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オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」
エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」
作詞作曲 楠元純一郎
編曲 山之内馨
内容摘要
<<20200505第2回(法令・判例の調べ方、読み方)>>
ゲスト 松尾欣治
1 法令の読み方
上位の法>下位の法
日本国憲法>それ以外の法
※日本国憲法に違反する法は効力を有しない。→裁判所による違憲判決・判例変更→立法上、削除。
特別法>一般法
※相対的な概念
商事特別法>商法典>民事特別法>民法典
憲法とはどんな法?
法の最高位
三つの柱
① 統治機構(国家機関の組織(国会・内閣・裁判所))
② 基本的人権(国家が国民に対して保障すべき権利)
③ 平和主義(憲法9条)
改正手続→衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成による発議と国民投票による国民の過半数の賛成が必要!
法律(国会の議決で制定される法)
命令(国家行政機関が制定する法規範で、内閣府令、省令、省の外局の委員会制定の規則)
条例・規則(地方公共団体の議会の議決で制定される条例、地方公共団体の長が定める規則)
条約(国家間の契約、内閣に締結権、国会の承認が必要)
法律不遡及の原則(新たに制定されたか、改正された法律は、その施行前に遡って適用されることはない。)
2 法令の読み方
法令検索システム(無料)
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0100/
日本法令の外国語訳(無料)
(必ずしも公定訳というわけではないが法務省が掲載しているので信頼がおける。)“The
translations contained in the Japanese Law Translation Database System are not official texts, and not all of the translations are finalized versions.”
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/
本則と附則
本則(法令の実質的規定)
附則(施行期日、有効期限、新旧法令の適用関係)
区分(編・章・節・款・目)
条文の構造
条(枝番もあり)・項・号(さらなる細分化→イ・ロ・ハ・ニ・・・→(1)・(2)・(3)・(4)・・・)
条=§(セクション)
項=ローマ数字
号=①、②、③・・・
前段・後段
前段・中段・後段
本文・ただし書
公布と施行
公布(官報に掲載され、国民が知りうる状態になること)
施行(法令が効力をもつようになること)
法令用語
場合・とき・時
仮定条件が二つある場合→ 場合>とき
時→ある時点、時刻を明確にする場合。
又は(または)・若しくは(もしくは)
又は>若しくは
(A若しくはB)又はC
※(刑§199)(殺人)
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
並びに(ならびに)・及び(および)
並びに>及び
(A、B及びC)並びにD
且つ(かつ)
動詞と動詞を接続する場合
形容詞と形容詞を接続する場合
見做す(みなす)・推定する
見做すは、反証を許さない。擬制する。
推定するは、事実を一応そのように決めるだけで、真実がそれと異なることを主張・立証できれば、すなわち、反証があれば覆される。
準用・適用
準用は、本来その規定が対象とする事項と類似はしているが異なる事項について、修正を加えてあてはめる場合。
適用は、ある法令の規定を、特定の時期や特定の人・事項・地域に実際にあてはめる場合。
3 判例の調べ方、読み方
判例検索システム(無料)
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1
判例=最高裁判所判決
裁判例=下級審裁判所判決
オープニングソング「水魚の交わり(魚水情)」
エンディングソング「バイオバイオバイオ(遺伝子の舟)」
作詞作曲 楠元純一郎
編曲 山之内馨
内容摘要
<<20200505第2回(法令・判例の調べ方、読み方)>>
ゲスト 松尾欣治
1 法令の読み方
上位の法>下位の法
日本国憲法>それ以外の法
※日本国憲法に違反する法は効力を有しない。→裁判所による違憲判決・判例変更→立法上、削除。
特別法>一般法
※相対的な概念
商事特別法>商法典>民事特別法>民法典
憲法とはどんな法?
法の最高位
三つの柱
① 統治機構(国家機関の組織(国会・内閣・裁判所))
② 基本的人権(国家が国民に対して保障すべき権利)
③ 平和主義(憲法9条)
改正手続→衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成による発議と国民投票による国民の過半数の賛成が必要!
法律(国会の議決で制定される法)
命令(国家行政機関が制定する法規範で、内閣府令、省令、省の外局の委員会制定の規則)
条例・規則(地方公共団体の議会の議決で制定される条例、地方公共団体の長が定める規則)
条約(国家間の契約、内閣に締結権、国会の承認が必要)
法律不遡及の原則(新たに制定されたか、改正された法律は、その施行前に遡って適用されることはない。)
2 法令の読み方
法令検索システム(無料)
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0100/
日本法令の外国語訳(無料)
(必ずしも公定訳というわけではないが法務省が掲載しているので信頼がおける。)“The
translations contained in the Japanese Law Translation Database System are not official texts, and not all of the translations are finalized versions.”
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/
本則と附則
本則(法令の実質的規定)
附則(施行期日、有効期限、新旧法令の適用関係)
区分(編・章・節・款・目)
条文の構造
条(枝番もあり)・項・号(さらなる細分化→イ・ロ・ハ・ニ・・・→(1)・(2)・(3)・(4)・・・)
条=§(セクション)
項=ローマ数字
号=①、②、③・・・
前段・後段
前段・中段・後段
本文・ただし書
公布と施行
公布(官報に掲載され、国民が知りうる状態になること)
施行(法令が効力をもつようになること)
法令用語
場合・とき・時
仮定条件が二つある場合→ 場合>とき
時→ある時点、時刻を明確にする場合。
又は(または)・若しくは(もしくは)
又は>若しくは
(A若しくはB)又はC
※(刑§199)(殺人)
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
並びに(ならびに)・及び(および)
並びに>及び
(A、B及びC)並びにD
且つ(かつ)
動詞と動詞を接続する場合
形容詞と形容詞を接続する場合
見做す(みなす)・推定する
見做すは、反証を許さない。擬制する。
推定するは、事実を一応そのように決めるだけで、真実がそれと異なることを主張・立証できれば、すなわち、反証があれば覆される。
準用・適用
準用は、本来その規定が対象とする事項と類似はしているが異なる事項について、修正を加えてあてはめる場合。
適用は、ある法令の規定を、特定の時期や特定の人・事項・地域に実際にあてはめる場合。
3 判例の調べ方、読み方
判例検索システム(無料)
https://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1
判例=最高裁判所判決
裁判例=下級審裁判所判決