人が、他人と足並みを揃えるために生存戦略について考えたい番組。
人間関係と哲学。あなたの生きる活力のきっかけになりますように。
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