「 #今日発売の気になる新刊 」は、ブック・コーディネイターの内沼晋太郎が、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。
【取り扱い書店】
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【書籍について】
新居格(著)、荻原魚雷(編)『新居格 随筆集 散歩者の言葉』(虹霓社)
¥2,200(¥2,000+税)|2024年2月22日発売
戦後初の杉並区長として知られる新居格
随筆家としての名文を荻原魚雷が厳選
戦後初の公選杉並区長として知られる新居格(にい いたる)。著作リストが作れないほど多くの随筆や評論、批評を遺したものの、代表作と呼ばれるような作品もなく、『杉並区長日記』(弊社刊)と翻訳書(パール・バック『大地』等)を除いて新刊で読める本はありません。
アナキストを自称し、議論を嫌い、知識人や文化人と呼ばれることを恥じ、戦時中も市井の人々や日々の生活を大切に生きた新居。そんな新居と同じく、散歩と読書をこよなく愛する高円寺の文筆家・荻原魚雷が、時に弱音や愚痴をこぼす彼の随筆を厳選、今の時代に蘇らせました。
【本文表記:新漢字、旧かなづかい】
「注文に応じて書いてきたような短文は後世に残りにくい…没後もずっと読み継がれるような作家なんて、文学史の中でも一握りしかいない。だけど、一握りからこぼれた作家にも素晴らしい文章を書く人はいる。新居格もそのひとりであろう。」
(荻原魚雷・編者解説「高円寺の新居格」より)
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紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。
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【動画の目次】
00:00 『忘れられかけた存在を次の時代につないでいく』
05:23 新居格との出会い
08:16 継いでいかなければならない
13:13 どこまで直すか 補うか
【本日のゲスト】
古屋淳二/編集者
1972年、群馬県生まれ。東京で業界紙誌ライターなどを経て独立。東日本大地震と子ども誕生を機に東京を離れ、2017年からは静岡・朝霧高原にて家族5人で山暮らし。虹霓社名義での出版活動や私設図書室・虹ブックスを夫婦で運営。
【クレジット】
配信日:2024年2月22日(木)
ホスト:内沼晋太郎
動画編集:樺沢孝彦
制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)
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