奇麗に生まれ変わった西梅田の地下街から地上に上がった文珍さんは、阪神百貨店の前で「あゝ、ここに（ラジオの）サテライトスタジオがあったなぁ。」60年代の後半から70年代にかけて、在阪のテレビ＆ラジオ局は梅田の繁華街にこぞって放送風景を一般に公開しているスタジオを設けていました。文珍さんや小佐田さんも、十代の頃には憧れのタレントさんの放送風景を一目見たいと、各局のサテライトスタジオに足を運んでいたそうです。やがて、プロの噺家としてサテライトスタジオに出演する側になった文珍さんは・・・シニア世代のラジオリスナーにとっては特に懐かしい、往年の公開番組の光景がお二人のトークから次々に飛び出します。

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