雄牛とカエル
牛が葦の茂った水たまりに水を飲みに来た所、そこにいた小さいカエルを踏み潰してしまいました
年寄りのカエルが、小さいカエルが見当たらないので皆に尋ねました
「小さいカエルはどこへ行ったのかい?」
すると、他のカエルたちは言いました
「ちいさなカエルは大きな化け物の足に踏み潰されてしまいました」
それを聞いて年寄りのカエルはカラダを膨らませて言いました
「大きいっていうのはこれくらいかい?」
すると、他のカエルたちが、
「いやいや、もっともっとぜんぜん大きかったよ」
「それじゃあこれくらいかい?」
「いや、もっともっとおおきかったよ」
「これくらいかい」
「まだまだ」
「これは?」
とふくらました途端に年寄りのかえるは破裂してしまいましたとさ。
この話の教訓
無理はほどほどに