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2025年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。
0:38
西の空には夏の大三角、天頂付近には秋の四辺形が見つかります。11月下旬の21時頃になると夏の大三角が西の空低くなりますが、反対東の空には冬の星座が広がり、冬の大三角も昇ってきます。東西がよく開けたところだと、この両方をいっぺんに見ることもできるかもしれません。
4:48
太陽系の第7惑星・天王星が、おうし座のすばるの近くで衝を迎えます。明るさは6等級、1781年に発見された惑星です。地球の直径の4倍ほどある氷惑星に分類される天体で、自転軸が98度ほど傾いているので、横倒しに回っていると表現されます。秋の四辺形から目をおろしたところにある第6惑星・土星の近くには第8惑星・海王星、西の空のやぎ座にはかつての第9惑星・冥王星もあります。
天王星ウラヌス、海王星ネプチューン、冥王星プルートにちなみ、元素表の下のほうにウラン、ネプツニウム、プルトニウムの名前が付けられた元素が並んでいます。地球を意味する言葉から名付けられたテルルの上には、月の女神の名がつけられたセレンも。天文学と化学の面白いつながりを思いながら空を眺めてみては。
プラネタリウム一夜語
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#季節の星空の目印#天王星#天文学と化学
By 一夜語(ひとよがたり)2025年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。
0:38
西の空には夏の大三角、天頂付近には秋の四辺形が見つかります。11月下旬の21時頃になると夏の大三角が西の空低くなりますが、反対東の空には冬の星座が広がり、冬の大三角も昇ってきます。東西がよく開けたところだと、この両方をいっぺんに見ることもできるかもしれません。
4:48
太陽系の第7惑星・天王星が、おうし座のすばるの近くで衝を迎えます。明るさは6等級、1781年に発見された惑星です。地球の直径の4倍ほどある氷惑星に分類される天体で、自転軸が98度ほど傾いているので、横倒しに回っていると表現されます。秋の四辺形から目をおろしたところにある第6惑星・土星の近くには第8惑星・海王星、西の空のやぎ座にはかつての第9惑星・冥王星もあります。
天王星ウラヌス、海王星ネプチューン、冥王星プルートにちなみ、元素表の下のほうにウラン、ネプツニウム、プルトニウムの名前が付けられた元素が並んでいます。地球を意味する言葉から名付けられたテルルの上には、月の女神の名がつけられたセレンも。天文学と化学の面白いつながりを思いながら空を眺めてみては。
プラネタリウム一夜語
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#季節の星空の目印#天王星#天文学と化学