拙作「World Wide Grid」に続くWorld Wideシリーズの第2弾です。前回がグリッドという平面的な捉え方をしたのに対して今回はもう少し多次元的なアプローチを試みようといいますかはい、気まぐれに何となくWorld Wideな気分な時に続く感じのシリーズです。すいません。さて今回のテーマは古代ということですが、当時の世界の捉え方って今よりもずっと広いような気がするんですよね。というより現代の情報伝達スピードや個々人が知覚できる範囲が異常だともいえます。地球そのものの大きさは変わらないにも関わらず、感じ方として広くなったり狭くなったりというのはそういうことです。どっちが良いか悪いかっていう話に落としこむのも違う気がするしどちらがより人間らしいかっていう話も違うような気がするんですよね。(人間らしさの基準なんてのも移ろいやすいというかその時代によりますからね)なんて詮無いことを考えながらも人の手の届く範囲っていうはずっと変わってないんだなと思うと実際のところ大した違いも無いのかななんて思ったり。