ラジオジ・映画批評シネオジ

映画批評シネオジ・『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』をエヴァ世代のオジサンが語る!(後編・ネタバレ有り)


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後編!エヴァの複雑な専門用語や謎解きは一切ナシ!「エヴァ」が放送された90年代をキーワードに、が時代に与えた影響や、社会・日本人のメンタリティーなどを思想する回です!

「NHK 『ニッポン戦後 サブカルチャー史』から紐解く90年代とエヴァンゲリオン」

「速水 健朗の1995年 (ちくま新書)」

「94年と97年の消費増税で、急速に不景気になった90年代と、氷河期世代」

「人との接触や摩擦を避けるようになってきた時代」

「Windows95発売の、1995年のインターネット元年、普段表に出にくい感情が見えてきた社会」

「『死』が見えにくい社会になってきた時代」

「アスカのシンジに対して、「どうせ生きるのが嫌だけど死ぬのも怖いから何もしてないだけ」というセリフ」

「オウムや阪神淡路大震災など、不穏な時代だった」

「今まで表に出てこなかった主人公像が出てきた時代(碇シンジ)」

「アニメが好き、公言出来るようになった今」

「死の恐怖が遠く、実存が見えにくい日本人だからこそ、コロナ恐怖に慌てふためく」

「客層が若い人が少ない?アダルト・チルドレン」

「大人になっても、大人として承認されない氷河期世代がエヴァンゲリオンに再訪」

「ビジネス化したエヴァンゲリオン」

「エヴァンゲリオンと距離をおいた人々」

「哲学が心理学や思想に対して興味を持ったきっかけ」

「エヴァンゲリオンとサンプリング文化」

「碇ゲンドウの過去(動機)に対して、フィーチャーしたのが良かった」

「『君はいい子』で描かれる児童虐待の連鎖と、碇ゲンドウの愛情が受けたことがないから、自分の子供に対してどう接するのかわからない」

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ラジオジ・映画批評シネオジBy ラジオジ