いろいろ大変なこと、不安なこともありますが、未来は良くなると思うんです。 若い世代はテクノロジーをよく使いこなしてますし、その正しい使い方を学ぶ取り組みすら行なわれている段階に至ってますよね。 情報が溢れる世の中になりましたので、色々な立場の意見や情報から、イデオロギーに縛られずに、自分の考えをまとめることが出来る環境が昔よりはるかに整ってますよね。 新しい技術が次々に生まれてくる時代なので、常にそれについていこうと努力することは大切ですが、若い間はそれを自然とできますよね。いつまでも追いかけ続けられるように私も頑張りたいものです。そんな世の中だからやはり最近は思いやりが失われてうんぬんかんぬん・・・とか、なんでもすぐ調べられるなんて甘ーい、「これだから最近の若者はダメだ」とか言いたくなる人もいるかもしれませんね。 何か言って叱咤激励したい気持ちも彼らの言いたいこともわかります。 でもなんでもすぐ調べられるのは自発性を助ける素晴らしい環境じゃないですか。 それにテクノロジーについていけてない脳の方こそよく考えてみれば「ゆとり状態」です。 でもそれは悪いことではないんですよ、覚えてるものの種類が人それぞれ違うだけですからね。 それよりも昨今の数多くのトップ企業の不祥事を見てくださいよ。 もはやご立派な大人の社会は若者に対して倫理観をも指摘できる器ではなさそうですよね。 むしろ若者達が上の世代を観察して、こう思ってますよ。「これだからあの頃の若者はダメだ」ってね。 でも大抵は面と向かってそれは言わない。 私が言いたいのは、若者は大人達よりもはるかに器が大きい、そして比較的優秀だ、つまり未来ははるかに明るいということです。 だから、お年を召された老舗企業の取締役さん方や作曲家の大先生方はそろそろ若者に重要な仕事を譲って、さらには、もし倫理観があるならば（あると期待はしてないですが）若者のアシスタントやお茶汲みやコピー係でもなされてはいかがでしょうか。 もしそうなったらなんて誇らしく尊敬すべき姿でしょう！こんな感じで世代間対立を煽るつもりはなかったのですが、テーマ「未来」ではこのようなポリシーのもと、身も心もとても穏やかで素直で爽やかな精神で、明るい曲を目指してみました。安心してください。言うまでもなく未来は今よりもずっと明るいんですよ。そしてそれはどの世代にとっても喜ばしいことですよね。