前回に引き続き質問シリーズ完結回です。 明間が考えた問いに対しての考えを、川田さんと安達さんに聞いて頂く会になりました。 「問い」には問題解決のためのものと、「前提を見直す」ためのものがあるのではというお話です。
前回の話から考えた事(明間)
前回の話では、本質的で具体的な質問こそいい質問だと話したが本当にそうだろうか私自身本質的で具体的な質問が好きで、そのような質問を良くする方だと思う多くの事はその議論で上手く進むと思う私自身その考え方で仕事を沢山解決に導いてきた自身はあるでも時として議論が行き詰まったり、周りの人の思考が止まってしまう瞬間に立ち会う事があるワークショップでもこの課題を感じていた例えば何か問題を解決するアイデアを発想する時に、具体的に「〇〇について考えてみましょう」とお題を出した場合、すぐ行き詰まるというのは良く経験する。行き詰まる時に良くある事としていいアイデアだけど自分にはできないな、、とか、いいアイデアだけどお金が足りないな、、とか、いいアイデアだけど時間が足りないな、、のような理想と現実のギャップが超えられないものの事が多い気がしている「〇〇について考えてみよう」というテーマが解決できない時に、別の事を考える事で同じ目的に到達できないかを考えなおす事が大切なのではないかいわゆる問題のリフレームというやつ例えば旅行で今回の旅行はどこに行こう?というテーマで話し合ってもなかなか結論が出ない本質的で具体的な問いをしている限り、「どんな旅館が好み?」とか「料理は和食?」とか「料金はやすい方がいい?」とかになる。その中で結論が出ない事があるとすれば、それはもしかして「旅行」に対して求めている事がそれぞれ違うのかもしれない本質的で抽象的な問いとして「旅行」とは何か?という問いで一度話すというのは良い気がする「非本質的で具体的な質問」にも偶発的な効果がある可能性はないか?