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文章を書いて誰かに読んでもらうことは、乗り越えたものや背負っている荷物を見せ合うこと——『記憶を食む』著者・僕のマリさん インタビュー


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「 #今日発売の気になる新刊 」は、年間7万点も発売される新刊の中から、気になる一冊を選び、平日ほぼ毎日紹介していく番組です。本にまつわるあらゆることを扱う「 #本チャンネル」の看板コンテンツです。本は出会ったときが新刊ですので、ぜひアーカイブも合わせてお楽しみください。

【取り扱い書店】

本書は、本屋lighthouse、全国の書店でご購入いただけます。

※オンラインでお買い求めの際は、ぜひバリューブックス販売サイトをご利用ください。

また、以下のキャンペーンコードを入力いただくと、20%がポイント還元され、番組ステッカーもついてきます。

本チャンネル書店(バリューブックス/オンライン)

https://www.valuebooks.jp/shelf-items/folder/8865700768ccf03キャンペーンコード:TBCUCNM

【書籍について】

僕のマリ(著)『記憶を食む』(カンゼン)

1760円(1600円+税)|2024年11月6日発売

気鋭の文筆家・僕のマリが挑む、

「食」と「記憶」を繋げる珠玉のエッセイ。

思い出すことのかたわらにはいつも、食べものがあった。

大切な記憶も、ちょっとした記憶も、食むように紡いでいく。

noteの好評連載に書き下ろしを加えて待望の書籍化

全編書き下ろしの「自炊ときどき外食日記」も収録

長い間忘れていたことを突然思い出すと、狂おしい気持ちになる。

頭のなかで突風が吹いたような、満潮の海が荒れるような、

スノードームをひっくり返したような、

そんな風に全身の細胞が泡立つのを感じる。

頭で覚えていないようなことでも、

匂いや音で急に記憶の蓋がこじ開けられることもある。

忘れて、思い出して、また忘れて、そんなふうにあと何十年も

自分の内面と向き合っていくことになるのだ。

(本文より)

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【出版社のみなさまへ】

紹介する本は、主にJPROの情報から1ヶ月ほど前に選んでいますが、情報が十分でないと感じています。よろしければぜひ、より早い段階で新刊情報をお寄せください。

https://forms.gle/B7nnBkX5MbfAmM7J8

【動画の目次】

00:00 『記憶を食む』

06:11 「食」と「記憶」を繋げるエッセイ

13:42 本作は深夜ラジオ?

16:43 解決しなくたって楽になることはたくさんある

20:31 料理をしない人、食べ物が興味ない人にも

【本日のゲスト】

僕のマリ/文筆家

1992年生まれ、福岡県出身。文筆家。2018年頃から執筆活動を開始し、2021年『常識のない喫茶店』(柏書房)を刊行。 ほかの著書に『書きたい生活』(柏書房)『いかれた慕情』(百万年書房)など。自費出版の日記集も作り続けている。

【本日のインタビュアー】

関口竜平/本屋lighthouse店主

1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)修了ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。著書『ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所』(大月書店)など。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。

https://books-lighthouse.com/

【クレジット】

配信日:2024年11月6日(水) 

ホスト:内沼晋太郎

動画編集:樺沢孝彦

制作スタッフ:西尾清香、神谷周作、生江秀(バリューブックス)

ご連絡、ご依頼はメールにてお願いします。


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